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椿皿。お正月の準備始めました。雅な器で格をあげる。
最近、漆器がとても気になります。
海外のものでも、日本のものでも、お気に入りの「器」で食べると、お料理が映えるだけじゃなく、触れた感じや、つくる過程、食べる過程の気持ちをゆっくり味わえます。
お買い物に行ったら、クリスマスを通り越して、お正月のものが気になって、小物を買ってきました。
前から気になっていた椿皿も買いました。古代朱(こだいしゅ)の椿皿。
おせちを取り分けてもいいし、お菓子をのせてもいいし。いろいろ使えそう。
「雅」な感じがいいです。
なにをのせても、のせるものの「格」を何段にもあげてくれそう。
椿皿とは。
低い高台のある漆のお皿のこと。横からみると椿の花に見えることから椿皿といわれるという説があります。
わたしが横からみても椿にはみえないのですが、醸し出す雰囲気はたしかに「椿」です。古代朱という落ち着いた朱色も、実際の椿の色とは違いますが、色合いが放つ世界は「椿」です。
漆はつくる工程が多いからでしょうか。割れるわけではないのに、陶器よりもさらに、そっとそっと丁寧に扱いたくなります。職人さんが丹精尽くしてつくった作品の「時間」と「美」が伝わってきます。
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