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何を撮ってきたか~ベッヒャー的タイポロジーに憧れて
自分が撮りたいもの、撮ってきたものって何だろう。ちょっと振り返ってみます。
床屋のサインポール
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床屋って、どんな街、村、集落にもあるよね、と気付き、撮り始めたのが床屋のサインポール。それがある風景とともに撮りたかった。これで個展を開きましたね。
らせん階段
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これは「大人の絵本」が作りたくて、街をめぐっては撮り続けたモチーフ。ギャラリーに展示するよりも、本にしたかった。テキストありきで撮り続けた。どんな作品ですかって?それはお会いした方にお見せします(笑)みんな驚きます(笑)
街の十字架
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現在、作品を撮っている最中の題材。コロナ禍で何とも言えない閉塞的な気持ちになった時に、空を見上げたら十字架があった。キリスト教の信者では全くないけど、いろんな街でいろんな十字架があることに何か救いを感じた。青空の下、ということにこだわって撮り続けている。
ベッヒャー礼賛
友人の影響でベッヒャー夫妻の作品が好きになった。
タイポロジー、そう「同じものでも違いはある」って概念、好きなんですよね。
写真って「何で撮るか」ではなく、「何を撮るか」
これまで、写真のキャプションに付けたように、自分はライカM3とエクサクタ・ヴァレックスⅡaで写真を撮ってきた。
この2台で十分自分の作品は撮れると思ったし、自分の体に馴染んだから。結局、機材にこだわりはあるようでないみたい(笑)