2024年11月13日(水) 目の前の穴を埋めるのが仕事という仕事観のこと
最近どうも苦手とするシチュエーションに放り込まれることが多くて、まいってます。
やっぱりチーム運営とか人と人の間に入って折衝したり調整したりなんだりするのはどうにも苦手なのだよな……というのは自覚しているのだけど、苦手なものは苦手なんだよとしか言えない。
まぁ、慣れとか経験もあるんだろうから、これも勉強と思ってますが。
向いてないからといって仕事を辞めたいとか、自分にもっと向いた仕事を探して転職したいと思うかというとあまりそういう思考にはならないんですね。
というのは、たぶん昔よく読んでいた養老孟司さんの哲学が染みついているというか、根底にあるからな気がしていて、仕事論でわかりやすいのは「超バカの壁」のこの言葉です。
仕事というのは社会に空いた穴で、目の前に穴があって、他にやる人もいないようだし、じゃあ自分がやるかというものであるという認識は僕もまったくそうだなと思っていて、だからこそ仕事というものに対して「やりがい」とか「天職」とか考えたことがないんですね。
仕事において達成したい何かも特にあるわけじゃないし。
自分の能力でできることがたまたまあって、いろんな巡り合わせでたまたま目の前にやるべき仕事があるからやっているという、それ以上でもそれ以下でもない気がします。
達成する目標や夢みたいなものがないからやる気がないかというのは違っていて、超バカの壁からまた引用するとこういうことなんですよね。
自分にあった仕事を探して右往左往して、目の前の仕事が合わないからと適当にやるんじゃなくて、仕事を半端でなく責任を持ってやることで自分が仕事の方に合っていく。
それが仕事で成長するってことでしょうというのはまったく同意で、ずっとそうしてきた気がします。
まぁ、これまでの経験上、環境が変わるときはそういう流れになるし、現状そういう気配はないので当面現状維持で頑張れってことらしいです。
頑張るか……