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ねぇ、退屈じゃない?

今年は一度雨が降り出すと、何日も降り続くことが多いですね。

あまり気軽に出掛けられるご時世でもないので、かえって良いかもしれませんが、一昔前と比べると明らかに気候が変わったなと思います。近年、その雨が度を越していて、世界中で水害が起こったりもしていますよね。

感染症パンデミックに自然災害。

まずは自分の身近にいる方々と助け合いながら乗り越えていける方法をひとつひとつ考えていくことが大事だなと思っています。

さて、

少し前にちらりと書かせて頂いたんですが、私は今年の始めから英語の勉強を始めています。

YouTubeや英語学習アプリなどを使っての独学ですが、地道に続けています。とりあえずの目標は英語でコミュニケーションが取れるようになることなので、まずは話し言葉に特化した勉強をしています。日本語もそうですが、日常の会話では難しい単語を使うことはほとんどなく、中学の時に習った英単語ぐらいで十分なんですよね。

ただ、よく使う言い回しや定型文のようなものがあって、それらに、友達同士では硬過ぎる言い方とか、間違ってはいないけどちょっと失礼に聞こえてしまう言い方など、それぞれに性格みたいなものがあって、その感覚を身に付けるのが難しいところかもしれません。

こういうのって、ほぼ体で覚えるような話なので、本当は留学などをして英語圏の国の中でたくさん失敗をしながら覚えるのがいいんでしょうね。

でも、そんな独学の勉強の中でも、やはり言葉は生き物だなと感じるような表現も多くあって、興味深くて楽しいんです。

例えば、こんな表現、

Now or never →やるしかないよ

What’s your guilty pleasure? →どうしてもやめられない好きなことはなに?

面白くないですか?

特に“guilty pleasure”なんて、直訳すると『罪深い喜び』ですよ。例文では、この問いに対して“I love chocolate.”と答えていましたが、私は頭の中で“Beer!”と叫んでいました(笑)。

とにかく、新しいことを知ることや学ぶことは刺激的ですし、自分の中に小さな新しい夢が生まれたりもして、とても気分をポジティブにしてくれます。海外からの旅行者の方々に日本の歴史や文化を紹介する、とても楽しくてファンキーなガイドさん!(笑)なんていいかもなぁ、なんて想像したりしています。

楽しい!

私は、楽しそうだなと思ったら、とりあえず手を付けてみて体験してみるのが好きなんです。それだけでも少し見える世界が変わったりしますから。

そして、このことは、日常の中でどういう情報を得るかということにおいても私に気付きを与えてくれました。

日々の暮らしの中で、そつなく生きていると、入ってくる情報は今自分が所属している学校や会社、または住んでいる地元の社会などのコミュニティに左右されますよね。別にそれが良くないと言っているわけではないですよ。普通です。多くの方がそうだと思います。でも、入ってくる情報だけではなく、そこに自分で積極的に取りに行った情報を加えれば、見える世界が広がると思うんです。

そして、それは、好奇心の赴くまま手を付けてみるような「遊び」の力を借りれば、自然とできると思うんです。

遊びを真剣にやると、今まで知らなかった情報を積極的に取りに行く癖がついてきて、新しい知識が自然と身に付いて、やがて芋づる式に繋がり、『あれ?これはここに活かせるんじゃないか?』なんてことがあるんです。

遊びは、最高のトライ&エラーの場だと思いませんか?

私は今55歳ですが、最近、同世代の友人達の中にも『もういい加減いい歳だし』とか『あとは穏やかに暮らしたい』とか、そういう言葉を口にする者もいます。そりゃ、彼らは、私とは比べものにはならないぐらい、とても多忙な30~40代を送って来て世の中に貢献したんだと思います。だから、もちろんそれも良いとは思います。

でも、先日、ちょっとショックなことがありました。今は、様々な職種で仕事をしている古い仲間達が集まるLINEグループの中で、何気なく私が、日本の長引くデフレ傾向には何が有効なんだろうね、というような話題を振った時に、『そんなに世の中変えたいなら、こんなところでしゃべってても変わらないだろ。立候補でもすれば?』と言った友人がいたんです。

彼を非難する気持ちはないですよ。でも、彼は、世の中を変えるのは「政治家の仕事」と思っていて、自分には関係がないと思っているんだと感じたんです。それが少しショックだったんです。

私は、政治の力は未来を創るものではなく、後発的に必要なルールを作っていく機関だと捉えているんです。国というのは、とてもとても大きなコミュニティです。国民みんなが納得のいくルールを作っていくのにはやはり時間が掛かります。

だから、先駆的により良い未来を創るのは私達国民の仕事だと思うんです。

そして、その後、国がルールを整備する。

彼は、国がルールを作ってから、それに従っていくんでしょう。別に間違ってはいません。

良い悪いではなく、現在私と彼が取得している情報の違いなんだろうなと思うんです。

ただ、少し思うのは、

変化の目まぐるしい現代、時代の変化を敏感に感じ取って、積極的に自分をアップデートしていかないと、

近い未来に時代のお荷物になるかも…

とは思います。


なんか難しい話になってしまいました(^_^;)

ただ、こういう同世代の友人達にこれだけは言いたいんです。

大きい病気や事故などが無ければ、おそらく、あと20年は生きるよね?

だとすれば、

ねぇ、退屈じゃない?

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