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2022年スポーツニュースTOP5

皆さんこんにちは!Sunbears編集担当の久保田です。

2022年はまさに「パンデミックとの共生」が浸透した年ではなかったでしょうか。そんな中、私たちに夢と希望を与えてくれたのがスポーツです。筆者が個人的な独断と偏見で選んだ2022年のトップ5のイベントをご紹介したいと思います。

第5位 ペレ氏死去

年の瀬になってサッカー界のレジェンド、ペレ氏が死去したというニュースが飛び込んできました。御年82歳。同じブラジル人として、同じ背番号10をつける選手として、ネイマールがSNSに載せた言葉が心にジーンときます。

「ペレ以前は10はただの数字だった。以前、どこかで読んだ文章だ。でもこの文は、美しいけど不完全だ。自分なら、ペレ以前はサッカーはただのスポーツだった、と言うだろう。ペレがサッカーの全てを変えた。彼はサッカーを、芸術、エンターテイメントに変えた。彼は貧しい人々、黒人の声に耳を傾けた。特に、ブラジルに視界をもたらしてくれた。サッカーとブラジルの地位が上がったのはキングのおかげ!彼は逝ってしまったけど、彼の魔法はずっと残る。ペレは永遠だ!!」

訳:久保田

その偉大な功績は、ブラジル人やサッカーファンだけでなく、世界中の人々の心に残り続けるはず。永遠の王様、どうぞ安らかにお眠り下さい。

第4位 「世界のクニエダ」、生涯グランドスラム達成

テニスのウィンブルドン選手権車いすの部で国枝慎吾選手が初優勝し、生涯グランドスラムを達成したとき、正直「え、まだ全英で優勝してなかったの?」と思ったのはきっと私だけではないでしょう。あまりにも多くの大会で勝ち続けてきたからか、国枝選手なら優勝していて当たり前、そんな錯覚さえ抱かせてしまうのが「世界のクニエダ」です。

東京オリンピック金メダリストがどうしても獲得したかったパズルの最後のピース。それがウィンブルドンでした。2022年7月の決勝戦はまさに死闘とも言える3時間20分にわたる闘い。そして地元ファンに囲まれたイギリスのヒューイット選手に逆転勝ちという劇的な勝利。数々の困難を乗り越えた末に待っていた景色は最高に特別なものだったに違いありません。心からおめでとうございます!

第3位 北京オリンピック

2月に開催された北京オリンピックでは、心に残ったのはどちらかというと勝者よりも敗者です。三連覇を果たせなかったスケートの羽生結弦選手、悲願の金メダル獲得に手が届かなかったスキージャンプの高梨沙羅選手(翌日の団体競技では規定違反で失格となった)、怪我のせいか本来の力を発揮できずにメダルを逃したスピードスケートの小平奈緒選手。

勝負の世界は厳しいということを知っているのも、一番悔しい思いをするのも当の選手たちです。私たちからしたらオリンピックに出場すること自体が超人的なこと。そこまでの道のりや挑戦を思うと、「本当に夢と感動をありがとう」と言わずにはいられません。

第2位 大谷翔平選手104年ぶりの偉業

第2位はメジャーリーグ(MLB)史上初の偉業を達成したエンゼルスの二刀流、大谷翔平選手。8月に、1918年のベーブ・ルース以来初めて、同一シーズンに二桁勝利、二桁本塁打(10勝以上と30本塁打以上)を達成した選手となりました!筆者は現地で30本目の本塁打を目撃したこともあり、感慨ひとしおです。

それ以外にも数々の記録を作っていますが、珍しい「初」としては、4月のアストロズ戦で「1番・投手」で先発した試合。先発投手なのに、マウンドに立った大谷選手のユニフォームが汚れていた画像を覚えている人も多いでしょう。敵地での初回攻撃がなんとエンゼルスの猛打で、大谷選手は二巡目の打席に立ちました。投手がマウンドに上がる前に2打席に立ったのは、メジャーリーグ始まって以来の出来事だそうです。

アスレチックス戦で30本目の本塁打を打ち二塁を駆け抜ける大谷翔平選手(筆者撮影)

第1位 FIFAワールドカップ

今年のW杯カタール大会は、大物選手の真剣勝負の活躍をリアルタイムで見ることができて本当に幸せでした。なぜなら、メッシもクリスティアーノ・ロナウドもモドリッチも、もしかするとネイマールも、年齢的にこれが最後のW杯かもしれないからです。

4年に一度だからこそ盛り上がるW杯、4年に一度だからこそ悔し涙を流す人が多いのも事実。でもやはり、世界中を感動させる力があるのがW杯だと思いませんか。中でも決勝戦のフランス対アルゼンチン戦はそれにふさわしい闘いでした。メッシの2ゴール、エムバペのハットトリック、3対3の同点から延長戦、そして最後はPKを制してアルゼンチン代表の勝利ーー筋書きのないドラマほど人々の心を動かすものはないですね。悲願の優勝おめでとうメッシ選手!

悲劇も歓喜もひっくるめて2022年度はワールドカップがあって本当に良かった。そんな年でした。

皆さんのスポーツトップ5はどんなランキングでしたか?
2023年も心はスポーツと共に!

トップ画像:Felipe Giacometti氏撮影(Unsplashより)

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