OITAサイクルフェス!!!2021「三菱地所おおいたいこいの道クリテリウム 」レポート
大分駅前で行われた「三菱地所おおいたいこいの道クリテリウム」は、中盤の落車により集団が2つに分裂する展開に。そのまま先頭集団による優勝争いとなり、那須ブラーゼンは後方集団でのフィニッシュとなった。
落車の影響で後方に取り残された渡邊が23位でゴール
リザルト
1位 小野寺 玲(宇都宮ブリッツェン)
2位 吉田 隼人(マトリックスパワータグ)
3位 中島 康晴(キナンサイクリングチーム)
23位 渡邊 翔太郎(那須ブラーゼン)
28位 西尾 憲人(那須ブラーゼン)
大分駅前の中心地で開催されるクリテリウム
2014年から開催されている「おおいたいこいの道クリテリウム」は、今年で8回目。大分駅前の公道を封鎖して行われ、日本でも有数の中心地でのレースとなる。
大分駅前の道路で行われる
那須ブラーゼンは、渡邊をエースに据え、集団スプリントで狙う作戦でレースに臨んだ。コースは1周1kmのショートコースを40周回する40kmで行われた。コーナーが連続することや、コース幅があまりない区間もあることから、チームの連携が重要となるため、入念に試走を行った。
落車により集団が2つに割れる
レースがスタートしてアタックがかかる展開になり、那須ブラーゼンは前方に集まり集団コントロールに入ろうとするが、うまく主導権を握れない状態でレースが進む。
集団を牽引する西尾勇人と柴田
10周目に差し掛かる前にマトリックスパワータグが集団コントロールを始め、かなりのハイペースでレースは進んだ。
中盤に差し掛かったところで落車が発生し、西尾勇人が巻き込まれ、その影響で集団が2つに割れてしまう。
那須ブラーゼンは新開が前方の集団に残ったが、序盤から足を使っていたため遅れてしまった。
レースはそのまま集団が割れたまま推移し、西尾憲人や谷が先頭を追走するが届かず、後続集団で渡邊が23位、西尾憲人が28位となった。
先頭集団で勝負できなかった渡邊
追走するも届かなかった西尾憲人
若杉監督コメント
今回は久々に精彩を欠いたレースとなってしまいました。作戦としては、集団コントロールを行い集団スプリントに持ち込むという、チャレンジも含めた作戦でしたが、連係ミスなども重なり遂行できずに終わってしまいました。
今回の反省点をしっかりと洗い出し、ブラーゼンにとって本番となる明日のロードレースで、しっかりと課題を改善して、まだ勝ち取れていない優勝を目指し、チーム一丸となって頑張ります。
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