携帯電話の料金プランを見直す際のチェックポイント
オンライン専用プランや格安SIM(MVNO)など以前に比べ携帯電話の料金プランが増え、サービス内容も様々なものが登場しています。
スマホにあまり詳しくない方だと選択肢が多くて複雑に感じますが、基本的なポイントをいくつか抑えておけばスムーズに自分に適したプランを選ぶことが可能です。
携帯電話の料金プランの見直しをする際、確認しておくといいポイントをまとめてみます。
対面サポートの要否
契約を含めた事務手続き・端末の購入/機種変更・トラブル時の対応など、対面でのサポートを利用したい場合は大手4キャリアやサブブランド(UQモバイル・ワイモバイル)が選択肢になります。
ネットを活用したりして自分で対応できる方であれば、同等の通信サービス内容でもオンライン専用プラン・格安SIM(MVNO)などがすこし料金的に割安です。
月に必要なデータ通信容量
自分が一か月に利用する(必要な)データ通信容量をある程度把握しておくと、料金選びの際に大きな目安になります。
月々のデータ使用量はスマホの設定からも見れますが、現在契約している通信会社のユーザーページで確認するが一番正確です。
スマホの本体設定からデータ通信量の確認方法
Android [設定]->[ネットワークとインターネット]->[モバイルネットワーク]->[アプリのデータ使用量]
iPhone [設定]->[モバイル通信] モバイルデータ通信の「現在までの合計」
※1か月間あたりのデータ通信量を計測する場合は、リストの一番下にある「統計情報のリセット」を実行し1か月経過させる。
超過後もある程度の速度が出るプランもある
ただデータ通信量が多くても、音楽サブスクの視聴などそれほど高速通信が必要ないサービスもあります。
その場合は容量超過後も最大1Mbpsといったある程度の通信速度されている料金プランも割安です。
音声通話の利用時間
携帯電話の音声通話料金は比較的高めなので、よく利用される方は5分かけ放題・10分かけ放題・無制限のかけ放題などのオプションを契約されるのが一般的になっています。
最近は減りましたが無料通話時間(月○○分など)が付いているプランなどもあり、月トータルの通話時間が短い方ならこちらもお得です。
またVOLTE(高音質の通話)にこそ非対応ですが、格安SIM(MVNO)の音声通話料金は大手キャリアの約半額(11円/30秒)で利用できるメリットがあります。
※LINEなどSNSの無料通話に関してはデータ通信容量に含まれるので音声通話料金には関係ありません。
家族通話やポイント還元
大手キャリアやサブブランドは対面サポートがある分すこし料金が高めになりますが、家族でまとめて契約したときの通話・割引特典や自宅のインターネット(固定回線など)とセット割引が適用されているケースもあります。
また通信サービス以外の部分でも特典が多く、特に普段通信会社のスマホ決済サービスや音楽・動画などのサブスクを利用されている場合、ポイント還元額も含めて検討が必要です。
利用状況に合わせてトータルで考える
利用料金の安さを重視した場合、店舗の対面サポートが無いオンライン専用プランや格安SIM(MVNO)がコスパの高さで有利になります。
ただ大手キャリア(メインブランド)やサブブランドは決済サービス・家族割・ネットとのセット割など各種特典が手厚く、それらを適用できれば料金的にそこまで大きな差はありません。
プラン変更などが難しい場合はSIMカードの2枚挿しや端末の2台持ちといった方法もあるので、ケースに合わせて色々チェックしてみてください。