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ジャパンカップクリテリウムレースレポート

3年ぶりとなったジャパンカップクリテリウムはハイスピードなスプリントレースに。途中スプリント賞を狙った那須ブラーゼンだったが、惜しくも届かず佐藤の22位が最高位となった。


リザルト

1位 エドワード・トゥーンス(トレック・セガフレード)
2位 アクセル・ザングル(コフィディス)
3位 岡 篤志(EFエデュケーション・イージーポスト)

22位 佐藤 大志(那須ブラーゼン)
51位 竹村 拓(那須ブラーゼン)
53位 谷 順成(那須ブラーゼン)
84位 西尾 勇人(那須ブラーゼン)
89位 金子 大介(那須ブラーゼン)

3年ぶりの市街地クリテリウム

3年ぶりの開催となったジャパンカップ。1日目に行われるクリテリウムは、宇都宮の中心地の道路を封鎖して作られる特設コース2.25kmを15周する33.8kmで行われた。

那須ブラーゼンは、スプリント力のある金子を中心に、途中に設定されるスプリント賞を狙いつつ、最後にスプリントできる状態であれば、金子でスプリントに挑む作戦でレースに臨んだ。


©YUKIO MAEDA/M-WAVE

序盤からハイスピードで激しい展開に

2周のパレードランの後にレースはスタートし、すぐに激しいアタック合戦となる。ファーストアタックでは勇人が飛び出しを図るなど、積極的に動いた。


集団はトレック・セガフレードがコントロールし、逃げとの差は大きくは開かない。


©YUKIO MAEDA/M-WAVE

3周目に入ると、憲人が4周目のスプリント賞を狙いに2名で抜け出す。そのまま数秒差で逃げ続けた2名に集団から1名が追いつき、スプリント賞をかけた戦いへ。うまく抜け出した憲人だったが、3名のスプリントに敗れ、惜しくもスプリント賞獲得はならなかった。


©YUKIO MAEDA/M-WAVE

海外勢が抜け出す厳しい展開に

その後もアタックと吸収が繰り返され、ハイスピードでレースが進む。8周目のスプリント賞では海外勢が抜け出し、那須ブラーゼンはここに入り込めなかった。

©YUKIO MAEDA/M-WAVE

続く12周目のスプリント周回に向けて、金子が集団の前方に上がっていく。スプリントで狙った金子だったが、こちらも惜しくも届かずスプリント賞獲得はならなかった。

スプリント賞を狙った憲人と金子が遅れていく中で、那須ブラーゼンはなかなかまとまることができない。そのままハイスピードでレースは進み、集団スプリントになるなかで、佐藤の22位が最高位となった。


©YUKIO MAEDA/M-WAVE


樋口監督コメント

スプリント賞を狙いそれぞれが動きましたが、惜しくも届かないレースとなってしまいました。ジャパンカップクリテリウムは海外トッププロも参戦することから、国内で最も速いレースと言っていいほどハイスピードなレースで、そのスピードに対応できなかったことが一番の要因であると思います。

明日のロードレースでも厳しいレースが予想されますが、短い登りに強い谷を中心に、強豪選手たちに挑んでまいります。引き続き那須ブラーゼンへの応援宜しくお願い致します。







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