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インド生活第9話🇮🇳「初の寝台列車でトラブル発生」



世界中の皆さんナマステ👋

今回はプリーからバラナシまで約21時間かけて寝台列車で移動しました!

インドの寝台列車は日本と同じように席ランクがあり、私が選んだのは3A
(エアコン+シーツ+ブランケット付き)
でした。比較的3Aにはお金持ちの
インド人がよくいるそうで、家族連れが多く
無事に長時間安全に過ごせました。
乗客はほぼインド人で日本人は私だけ?だったので、通りすがりのインド人からは
すんごい不思議そうに見られます。

そんな寝台列車で起きたオモシロ&トラブル
エピソードをお話します!


①次々と現る車内販売

寝台列車が動き始めると、
「チャーイレモンティーチャーイ」
と永遠と唱え続けるお兄さんがやってきます。私はそこでレモンティーを頂いたのですが、
あまりにも味がレモンティーではなくて
5口でギブアップしました。
次は「パニパニパニ」と言って1リットルの水を抱えたお兄さんが登場。
その後は体重計を持ってくる人、お菓子を持ってくる人、サモサを持ってくる人がいて、
見ているだけでかなり面白いです。
お昼ご飯はおっちゃんが11時過ぎに登場して「ビリヤニ食べるか?」と聞かれ、
食べる!と言うとメモに記入していました。
希望のお客様の分だけ用意してくれる
みたいですね。

レモンティーと知らなければ
飲めてたかもしれない


②12歳の女の子と英語トーク

私がゴロゴロしていた所、近くにある座っていた女の子に英語で声をかけられました。
「日本人とお話して見たかったんです!」
女の子はKPOPのファンで、それを機に日本語を知り、いつか日本人と会えるのを楽しみにしていたそうです。

こんなゴロゴロして携帯を見ていた私を見て、まるで芸能人に会えたかのような喜びを言葉とジェスチャーで表現してくれました。そんな彼女の英語の発音はとても聞き取りやすく、英語の授業を受けているかのような気分でした。
私のつたない英語でも、優しく聞き取って何を言いたいのかを察してくれながら、気づけば2時間も話していました。年齢関係なく、それぞれの国の文化の違いに驚いたり、車窓を一緒に眺めたり、お菓子をシェアし合ったり。私は海外で生まれるプチ国際交流が勇気いるけど楽しかったんだな〜と5年前に世界一周をしていた時のことを思い出しました。


③めっちゃ人の席に座るインド人

インド人は躊躇なく人の席にスペースがあれば座ります。私は通路沿いにある下の席だったので何度か座られました笑。子供達も周りにいたのでよく遊びにきていました。最初は可愛いのですが一緒に遊んでいると段々疲れちゃいました。あまりにも自然に座られるので面白くなってきます。なので貴重品は常に自分の手元に置いておくようにした方が良いです!

④トイレの便器にGopro落ちた

インドの寝台列車のトイレって聞くだけで鳥肌が立ちそうなくらい衛生面の心配がありました。なので極力乗車中はトイレに行かないようにギリギリまで耐えていました。だがしかし深夜0時頃、波はやってきました。周りは真っ暗で全員夢の中。
私は貴重品のバッグを持ち、怯えながら
トイレに行きました。向かった先は和式便所。
開けた途端口呼吸に切り替え、
しゃがもうとした瞬間...

「ボトッ!!」

明らかに私の貴重品バッグの中から黒の物体が出て来て、すっぽり便器の小さな穴へと落っこちたのです。
その瞬間汚いという感情が脳内から消え去り、気付けば便器に手を突っ込んでいました。溺れた人を助けているかのような気持ちでした。
近くでインド人スタッフが寝ていたので助けを求め、共に取れるか試しましたが、残念ながら便器の奥底で引っかかって取れず。
貴重品バッグを確認してみると、丁度Goproのサイズ分くらいチャックが開いていました。
完全に見落としてしまいました。いつまでも
便器と向き合っても手が腐りそうので、
とりあえず寝ることにしました。結局今もGoproと再会することは出来ていません。
インドで初めての大きなやらかしでした...


こんな感じで初めての寝台列車旅は
終了しました!
喜怒哀楽感じられた貴重な経験でした☺️
皆さんも貴重品にはくれぐれも気をつけつつ、インド人との交流をされたい方は
是非長時間の寝台列車をお楽しみください✨


次回のインドブログへつづく👉

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