初めての体外受精-びびりまくりの採卵日
採卵って痛いの?
不妊治療を開始して、初めての体外受精ということもあり、「採卵 ブログ」で検索しまくっては、「死ぬほど痛い」「悶絶した」みたいな記事を何個が見てビビりまくってました。事前にネットでブログを検索する人も、一番気になるのはソコだと思うんですよね…。痛いのはツラいよ。
なので結論を先に。
結論、採卵は痛くないけど麻酔がツラい。
ネットで体験記ブログを読むと、無麻酔で採卵をするクリニックもあるみたいで、その場合採卵中の意識もあり、痛みで悶絶するようです。私のように痛みに弱い人は自分の通ってるクリニックが麻酔を使ってくれるかどうか事前に調べることを全力でおすすめしたいです。
私の通っているクリニックでは静脈麻酔をして採卵をします。そうとは知っていても、ビビリな私は何度か先生に、「採卵って痛くないですよね?」って確認しました。
…では覚えてる限り順を追って体験談をお話します。
前日夜から絶食で準備
採卵当日の持ち物
・精子(2時間以内に旦那に出してもらって人肌程度の保温で持参)
・体外受精関連の同意書4枚(体外受精・胚移植、顕微授精、胚凍結保存、胚融解と胚移植でした)
・生理用ショーツ(採卵後の着替え用)
・ナプキン2〜3個(出血したときの着替え用)
・体外受精の最重要事項(採卵日が決定したときにもらった重要事項が書いた紙)
2020年7月25日土曜日。
前日の夜10時以降は絶食・24時以降は水もNGとのこと。朝8時50分にクリニック通院。土曜だったからかクリニックは超満員だったけど、受付して数分で名前を呼ばれました。普段の内診室とは違う、保健室みたいな簡易ベッドが何台も並んでかカーテンで仕切られた処置室に呼ばれました。
看護師さんから簡単に本日の流れの説明を受け、生理用ショーツを預け、アクセサリーや下着と全部はずし、すっぽんぽんで施術用の服(旅館の浴衣みたいなぴらーんと開くやつ)に着替えしました。
事前にベッドの横にあるトイレに必ず行くように言われます。尿が体内に残ってると良くないらしいです。
「昨日から水飲んでないのにおしっこ出ないでしょ!」って思ってたけど、普通に出ました(笑)。
想像以上に手術!
トイレから出たら看護師さんが待っていて、そのまますぐ、処置室からつながってる施術室へ…。
って、めっちゃ手術室やん!!
真ん中にで~んと手術台のような台があり、ドラマでよく見るシャンプーハットとマスクとエプロンと手袋つけた、手術まんまんの雰囲気で看護師さん2人が待っています。
想像以上の手術な雰囲気に緊張するのもつかの間、手術台に乗るやいなや、いつもの内診のようにガバっと開脚する台に脚を置かれ、拘束されます(笑)。
そこからはもう「されるがまま」です。
「点滴しますね〜ちょっとチクっとします」
「感染防止のため膣洗浄します〜婦人科の機械入ります!お湯で洗いますね。」
ジャー…ジャー…(洗浄する音)
「痛み止めの座薬をお尻にいれますね」
お尻の穴にムギュ(座薬を入れられる指の感触)
「鼻に呼吸チューブつけますね」
みたいな感じで、拘束されたままどんどん事が進んでいきます。
「先生が来たら、点滴に麻酔を入れますね」
そう言われて、先生がやってきて、名前を確認したと思ったら…
(夢か現実がわからない中)
(…あれ、もう採卵してる?股の間に人の気配がするような…)
(…っていうかもう麻酔効いてるのか?ん…?)
という感じで、そこから意識が飛びました(笑)。
所要時間30分で採卵終了!
「終わりました〜ベッドに移動しますね」
の看護師さんの声で起こされ、
(あ、採卵が終わったんだ)
と認識しました。
と、同時に
(うわ〜麻酔中、絶対歯むき出しで、口大開きしてた…めちゃくちゃはずい〜)
と、ぼんやりした意識の中で考える余裕がなぜかありました。
その時、時計を見たら9時50分くらいだったと思います。9時20分から開始だったので点滴や膣洗浄の前準備含めて所要時間30分くらい。あっと言う間でした。
意識朦朧のままベッドへ移動。
「1時間後くらいに起こしにきますね、ゆっくり休んでください。それまでは水もだめですが1時間後にお水を飲んでお小水を出しますね」
的なことを言われます。
もう、眠くて眠くて、そのままバタンキューしました。
以上が採卵の記録です。
施術後については次の記事で。
採卵自体は麻酔で意識がないため、秒で終了しました。
よくよく考えたら、男は2〜3日禁欲して、朝にオ○ニーして嫁に精子を託せばTHE ENDだけど、(男性不妊が原因でない場合ね)
女性は前々から投薬や複数回の注射、当日も怖い思いして採卵しなきゃいけないんだから大変だ。
・・・世の妊活中の旦那さん。もっと妻を労ろうね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?