「ビートボックス」なのか、「ボイパ」なのか論争
表題の通りの論争が、
最近の自分の頭の中では繰り広げられている。
「ビートボックス」「ヒューマンビートボックス」と
「ボイパ」「ボイスパーカッション」
今日このブログで、白黒つけようじゃないか!
という題目ではないので、ご安心を。
最近自分が上記について思ったことを、つらつらと書いていく、
そんな日常ブログです。
前提からお話しすると、
ビートボックス業界は、なぜか年に1回くらいのペースで、「ビートボックスとボイパはこう違うんだ!」「いや一緒だろ!」的な論争や、「成り立ちが違うから、、」「そもそもボイパって、、、」的な
意見をSNS上でよく見かける。
随分前からある論争のように感じる。
この界隈のあるあるみたいな。
自分はこの二つを違うものとして認識している(上手く説明はできない)ので、自己紹介の時には
「ビートボクサーのSunaoです。」
と名乗る。
すると「ボイパやってるんですね〜!」と言われる。
何故、、、、、???
なぜなんだ、、、、、!!!!
と思いつつ、
そうなんですよ〜と答え、仲良くなったタイミングでやんわり伝えたりしている。
自分は、『ボイパの人』と言われても
全然いいと思っていて、
やんわり訂正するのも、他の人で嫌だと感じる人がいるから、という理由から。
そんな自分が、最近感じたなんとも言えぬ感情をアウトプットしていこうと思う。
単刀直入にいうと、
「ボイパじゃねえぜ〜〜!」と叫び出したい。
ボイパはボイパで素晴らしいが、
自分がやっているのはビートボックスだぜ〜〜〜!
と思う日々を送っている。
それもそのはず、
ビートボクサー以外としか会ってない。
ダンサー、楽器弾く人、吹く人、叩く人、鳴らす人、役者、演劇、シンガー、、、etc…
自分の文化以外のこと、(ましてやビートボックスなんて一般的じゃないもの)について、知っているわけない。知っていたらすごい。
だからこそ、
前述で書いた
「ビートボクサーのSunaoです。」
「ボイパやってるんですね〜!」
の流れが完璧にテンプレ化している。
演奏後は、
「ボイパかっこよかったです〜」
的な。
一人ならまだいい。
でもこれが、
1日に何十回も、何十人にも言われて、
ちょっと参ってしまった。
(自分は許容できるタイプと思っていたんだけれど)
誰も悪くない!
なんなら、自分が一番悪い!
自分が嫌なら、
対大勢の自己紹介でちゃんというべき。笑
こうやって自分が感じている中で、
ちゃんと聞いてきてくれる丁寧な方もいた。
とても嬉しかった。
理由を説明すると、「なるほどね〜」と言って
ちゃんと意識してくれる。
リスペクトって、そういうことだな、と思う。
きっと自分も同じことを人にしてしまっている。
津軽三味線の奏者の方が、「三味線」ではなく、「津軽三味線」なんだ
という話をしていた。
考えたこともなかった、、、、、、!
”三味線”が指すものと、”津軽三味線”が指すものが違うなんて、
思いもよらなかった。
(この認識もあっているのかわからないくらい)
他ジャンルの人と話すと、なんか小学生に戻ったような気づきをすることもあれば、ビートボックスシーンを発展させられそうな知見に出会うこともある。
何に出会えるかはわからないが、
何かに出会える、いい刺激をもらえる、そんなふうに感じている。
この1ヶ月間は、とても貴重だった。
他ジャンルとの関わりの中で、仕事をいただいたり、
セッションしたり、舞台に上がったりした。
若いうちにこんな経験ができていたら、、、と24歳の自分が思うのもなんか変か。
まとめると、
たくさんボイパと言われるのは、
なんか気持ちが悪かった。
これから長く関わる人には、
なんとなくやんわり伝えていこうと思う。笑
自分も同じ意識で、他のジャンルの人に接したいと思った。
多分、どこかで齟齬が生まれる。
会話なんて噛み合ったもんじゃない。
噛み合って見えるだけ。笑
ここからは余談。
界隈で違いすぎる常識について会話したことを少し書いていこうと思う。
(お金に余裕のある方、是非見てってください、自分が嬉しいです)
まずは楽屋ってめっちゃ違うだろうな〜と思った話。
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