1杯1万円のラーメン。
【WAGYU×JIROのグランメゾン】唯一無二の最強二郎系インスパイア。2019年〜2020年1年間毎月1杯食べていたWAGYUJIRO専属サポーター(自称)による全力のレビュー。
東京都港区六本木4-5-11
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場 所 六本木
予 約 なし
金 額 14,300円
空 間 L字型カウンターのオープンキッチン
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注 文
WAGYUJIRO 200g (11,000円)
WAGYUGYOZA 3ピース (3,300円)
パンチの効いた醤油ベースの豚骨スープにマシマシのモヤシとキャベツ、ニンニク、豚の脂、厚切りのチャーシューが載ったラーメン二郎の和牛版。
豚が全て和牛に代替されている。
スープも牛骨、二郎では「ぶた」と呼ばれるチャーシューも牛、脂も牛という和牛と二郎のグランメゾン。
二郎系インスパイアの中でも異彩を放つこのWAGYUJIROの注目度はその見た目だけにあらず、1杯1.1万円という価格設定。
僕は2019年〜2020年まで毎月1杯つまり年12杯(13.2万円)食べ続けたWAGYUJIROLIAN(ワギュジロリアン)だ。
「流石にラーメン1杯に1万円は、、」と言う人にも是非食べて欲しい至極の内容だ。
中でもチャーシューと脂に使われている「尾崎牛」はブランド和牛「宮崎牛」として世に出るが普段中々お目にかかる事のない最高品質和牛。幻の和牛とも呼ばれる。
WAGYUMAFIAで使用される尾崎牛は尾崎牧場からの産直で内蔵も直仕入れしておりたまにホルモン食べ放題やホルジロー(尾崎牛ホルモンを使用した二郎)としても食べる事が出来る。
因みに以前、尾崎牛内蔵食べ放題に参加した際は「食ってみな飛ぶぞ」の上位互換、「食う前に飛んだ」レベルの鮮度。ビジュアルから圧倒的な存在感を出す。
上記の通り最早自分でも何言ってるか分からない程の形容し難い美味しさがあった。これを言葉できちんと表現出来る様になりたい。
WAGYUMAFIA側も尾崎牛生産者『尾崎宗春』さんとの出会いがなければWAGYUMAFIA自体生まれていなかったと言うほど。
そして驚いたのがWAGYUGYOZA。
この餃子も勿論和牛の餡で出来ているのだが、
以前1年程前に食べた時よりも明らかにサイズ感が変わってる。ひと目見た瞬間に分かった。
さらに見た目だけじゃなかった。
肉汁がドバドバというかジャブジャブと言えばいいのか兎に角洪水レベルで出てくる。
噛んだと同時に熱い肉汁が溢れ出るので唇から顎にかけての火傷に要注意だ。
もはや小籠包を食べる時と同じ様に大きなレンゲに載せて皮を突いて肉汁を飲むようにスープと化してる和牛餃子の肉汁。
和牛餃子改め和牛籠包というメニュー名でもおかしくない次元。
創業オーナーの浜田さんも
「餃子にこだわっている。もうかれこれ何度マイナーチェンジしたのだろうか・・・(途中省略)・・・5年目にしてようやく納得いく味に近づいたのは感慨深い。」
とnoteに綴っている。
それだけこのWAGYUGYOZAの完成度は提供側視点でも高く、物語があり、顧客視点でも唯一無二のWAGYUMAFIAだけでしか食べる事の出来ない絶品メニューだ。
(「餃子、されど餃子」
https://note.com/wagyumafia/n/n05e9614bbe33 )
WAGYUMAFIAが生み出したタバスコことWAGYUSCOで食べると”驚異的”に美味しいらしい。(僕はタバスコが苦手だ。でもいつか克服したい。WAGYUSCOで克服出来たら嬉しい。)
そして最後に演出面。
WAGYUMAFIAに行った事がある人は分かると思うが、
全店舗料理やいってらっしゃいポーズをしてるスタッフさんへカメラを向けると何もせずとも良い具合にエモく美味しそうにかっこよく撮れる。
ライトの位置を見てみるとお客が眩しくならない様に且つ写真を撮る際に絶好の反逆光、逆光環境が施されている。
だから僕の様に一眼レフなどのカメラにも触れた事がほぼないスマホカメラだけでやってきた人にもそれっぽく撮れる。
恐らくこれはカメラ好きのオーナー仕掛けだと思う。
最後にレビューと好きな食べ方を記載します。
WAGYUJIRO
▼麺
若干縮れ気味の中太麺。
誤差レベルだろうか、、?若干厚み丸みが減って平打ち麺に近い、つまり直系二郎に近い形になっていたような。
カエシを吸う麺の旨みと噛みごたえは最高でずっと噛んでいたい。
150gか200gで選べる。
▼スープ
牛骨スープで臭みは一切ない。
豚骨で取るスープより優しいまろやかさがある。
醤油は2012年まで直系二郎が使用していた醤油と同じカネシ醤油を使っていると何度か耳にした事がある。
確かに直系二郎と同じインパクトある醤油感。
ただカネシ醤油は市場に出回ってないはず…仕入れルートどうなっているんだ…
▼チャーシュー
前述した通り尾崎牛のウデやロースをチャーシュー化させたぷるっぷるのチャーシュー。
どうしたらこんなに甘みのある牛が育つのか。
尾崎牧場見学に行きたい。
▼ヤサイ
モヤシとキャベツ。
久松農園からやってくる鮮度抜群のキャベツの甘さはキャベツの常識が覆される。
この野菜達はWAGYUで作られるジンギスカンことワギュジスカンにもしようされている。
▼ニンニク
ペースト状のニンニク。
スープとの溶け込み方が抜群に良いのとニンニク特有の強すぎる臭みやエグみがない。
▼アブラ
尾崎牛の脂。
頂点に大人しく佇む上品な飾り。
▼好きな食べ方
まずスープを飲む。その後麺を啜りヤサイとチャーシューを食べる。全素材の味が今日も美味しいなあと再認識出来たらペースト状のニンニクと綺麗に盛り付けられたキャベツとモヤシ、尾崎牛のアブラのタワーを破壊してスープに浸かってる麺を上に持っていき、ヤサイがスープに浸かり麺は外気に触れさせる形へと創造する。
この破壊と創造を「天地返し」とジロリアン(二郎大好きな人たち)の間では呼ばれる。
こうする事で麺が伸びず、ヤサイにスープの味が付き、ニンニクの香りが全体的に広がる。
WAGYUGYOZA
▼皮
ミリ単位で厚みを調整されて今の形に辿りついたとの事。
餡の食感を損なわせない丁度良い厚みでモチモチ感もちゃんとあり食べ応えがある。
▼餡
肉汁注意報。
勿体無い程肉汁が溢れ出てきてしまう。
餃子にレンゲが欲しいと初めて思った。
▼●好きな食べ方
餃子から溢れ出す牛の脂をYUZU IPAと一緒に流し込むのが最高に好き。
過去にWAGYUMAFIAで飲んだ↑のメニューと相性抜群のお酒も3つご紹介。
▼YUZU IPA
柚子風味のIPA。クラフトビール好きには是非飲んで欲しい。
ビール苦手な人もこれならいけるのではと推せるIPA。
僕はWAGYUMAFIAに行くと必ず頼む。
▼SANSHO LAGER
瓶ボトルの表にはWAKE ME UPと記載。
「WAGYUMAFIAに到着したんだ、これからショーが始まるんだ」という意味も込めてこの名前にされている。
口当たりが良く飲みやすいが僕はYUZU IPAの方が好き。
▼HIGH BALL
ハイボール。白い缶に黒文字でHIGH BALLと書かれたその缶は飾られていても美しいオブジェとしての要素もある。
皿や盛り付けのみならず瓶や缶のテキストという細部にも拘っているのが訪れるファンを虜にしているんだと思う。
以上が和牛版ラーメンと餃子のレビュー。
3000字でざっくりと簡潔にまとめた。
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