コンセプトからアクションへ
弊社では産休・育休中の時間を、より有益に過ごしたいと考えている女性4名にインターンとしてお手伝いしてもらっています。
制作とは違う畑で働いてきた4人ですが、クリエイティブとは、「絵が上手」とか「面白いことをすればいい」と言ったことではないことを知ってもらって、その方法を今後のインターンの皆さんのお仕事に役立てて欲しいなと思っています。
さて、最近僕は二種類のマッピングを使って頭を整理しているのですが、これをインターンの方々が読んでくれている想定で話をします。
みんなー!読んでる〜?(多分読んでいない・・・。)
一つはマインドマップ。もう一つはポジショニングマップです。(やり方は自己流です。)
今日はその一つのマインドマップ。
今から近い未来(数ヶ月)にかけて、やらなければいけないことを整理するのに使います。連想ゲームを続けていく感じですが、直感をそのまま反映し、大きな出発点から5つくらいの段階を踏んで自分ごととしてのアクションまで考えるというものです。
例えば、「小学校三年生の息子の成績をあげたい!」という親のエゴ(笑)を出発点だとすると、そのことについて、まずは自由に発想していくわけです。
A「勉強時間を増やす」
B「塾に通わせる」
C「今は集中力をつけさせるためにスポーツに専念させる」
D「そもそも学校の成績なんて気にしなくてもいい」
and more
などなどが2段階目の発想として出てくるわけです。
そしてその発想の一つずつにまた思いを巡らせます。
A「勉強時間を増やす」から「その時間をどう工面するのか」という矢印が伸びて、
⑴「ゲームの時間を減らす」
⑵「朝早く起きて事案を作る」
and more
などの発想が出てきます。
さらには⑴「ゲームの時間を減らす」をどう実行するかということを考えると、
(あ)「強制的に取り上げる」
(い)「ご褒美を用意する」
and more
と言った具合にどんどん深掘りしていくんですね。
そしてこれ(A→1→あ→・・・)を繰り返していくと、どこかの枝葉と同じキーワードが出てきたりします。
C「集中力をつけさせるためにスポーツをさせる」ことと、A-⑵「朝早く起きる」ために質のいい睡眠を取るために「スポーツをさせる」みたいなことですね。そうすると、この文脈上のスポーツをすることの価値がわかってきます。
ひょっとすると、D「学校の成績なんて気にしなくていい」という線から、その代わり「スポーツをさせる」というなんとなくの解が導き出されるかもしれません。
※ちなみにこのマインドマップの展開はこの記事用にちらっと考えたまるっきりのフィクションです。
まぁこうすると、頭の中になんとなくある課題や解決方法を俯瞰してみることができる様になって、なんだかとてもすっきりします。
上は4月のステイホーム期間にアフターコロナについて考えてみた図。アプリの使い方もよくわからなかったけれど、素直に書くこと、直感に頼ることで、自分の持つ課題解決にかなり役に立ちます。左から右に、下から上に、など、枝葉の伸ばし方や列や行、階層事の色を整えるともっと見やすくなりますね。
※マインドマップってこういうもんだよ、というビジュアル的な例として挙げました。恥ずかしいので内容は細かく見ないでください!
ちなみ、僕の最新写真集「Nana」は、東京オリンピック開催の今年、外国の方に東京のいろんな風景を見てもらうっていうふわぁっとしたマインドマップが存在してました。
是非ご覧ください〜。
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