クソキモ小説 最終話

※これは17才の僕が書いた小説です。今の僕は一切関係ありません
※全7話中の最終話です

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ヒトミから僕は相談を受けていた。

彼氏はサッカー部の後輩らしい。わがままだし、優しくないし、私を一番に考えてくれないのって、ヒトミは言った。なぜ僕に相談するのか分からなかったけれど、多分彼女のいる男の方がウワサになりにくいとでも考えたのだろう。

でも僕は、互いにひかれあっているように感じていた。


最近はユウヤと一緒に帰っていた。キイと帰りたいとは思わなくなってしまった。だからユウヤと帰っていたのに、今日はユウヤにも断られてしまって、1人で帰ることになった。

1人で帰るとつまらない。本屋によって、適当なマンガでも買って読みながら帰ることにた。30分くらい迷って、結局くだらなそうな内容のギャグマンガを買ってみた。

本屋を出て、歩きながら読んでみる。やっぱり読みづらいな。そう思って読むのをやめて前を見たら、

ユウヤとキイが2人で歩く姿が見えた。


親の作った夕飯を食べながら、LINEでキイに別れようと送ったら、5分くらいして「良いんじゃない」と返事が来た。

そのすぐ後にヒトミからもLINEが来た。彼氏さんと仲直りしたらしい。スナオのアドバイスのおかげだよって、僕は何かアドバイスしたっけ。


自分の部屋に行って、ベッドに寝転んで天井を見つめる。

結局また一人になってしまった。この気持ちはなんて名付けようか。驚くほど言葉にできない、この気持ち。


やっぱり恋なんてしないほうがいいんじゃないか。

そう思った時、あの甘い味を思い出して、涙を流した。



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マムツーすなお
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