すなおの和訳#67: 社会から"認められない”気持ち
こんばんは!
今日はあの映画『The Greatest Showman』の劇中歌"Rewrite the stars"を訳しました!☺
歌詞を追ってみるとロミオとジュリエット的な「禁断の恋」に苦しむ男女の声が描かれているように思えます。
でも、そんな苦しみって現代でもあります!
例えば、、、、
・同性恋愛や結婚が許されない
・親が恋人を認めてくれない
・人種が違う者同士の恋愛が指摘される
「あなたの声はこのカードには含まれてないんだよ」って
すごく悲しい。
だって最初からゲームのルールに含まれてないって
「じゃあどうしようもないじゃない!」ってなるじゃないですか。
それだけ不条理で、何の解決の糸口も見つけることができないように感じること、を表現した歌です。
もっと具体的に言うと、
「社会的に許されていない人間関係」の
渦中にいる人たちの苦しみや葛藤をリアルに表現できていると感じます!
公式ミュージックビデオはこちらから!
また別の歌手であるAnne-MarieとJames Arthurがこの曲をカバーしたバージョンも素敵なのでぜひ聴いてみてください!
では訳していきまーーす!
You know I want you
あなたのことが欲しいんだ、って分かってるでしょ?
It's not a secret I try to hide
それは隠そうとしてる秘密なんかじゃない
I know you want me
あなたは私のことを欲してるんだってこと分かってる
So don't keep saying our hands are tied
だから私たちの手は縛られているなんてもう言わないで
You claim it's not in the cards
あなたの声はこのカードには含まれていないんだよ
And fate is pulling you miles away
運命はあなたを遠くに連れていってしまう
And out of reach from me
私の手が届かないところに
But you're here in my heart
でも私の心の中にはあなたがいる
So who can stop me if I decide
だから誰が止められる?
That you're my destiny?
あなたこそが運命の人だって私が決心したら
What if we rewrite the stars?
星を描き直すのはどう?
Say you were made to be mine
あなたは私のものになる運命なんだって言うように
Nothing could keep us apart
何も私たちを切り離してはおけない
You'd be the one I was meant to find
私が見つけるべき運命の人はあなたなんだ
It's up to you, and it's up to me
あなた次第で、私次第
No one can say what we get to be
私たちがなるべき姿なんて誰にも指図できない
So why don't we rewrite the stars?
だから星を書き直すのはどう?
Maybe the world could be ours
もしかしたら世界が私たちのものになるかも
Tonight
今夜ね
You think it's easy
簡単だって思ってるんでしょ
You think I don't want to run to you
私はあなたに向かって走りたいとは思っていないって考えてるんでしょ?
But there are mountains
でもそこには山がそびえている
And there are doors that we can't walk through
私たちが通ってはいけないドアがある
I know you're wondering why
あなたがどうしてだろうって不思議に思ってることを私は知ってる
Because we're able to be
だって私たちはなれるから
Just you and me
あなたと私二人だけに
Within these walls
この壁の内側で
But when we go outside
でも私たちが外に出ると
You're gonna wake up and see that it was hopeless after all
あなたは目を覚まして結局望みはなかったんだってことを思い知るんだ
No one can rewrite the stars
星を書き直せる人なんていないよ
How can you say you'll be mine?
あなたが私のものになるってどうやったら言える?
Everything keeps us apart
全てが私たちを引き離す
And I'm not the one you were meant to find
私はあなたが見つけるべき運命の人じゃない
It's not up to you, it's not up to me
あなた次第じゃない、私次第でもない
When everyone tells us what we can be
私たちが何になれるか、それをみんなが指図してくるとき
How can we rewrite the stars?
どうやったら私たちが星を書き直すなんてことができる?
Say that the world can be ours
世界は私たちのものになれるって言って
Tonight
今夜
All I want is to fly with you
私が求めてるのはあなたと飛ぶこと
All I want is to fall with you
私が求めてるのはあなたと飛ぶこと
So just give me all of you
だからあなたの全てを私に与えて
It feels impossible
不可能に思える
It's not impossible
不可能じゃないよ
Is it impossible?
不可能なのかな?
Say that it's possible
可能だって言って
How do we rewrite the stars?
どうやったら私たちに星を書き直すことができる?
Say you were made to be mine?
あなたは私のものになるべき運命なんだって言って
Nothing can keep us apart
何も私たちを引き離すことはできない
Cause you are the one I was meant to find
だってあなたが私が見つけるべき運命の人だから
It's up to you, and it's up to me
あなた次第、そして私次第
No one can say what we get to be
私たちの未来を指図することは誰にもできない
And why don't we rewrite the stars?
だから私たちで星を書き直すのはどう?
Changing the world to be ours
世界が私たちのものになるように変えようよ
You know I want you
私があなたを求めてるってあなたは分かってる
It's not a secret I try to hide
それは隠そうとしてる秘密じゃない
But I can't have you
でも私はあなたを自分のものにはできない
We're bound to break and
私たちは壊れる運命にある、そして
My hands are tied
私の手は縛られている
この曲バッドエンドですよね。
結局、人々や社会に自分たちの関係を認めてもらえない。
だからこそ、星にもすがりたくなる気持ちになってるのかなって。
"Why don't we rewrite the stars?"(星を描き直してみるのはどう?)
ってロマンチックですけどでも空に手は届かないから描き直せない
⇒つまり難題を掲げて、結局その難題に打ち勝つことはできなかった、
だって「"My hands are tied"(私の手は縛られている)」から。
いや~~表現ってすごい。
エンターテインメントって底知らず・限界知らずだ!!!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
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それでは明日も良い一日を!