surplus reality

集団療法のサイコドラマで面白いところは、主役をやる方の現実の世界にみんなでダイヴし、それが「お芝居」の中であることを利用して好きに過ごせるところだと思う。過去に戻って後悔していることをやり直す、いつもは言えないことを言いたい人に言う、亡くなった人に会いに行く、行きたいところに行ってみる。

ディレクターはそこまでみんなを温めて連れて行く、舵をとりつつ、またもとの世界に戻すのが仕事だけど、自分は役に入るのが容易いので、他の人が大変ということがあんまりよく把握出来てないことが昨日よくわかった。

ディレクターやるといつもこの映画をおもいだします。みんな死んではいないし、思い出を振り返るだけが方略ではないけれど。

心理の話がマニアックになってきていますが、今目の前の心理の森はこんな感じです。ふかい。

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