クソキモ小説 第一話
※これは17才の僕が書いた小説です。今の僕は一切関係ありません
※全7話中の1話目です
7日間読み切り小説
〜コンビニスイーツ〜
作:スナオ17才
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ただいまも言わなかった。
うっとうしい学ランをぬぎ、床に投げ捨てる。受験勉強なんて上手くいくはずがない。親はソファで寝ている。あと少ししたら起こして、夕飯の支度をしてもらおう。
今日の帰り道、親友のユウヤが僕に言った言葉が胸に刺さる。
「おいスナオ、ヒトミに彼氏できたらしいぜ。」
あぁ、またか、と僕は感じていた。僕が好きになった人は、その数週間後には彼氏ができてしまうのがお決まりのパターンだった。今回もそれか。直接言葉を交わすわけでもなく恋が終わる、間接的失恋とでも言おうか。そんな言葉を作り出してしまう自分がさみしい。恋なんてしないほうがいいんじゃないか。
明日から、ヒトミのことを考えるのはやめよう。絶対に。
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