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ミドルの転職奮闘記⑬~転職はビリー・ジョエル「マイ・ライフ」だ

 ビリー・ジョエルが好きだ。初めて買ったレコード(!)はビリー・ジョエルのビリー・ザ・ベスト。お小遣いを貯めて、当時4000円のレコードを抱えて帰った家路はワクワクしたな。

そか、マイ・ライフを求めていたんだ

 おっと、ここは転職活動の話をするところだった。
 昨日も今日も転職活動をしている。ありきたりに陥りそうな志望動機。テンプレートとなった職務経歴書をコピーする日々。

 あれ、これが転職でやりたかったことなんだっけ。
 
 そんな悶々とした日々の中、YouTubeでビリー・ジョエルのライブを見る機会があった。
 アレンタウン、グッドナイト・サイゴン〜英雄達の鎮魂歌……そんな名曲群に感銘を受けている中、マイ・ライフが流れた。

 この曲、大好きだったな。いや、今も好きだ。兄の影響もあって、この曲が収録されているニューヨーク52番街というアルバムが好きで、ドライブ中にこの曲が流れると心が躍った。どこまでも進んでいける気がした。

古い友人から電話があった。
以前とても親しくしていた友だ。
アメリカ流に生きて行くことは出来ないから店をたたみ、
家を売って、
西海岸への切符を買ったそうだ。
そして今ではL.A.で、
気楽な人生を送ってるよ。

俺は大丈夫だから、心配などしないでくれ、
ふるさとへ帰る時期だなんて言わないでくれ、
もう君の言うことなんか気にしない、
これが俺の人生なんだ。
自分の人生を生きてくれ。
俺のことは放っておいてくれ。

もう一度チャンスを与えてくれなんて君に言った覚えはない。
俺は周りのせいだなんて言った覚えもない。
俺はこのままやっていくさ。
誤解しないでくれ。
何を言おうが構わないけど、
でも俺の邪魔はしないでくれ。

LP版「ニューヨーク52番街」付属 あらい・あきら訳詞より一部意訳

 子どもの頃から何回も聴いた歌。その歌詞。
 そうか、自分が転職したいのはこの「マイ・ライフ」なんだ。

 前回の記事で、転職で夢をかなえたい、って書いた。

 自分の人生を生きたい。 

 ビリー・ジョエルが青春時代に語りかけてくれたことから、転職で何がしたいかが見えてくる。

 日本流の生き方はできない
 自分らしい人生を送りたい
 
 わがままと言われるかもしれない。ロマンチストすぎるかもしれない。
 自分が転職でしたいこと=「マイ・ライフ」なんだ。青春時代のビリーから、すでに教わっていたんだ。

 それを叶えるためにどうすればいいか。
 それが今、転職活動の軸になっている。

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