三菱地所 おおいたアーバンクラシックレースレポート
ジェットコースターのようにアップダウンを繰り返す「おおいたアーバンクラシック」は、序盤の逃げが逃げ切る展開に。メイン集団で奮闘した谷の11位が最高位となった。
リザルト
1位 宇賀 隆貴(チーム右京)
2位 阿部 嵩之(宇都宮ブリッツェン)
3位 小出 樹(キナンレーシングチーム)
11位 谷 順成(那須ブラーゼン)
18位 西尾 憲人(那須ブラーゼン)
22位 佐藤 大志(那須ブラーゼン)
市街地を走る国際レース
OITAサイクルフェス!!!2日目となるおおいたアーバンクラシックは昨年に引き続きUCIレースとして開催された。
レースはショッピングモール周辺や住宅街の中を通り、アップダウンやコーナーの連続する11.6kmを13周する150.8kmで行われた。
那須ブラーゼンは昨年9位に入った谷を中心に6名で挑んだ。
序盤の逃げと集団の攻防
レースはスタートしてアタック合戦となり、2周目に単独で抜け出した選手に3名の追走が追いつき、4名の逃げ集団が形成。
那須ブラーゼンはこれには誰も乗らず、次の展開に備えた。
一時は集団のペースが上がり、7周目になると集団と先頭のタイム差は約10秒差まで縮まり、そのタイミングで集団から1名が抜け出し先頭に合流。集団はこの動きがあった後に再び牽制状態となり、タイム差が開いていった。
先頭と集団でのそれぞれの戦い
再びタイム差が開いたメイン集団からは先頭を追うため、憲人を含む3名が抜け出し先頭を追う。
メイン集団では、マトリックスパワータグが集団を牽引し、急速にペースを上げた。
憲人を含む追走は、いいペースで先頭を追ったが、ハイペースを刻む先頭集団には届かず、やがて集団に吸収。
追走を吸収したメイン集団では、再びアタック合戦となり、アタックと県政を繰り返したことでペースが上がらない。
時を同じくして、先頭では優勝をかけた動きがあり、3名に人数を減らし、ゴールを目指す。
最終周回に入ったところで、先頭とメイン集団のタイム差は縮まり切らず、先頭の逃げ切りが確定的となった。
メイン集団で奮闘した那須ブラーゼンは、最後のアタック合戦で少し遅れた谷が11位でゴール。途中動いた憲人が18位となった。