ポジションを覚える (9月ピアノレッスン)
・譜読み
・拍の長さを楽譜に書いてある通り、忠実に弾く
これが今の私の練習課題です。
教本を弾きながら、自分の中でカウントのテンポがゆっくりになってしまうから注意することと、五線譜のどこの線の上か、線と線の間に音符があって、それが何の音かを覚えるようになる練習を習いました。
譜面の音のポジションを決めて、迷わずに読む練習が難しいです。
まだまだ譜読みに時間がかかっています。
今月も、ピアノレッスンに行って、練習曲もたくさんミスしてきました。
ミスしにレッスンに行ってるような…
練習も毎日ちょっとずつやって行ったのに、ポロポロとつかえていくので、出来てない所が先生の前では、何もかもがあらわになります。(たはは)
冷や汗をかきながら曲を弾くのですが、ここぴ先生は私に恥をかかせない指導をしてくれるのが感謝です。
有り難いなあ、と心底思います。
私のような、ゆっくりな進み方とあまり弾けない生徒のことを理解してくれる指導的立場の人って他に今まで出会ってこなかったように思います。
いつも「練習をもっとしなさい」「努力しなさい」って圧をかけてこられて、弾けないのは私の努力や練習不足だと言われることが多かった記憶があります。
でも、「アユミさんはこういう所でミスしやすいから、ここを気をつけて自宅で練習をしてね」って先生は具体的に言ってくれるのです。初心者はどこをどう練習をしたら良いのか分かるから、すごく安心します。
ここぴ先生は私の実力やピアノ練習する目的などを良く理解して下さっているので、
練習を沢山しなさいとも仰らないし、わずかな進歩を見つけてフィードバックしてくれます。
今までのミスは分からないことが分からなくて混乱して弾けなかったけれど、最近のミスは何を間違えたか、何が出来ないかが分かっている所が、これまでのミスとは違っているところもここぴ先生は「進歩してますよ」と仰って下さる。
ここぴ先生が私がミスをしやすい所を知っていてくれるので、「ここの所注意して」
「こうゆう練習をするのも、方法のひとつだよ」と指導してくれます。
レッスン中に教わったことを忘れないようにと思うけど、脳の記憶が先生の仰ったことを全部覚えられないのが、中年のピアノレッスンの苦しいところ。
前回から弾いている練習曲については、私が吹奏楽でフルートを吹いていたことを覚えてくれていてくれて、今回はとってもユニークな指導をしてくれました。
「右手のメロディはフルートの演奏をイメージして。左手は何かフルート以外の他の楽器を演奏するイメージして、右手と左手を真ん中の自分が指揮者になってタクトを振るイメージでピアノを弾いてみて」
パアっと吹奏楽部の思い出が一気に蘇ります。
西日が差し込んで午後はみんな眠くなってしまう音楽室。
いろんな楽器の音が混ざる練習時間。
グリスの匂い。
フルート以外の楽器と言われて、ユーフォニウムという金管楽器と、ユーフォ担当のユキエちゃんという子も思い出しました。頭の中で、ユキエちゃんが低音を吹いて、私がメロディを吹いて合わせてるイメージが表れてきます。
両方の音を聞いてタクトを振るイメージも重ね合わせてピアノを弾くと、演奏の音色が違ってくるから面白いです。
1人で3役も楽しい。
最後に「いとしのボニー」を先生と連弾しました。
先生の演奏を聞きながら、海の波が次々と押し寄せてくるイメージが浮噛んできて、イメージの波にさらわれて潮流に乗って何処かに流されてしまいそうになります。
音によってイメージが伝わるのか、先生のイメージが音の表現に豊かに再現するのかは分からないけど、イメージって音楽には欠かせないとっても大事な要素んだなあと実感しました。
曲をイメージして弾いていけるように、譜読みの力をつけていきたいと思います。