今、DJI RS3を持ってる人がRS3 miniに買い換える必要があるのかどうかを考えてみた。

2023年1月17日 02:46

こんにちは。
今回は、最近出たDJI RS3 MINIというとても魅力的なジンバルについての記事です。今まで、RSC2→RS2→RS3と使ってきてその比較もかねて書きます。
画像なしでお送りします。

■結論！

結論は、RS3 MINIはとても魅力的で買ってしまいたいジンバルだが、RS3があれば不要、、です。
下で書いていきます。

rs3 miniは操作がrsc2と変わりません。
今長編でなかなか編集できていない記事で、「RS3辛口レビュー」がありますが、そこでは、『Mボタンでモード切替ができない』ことをRS3のデメリットとして挙げています。

RSC2の時は、Mボタンでモード切替ができました。そのため、RS3 miniでもできますが、そこに加えて、スマホアプリがほぼ要らないくらい、ジンバル単体でモード設定ができます。（←これは感激！）

オービットショットとは、被写体の周りを回転するショットのことです。
このショットは、片手で撮ることがほとんどですが、RS3だとジンバル自体が1.3kgあるので手が震えます。

この点、RS3 miniは軽いので大丈夫です。

現状、RS3を使っていて、一番の嫌なところは、重くて持ち運ぶ意欲が下がることです。その上、旅行などで撮っていると目立つことです。
一方で、RS3 miniは目立たないのでこれも魅力的です。

一番重いときだと、撮影機材で、
sony a7SIII
Sigma 16-28mm F2.8、65mm F2、90mm F2.8
Zeiss Batis 2/40
sony SEL70200G白レンズ
ND、PLフィルター
RS3
三脚
編集用PC
があるので正直重いです。

次に、RS3 miniのイマイチだなあと思う点について話していきます。
テストはa7siii&Sigm 16-28mm F2.8 DG DNで行いました。

これは、RSC2譲りと言っても過言でないですが、チルトフォロー時のモーター唸りがかなりあります。「大丈夫か？」と心配になるほどです。
RS3は一切ないので安定していて素晴らしいです。

これは、本当に残念ポイントでした。自動軸ロックがあれば、6万でも即購入決定だったんですが。。。

RS3の最大の魅力は、自動軸ロック機能があることです。
起動時よりも収納時に便利。例えば、瞬時に手持ち撮影が必要になったとき、店内に入る際、外撮影が寒くてすぐに室内に入りたいときなどで大活躍しています。

その上、パン軸は微調節ネジで細かく調整できるので、レンズを変えても調整しやすいのが特徴です。

しかし、RS3 miniは自動ロック機構がないので毎回、調節しなければなりません。また、折りたたむときも、アームが干渉するので、まっすぐしまうにはすべての軸を購入時と同じ状態にする必要があります。

これは、試してみて意外でした。
ロックモードスイッチがあるところのへりがRS3の方が深いため、自撮りをしたときにRS3の方が手に負担が少ないです。
RS3 miniは、へりが小さいので、指で支えることになり痛いです。

これもRS3 miniの弱点です。
RS3はモーターが強いので少しくらいズレていてもなんとかなりますが、RS3 miniは、0.01でもズレているとドリフトします。またガクガクにもなるので、しっかり手動で調整する必要があり、シャッターチャンスを逃してしまいそうです。

また、すぐがたつくので、高額な機材を載せているとハラハラします。
その点、RS3は安定感あるので多少厳しいショットでも安心感はかなりあります。

RS3を持っている方の買い換えを想定して、RS3の中古価格を検索してみました。すると、良品で、キタムラ、レモン社、トップカメラなど大手カメラ店は3万円でした。（2023年1月現在）

そのため、7万したRS3を3万で売却して5万円の機材を購入するとなると、最低でも2万円は損します。
自動ロック機構がRS3 miniにあればなあと思うところです。

では、逆に、RS3 miniが向いている人はというと、、、
『APS-Cセンサーカメラを使っている人』or『フルサイズ機でこれからジンバルを購入しようとしている人』にはお勧めです。

a6400時代なら、私も完全に購入していました。
また、もし、RS3が故障したらminiを代替機として購入するかなといった感想です。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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