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土曜の夕方に思うこと

家族3人で行った久しぶりの北海道旅行。

観光を楽しむ合間で、観光目的ではなく訪れた場所がひとつありました。

それは北海道の北広島市。家内が生まれ育った場所です。

実は昨年、この北広島市で大きな変化がありました。

プロ野球チームの北海道日本ハムファイターズの新しいホームグラウンド「エスコンフィールドHOKKAIDO」ができ、それを含む「北海道ボールパークFビレッジ」という大きな施設ができたのです。そこにはキッズパークなどのレジャー施設やグランピングサイト、レストラン、宿泊施設、さらにマンションがあり、ひとつの街が生まれたようだと話題になっていました。

なので、ちょっと見に行ってみようと足を延ばしてみたのです。

旅行初日の土曜日の夕方頃、目的の場所に近づくにつれ、まず目に付いたのは人の多さ。よく見ると野球のユニフォームを着た人がチラホラいます。
そうです、ちょうど日本ハムファイターズのデイゲームがあり、球場から出て来た観客の人達で溢れかえっていたのです。

これだけでも記憶にある北広島とは大きく違っていて強い違和感がありました。
やがて見えて来た巨大な建物。
北海道ボールパークFビレッジは、なんと家内が通っていた高校のすぐ隣でした。

家内が通学にいつも通っていたという道は大きく拡張され、「ボールパーク通り」という新しい名前が付けられていました。

車は渋滞していて、歩道も人で渋滞。

最初は『わあ!すごい!』と声を上げていましたが、やがて家内が『なんか淋しくなってきた…』と。私達は車を降りずに、そのままその場を去りました。


1週間後の土曜日。この日は家内も娘も仕事です。そんな時はいつも私が夕飯を作るのですが、早めにシャワーを浴びてビールを飲みながら夕飯のメニューを考えていました。私はこの時間が結構好きなんです。

そして、北広島のことを思い出していました。

思えば、私の故郷である奈良も大きく観光化が進み、今や私の記憶にある奈良の街とは大きく違っています。

故郷が発展していくのは喜ばしいことで嬉しい気もするのですが、同時に淋しさもあって、なんか複雑な気持ちになりますよね。

街が経済発展すれば、街が潤い、そこに暮らす人達の生活も豊かになるのだろうとは思うのですが、小国の経済規模を軽く上回るような経済発展をしている大都市東京に暮らす私は、家内と娘の帰りを待ちながらビールを飲んで、夕食を考えて…、

いろいろあるけど、人生これで幸せだよなと思ったりしているのです。


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