建築積算入門 尺貫法
尺貫法とは
長さ・面積などの単位系の一つ。
尺貫法という名称は、長さの単位に尺、質量の単位に貫を基本の単位とすることによる。
上記のほか、長さの単位に間・寸・分、面積の単位に坪がある。
基準となる寸法は1尺で、1尺が303㎜になる。
【長さ】
1間・・・・1820㎜=6尺
1尺・・・・303㎜(ただし、3尺は910㎜と考える)
1寸・・・・30㎜
1分・・・・3㎜
【面積】
1坪=3.31㎡
(1)よく用いられる柱の寸法
3寸5分≒105mm角
4寸≒120mm角
(2)よく用いられる面積の単位
1坪=1間×1間=3.3124㎡
(3)よく用いられるベニヤ・石膏ボードなどの板材の大きさを表す呼称
ベニヤ・石膏ボードなどの板材の大きさを表すのに「3×6(さぶろく)」「3×8(さんぱち)」「3×9(さんきゅう)」
基準は”1尺=303㎜”。それならば”1間”は6×303=1818㎜では?
正確に言えば1間は1818㎜だが、実際に建築で使われる(図面に記される寸法など)”1間”のほとんどが1820㎜。
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