インド生活第14話🇮🇳「客引きと戦う1日」
世界中の皆さんナマステ👋
ついにインドの世界遺産で代表的な
タージ・マハルを見に行ってきました!!
たまたま宿に泊まっていたお客様が行く予定
だったこともあり、計4人で向かうことに。
今回はそんなタージ・マハルの歴史について…ではなく、行き帰りの客引きを経験した感想
を話していこうと思います笑。
この日まで私は宿で安全に過ごし、初めての街を訪れる時は迎えに来て頂き、出かける時はほとんど2人以上で行くことばかりでした。
インドでまさかの平和すぎる生活を送っていたのです。ほぼ観光地を訪れることなく、リキシャやタクシーで遠出をすることもあまりなかったので少し行く前はドキドキでした。
列車を降りて即始まる客引き
アグラには多くの観光名所が集まるので、
もちろんそこで働くインド人はいかに観光客を見つけ、めげない交渉をし続けるかが勝負なんだと思います。駅から降りてやってきてさっそくインド人がやってきました。
「どこにいくの?タージマハル?リキシャ200Rsでどうだい?」
タージマハルに行くことも何も説明をしていないのに勝手に話が進んでいくのも客引きあるあるです笑。too expensive‼︎というと徐々に値段は下がっていきます。アグラカント駅からタージマハルまではリキシャで相場100Rsで行けると聞いていたので、下げる所まで粘ってみました。インド人は駅から外に出るまでひたすら
ついてきて、気づけば駐車場のような場所まで辿り着きました。すると他の運転手の人達3人くらいに囲まれながら、オークションかのように値下げ交渉が始まります。そして何とか無事に100Rsで交渉成功!
リキシャ内でツアー紹介
アグラにいるリキシャの人達はツアー会社の
人でもある印象でした。タージマハルまでは
リキシャで20分程あるので、その間にツアー交渉が始まりました。
・観光客が書いたメッセージノート
・ツアー内容が書かれている用紙
・日本人を中心に今までツアーを受けた
観光客が感想を伝える動画
これらをリキシャ内で紹介をし、信用を得ていきつつ、最後にどうするか決めてもらうような流れでした。中にはぼったくりもありそうですが、値段はしっかり確認しつつ、インド人との交流をしながら観光名所を回りたいのであれば受けるのもありだと思いました。
私達は時間も限られていたので、
オンリータージマハル!!!と強く言えば
OKしてくれました。
日本では見ない熱量の客引き
タージマハルに着いて以降もここぞというばかりに「ツアーガイドはつけるか?」と聞かれ、
急に歴史の話を隣でし始め、説明をしたから
お金を頂戴と言われたり。タージマハルを
出ると同じようなものが売っている売店通りで
皆んな口を揃えて「マグネット10Rs‼︎」と
言い、小学生くらいの子供がタージマハルの
置物を買ってくれとリキシャが出発するギリギリまで粘ってきます。
ただ歩くだけで情報量の多すぎる街で、
しつこいと思いつつも強気なインド人の姿を
見るのがエンタメ性があり、気付けば自分も
客引きを求めている時もあります。
それと共にインド人の商売から伝わってくる
自信や熱量にリスペクトを感じます。
果たして自分が同じアグラで働くとしたら
どう商売をしていくだろう?と考えていた時に、いかに観光客に足を止めてもらうかを
追求するんだと思います。
客引きを機に新しい自分を知る
インド人が心をオープンに観光客に挑んでくる
からこそ、自分達も負けていられないので強気で立ち向かいます笑。人ってイライラすると
母国語が出るらしく、普段日本ではほとんど
自分のイライラを口に出さないのにインドでは「しつこい‼︎」と強く言えちゃいます。
私がインドに行く前に、インドで内なるものを吐き出したいという目標は、こうやって自分の
縛られた感情をほどいていくことで叶えられるのかなぁと思いました笑。
こんな感じで宿に到着するまでひたすら
客引きの1日でしたが、その1日で1つ強くなれた気がしました😌
次回のインドブログへつづく👉