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仕事が楽しければ人生極楽だ。

 僕の祖父が遺した言葉です。本当にその通りだと思います。
 今より楽しく仕事をする人が増えたら、 今より幸せな社会になることは間違いありません。

 フリーランスになりたての頃、家に飾ってあったこの祖父の言葉に深く共感し、以来、この言葉が僕の憲法の様なものになりました。

 さて、僕が昨年から参画している会社「ラナンキュラス株式会社」は、ソーシャルデザインをする会社です。
 ソーシャル(社会に関わる)をデザイン(設計)するわけです。

 ここでいう「ソーシャル」は、全世界というほど大きくはありません。僕が関わることのできる範囲の社会です。それは年々、仕事を通して広がっていきます。
 「デザイン」は、この記事の表題にした、楽しいや嬉しいを増やす方向性を目指しています。言い換えると、「ソーシャルグッド」を考え、設計していくことが、ソーシャルデザインであると思っています。 (会社の方針とは関係なく、僕個人の考えです。)

 では「ソーシャルグッド」とはなんでしょうか。
 僕の周りの小さな社会ですら、身体的、思想的、性的に様々な人との交流があります。そんな社会において、単一的なグッドなんてないのかもしれません。ソーシャルグッドを考えるということは、ダイバーシティ(多様性)を考えるということと等しいんですね。

 一個人として、一大人として、一父親として、一社会人として、僕のやっている仕事がダイバーシティをベースにしたソーシャルデザインでありたいと、強く思った今日この頃です。

 そうそう、なんでこんな事を書いておこうと思ったのかというと、それはこれから考えている二つの事(これ絶対楽しいはず!)が関係しているからなんですが、長くなってしまうので今日はここで。

 今日はちょっと硬い一人語りだったので、この後は何も考えずに僕の最新写真集「nana」を見ていただけると嬉しいです。

 

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