クソキモ小説 第三話
※これは17才の僕が書いた小説です。今の僕は一切関係ありません
※全7話中の3話目です
7日間読み切り小説
〜コンビニスイーツ〜
作:スナオ17才
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朝のホームルームまで、まだ10分ある。僕はヒトミに言いたいことがあった。
「ねぇ、シュシュ、あげたでしょ。あれ、返してよ。」
昨日までよりナチュラルに話しかけることができた。ヒトミは大きな目をパチパチさせて、きらびやかな声でこう言った。
「え?返すってどういうこと?意味わかんないよ(笑)」
ヤバイ。心にぐっと来るこの声。昨日までの気持ちが、ぶり返しそうになる。でも、ここで負けてはいけない。
ヒトミには僕が、どんな男に見えているのだろうか。少なくとも、彼氏がいる女の子に、自己中心的にプレゼントをあげてしまうような悲しい男、そんな風には見られたくなかった。そう思われて欲しくなかった。だから、返して欲しかった。この気持ちをどう、ヒトミに伝えたら良いのだろうか。
言いたいことが言えずにいると、またあの甲高い声が襲来する。
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