7月5日 フリーランス家政婦
出産間近の従妹と暮らしていた。里帰り出産を望んだ従妹だったが、母親とその旦那さんとの歯車が上手く噛み合わずにストレスを抱え、産院が近いこともあって私の実家で一緒に暮らすことになった。私は休職中で身軽なため、従妹を病院に連れて行ったり、掃除をしたり、ごはんを作ったりすることができた。10時間の死闘の末に生まれた赤ちゃんを抱かせてもらったとき、両腕と肩に2968g以上の重みがずっしりときた。従妹は、今まで見たことがないような表情で赤ちゃんのほっぺに触れていた。慈愛に満ちた、という