文豪ストレイドッグス
風の噂で聞いたことがある。
各地で文豪ストレイドッグスの大博覧会が開催されていると。
あまり漫画を読まない私が第1巻からずっと追いかけ続けている『文スト』。
何がきっかけだったのか最早覚えていない。
もちろんアニメも全て観ている。
ついでに『舞台文豪ストレイドッグス 三社鼎立』も観劇したことがある。
推しは、2次元でも2.5次元でも芥川である。
橋本祥平さんの全力の芥川に毎度圧倒される。
他の役者さんについても書きたいが、長くなるのでまた別で書く予定である。
大博覧会第二幕が、前々から気になっていた角川武蔵野ミュージアムで開催されることを知り、参加を決めた。
私は、同じく芥川を推している樋口になった心持ちで、ポートマフィア風の黒のワンピースにヒールを履き向かった。もちろん髪型はお団子である。
会場入口には大きな大博覧会のポスターが!
人虎...と芥川先輩〜✨
落ち着け〜落ち着け〜!
ボイスドラマをもちろん聴きながら入場する。
1人で来ていたと思いきや、そうか、私は探偵社と見学に来ていたのか。そこに芥川先輩がっ...(略)
アニメの原画、ストーリーやキャラクターの解説、武装探偵社を再現したスペースなど、盛りだくさんだった。
ネタバレ回避ルート、私は行かなかったけど、そんなルートを作ってくれる企画さん側の気遣いが素晴らしい。
朝霧カフカ先生のキャラクター解説をひたすら読み、ひたすら共感したり、頭の中のイメージを言葉にしてもらえたようで嬉しく思った。
作品のモデルとなった文豪一人一人の解説もあった。インドアオタクの知識が広がる貴重な空間である。とても面白かった。
無事第二幕を終え、人虎にはあたたかい言葉をかけてもらって、私もすっかり武装探偵社の一員...いや、私は芥川先輩を追いかけねば!!(桜のランダムアクスタと芥川先輩の異能栞を購入)
気持ちが昂ってしまった私は、ポートマフィアのボスに挨拶して帰るべきだろうと思い、同じ期間に開催されていた、観潮楼跡に作られた森鴎外記念館の『鴎外と食』の展示を観に行った。
なんて充実した1日なんだ。
ヒールで足はボロボロだけど、、、
芥川先輩や探偵社の勇姿、しかと見届け、森医師の知識も深められた。
アクスタを開けたら芥川先輩が妖精のように桜と舞っていて、また会いに行きますと誓う私であった。
「何もできませんよ、でも何もしないなんて私には無理です」という名言を吐き捨て駆け出した樋口を見習って、家から武蔵野の地まで駆け出してよかったと心から思った。