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ぬいぐるみの罪悪感

昨日、お散歩していたらゴミ捨て場にぬいぐるみがありました。


どういう事情で捨てられたの分かりませんが、ぬいぐるみってどうしてもかわいそうに感じちゃいますよね。


やっぱり顔が付いているのが罪悪感を増しますね。


トイストーリーで育ってきた世代だから余計、罪悪感を感じます。


ぬいぐるみに、おもちゃに心があるように感じてしまうんですね。


それにしてもトイストーリーってピクサー映画だからアメリカですよね。この感情って全世界共通なんでしょうね。


そういえば、3点あれば顔に見える現象ありましたよね?コンセントの穴が顔に見える奴です。知っていますか?ちょっと調べてみますね。


「シミュラクラ現象」っていうみたいです。


人間の視覚には、もともと3つの視点が集まった形を顔と認識する本能が備わっています。シミュラクラ現象とは、人間に備わった外敵と察知する防衛本能のことです。珍樹は動物や人間など正面から見た顔の形に見立てることが基本形です。樹木に節や模様など、目や口となる逆三角形の3点を見つけ、その部分を撮影すればたいてい顔に見えます。車のライトが目で、ナンバープレートが口に見える錯覚も同じことです。左右のライトと下に付けられたナンバープレートが逆三角形の3点となり、顔のように見えるということです。

公園文化WEBより


ぬいぐるみがぞんざいな扱いを受けていることに罪悪感を感じるのはこのシミュラクラ現象からくる本能のせいなのでは?


そういえば昔、トヨタ自動車の豊田章男会長がこんな事を言っていましたね。

工業製品で頭に「愛」が付くのは「愛車」だけです…


この言葉にはいろいろな思いが込められているはずです。ですがやっぱり、車が人の顔みたいに見える点で他の工業製品よりも「愛」が強まったのかもしれませんね。


本能で罪悪感や愛おしさを無機物に感じてしまうだけだ!と言ってしまうと味がないですよね。この感情は欠点ともいえるかもしれませんがそれを踏まえた上で楽しんで、大切にして生きていきましょうかね。