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そのデジモン、グレイモンにつき
まず初めに、今回めちゃくちゃ長文である。
そして猛烈に早口オタクを文面で叩きつけている。とても見にくい。
自身へのレポートも含め伝えたい事がたくさんある。覚悟してかかれ。
6月、サービス業である僕の仕事としては異例の驚異的な数の土日休みの有給申請をした。
エボリューションカップに3回も当選したのだ。
それまでの僕は心が折れていた。バッキバキにだ。
9弾、爆発的な新規をもらうも徐々に下火になる愛デッキ。辛かった。更にチャレンジカップ、2度の挑戦をするも見事に入賞を逃した。プレイも構築も甘かった。
10弾で再び向き合うきっかけをくれたこのカードには本当に感謝しか無い。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81420109/picture_pc_92ee98e8506da1071d3f21f292d433cb.png?width=1200)
そして今回、3度のエボリューションカップで無事全入賞する事が出来たこの魂のデッキについて今回は触れていきたいと思います。
※エボカの戦績についてはこちら
エボカ所沢
— すな (@duestaR_suna) June 12, 2022
デッキ:オメガ!
1.ガイオウ❌(立ち直れなくなりそうなレベルのプレミ)
2.ダクナ◯
3.クロハ◯
4.クロハ◯
5.アルファ◯
4-1で返り咲きベスト4
こいつでミスってこいつで勝った
愛してる pic.twitter.com/L8WHfCyTou
エボカ町田PAO
— すな (@duestaR_suna) June 18, 2022
デッキ:オメガァ!!!!
1.クロハ◯
2.ダクナ◯
3.ダクナ❌
4.クロハ◯
5.アルファ◯
結果3位!!
初戦敗退癖はなんとか脱出…負け戦はプレミより完全にコントロールされた感じだった…上手かった…
そして今日もこいつが最強だった!
愛してる! pic.twitter.com/5s3hsiNRXq
エボカ入間
— すな (@duestaR_suna) June 25, 2022
デッキ:オメガ!!!
1.アルファ◯
2.黄ハイ◯
3.アルファ❌(事故った&チョイスミス)
4.クロハ❌
5.クロハ
3-2 オポ6位!
最後のエボカもアグモンゲット
ずっっとウォグレ使ってました
このデッキで所沢4-1、町田4-1、入間3-2で3/3アグモンはホント頑張ったと思う
愛してる! pic.twitter.com/03kh7XJXIv
ではさっそく構築の話に。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81449761/picture_pc_7ff205a03f04e8ac2cf1020bc862a14c.png?width=1200)
こちらは今回の構築。壮観です。見事にアグモングレイモンオメガモン系統しかいません。フルパラにすると本当語彙を失います。僕がフルパラなのは妻には内緒です。
まさに「攻撃力100、防御力0」
クールボーイは思い入れがあまりありませんが最強なので仕方ないです。
各LVの採用枚数は概ね通常配分ですが僕は比較的上が重めです。サーチの幅が広いのもありますね。理由は後ほど。
ではまずは各LVの詳細を説明します。
●LV2
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81488749/picture_pc_b2e2446be150fb6eb3f9082c969fe6a9.png?width=1200)
◯BT5コロモン…前期よりパワー<手札の印象かつ後述のワンショット率を上げるためドローに。パラがあるのも大きい。4枚。
●LV3
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81488778/picture_pc_e42962ace18ec95d37fdaacca9a66b8e.png?width=1200)
◯最強アグモン…最強。無条件で4。先攻初手にあると安心感がヤバい。高い。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81488810/picture_pc_9c866ac959cd29f53c9c0a6f8ff1a0e2.png?width=1200)
◯BT5アグモン…初動の基本。このカードでグレイ、オメガの2種サーチ出来るかどうかでかなりその後が変わります。今期は後手を取れると大概2.3メモリーで返ってくるのでこのカードが初手にあり更にアグモンXが手札にあると宇宙超えて銀河です。なので4枚。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81488828/picture_pc_9f6e956f9c5238b2e7b50acea22d148d.png?width=1200)
◯アグモンX…前述のアグモンとの噛み合いはもちろん、クールボーイとのコンボも非常に強力。初手アグモンXしか無い状況だと場合によってはそのまま育成エリアで進化する事もありますし、そのまま場に出してサーチ札として使います。いずれにしろサーチ札は大事。4枚。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81488893/picture_pc_a31946d9b6f422b295f7065eb233f4cb.png?width=1200)
◯ST7アグモン…このデッキのウィークポイントの一つは「アグモンでアグモンがサーチできない」なのでどんなに切り詰めても13、いや14枚はLV3が欲しかったのですが枠の問題で減っちゃいました。最強アグモンの次に強いので1枚。
●LV4
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81488931/picture_pc_0846f7f32145678a897910b42c82677e.png?width=1200)
◯2パングレイモン…言わずと知れたデッキの核。最初期から使われるクソ強カード。このデッキの本質の全てが詰まってます。当然4枚。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81489012/picture_pc_82d67ddee46f7c8ee5cb923651d53151.png?width=1200)
◯グレイモンX…小技のすべてを持つカード。このデッキのコンボ性の塊でクールボーイがいればドロソ&メモリー要員、場合によっては2パングレイモンから進化して盾2枚取りに行ったりします。相手の速さに合わせて2パンが引けてない時は育成でLV3から直接進化します。妥協進化。4枚。
●LV5
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81489045/picture_pc_ed1b5b5ff2e29087903e1e0432fc7552.png?width=1200)
◯EX1メタグレ…今期のMVPであり手札にあるかないかで雲泥の差になったカード。クロスハート対面が増えた今期、クロスハートの耐え展開をこいつでガン無視出来るのがホントに強かった。被りはキツいので2枚。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81489051/picture_pc_c6f68a0bc10d60ab297617e1826e2aea.png?width=1200)
◯Pアルタラ…クールボーイの誕生により低コストテイマーが貼れる現状で0コス5000焼きでブロッカーや相手の盾攻めを減らせるカード。あとはガジモンやチューモンの回答札。進化元の耐性もグレイモンXを噛めなかった時に便利です。アルタラにアルタラを乗っけるアルタラ連打もたまにします。あとは雑にドロソになる。必要なタイミング結構ありました。2枚。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81489069/picture_pc_3d90fb04c92b6c489aed01d1f3890613.png?width=1200)
◯メタグレX…このデッキはLV5の強さで成り立ってるのでこのカードを噛めなかった試合はだいたい負けてます。育成でLV5にしておいてから次ターン場で進化→ウォグレXの流れがこのデッキの謂わば必須ムーブです。クールボーイとの噛み合いはもちろん、単体で11000の2点持ちになれるのもGOOD。EXで貫通ついたら完璧でした。次の相手ターン終了時までDP3000アップはめちゃくちゃ強く進化元の耐性のおかげでLV6が落とされにくいのも大事です。ただ重さもあるので枚数減らすか考えたんですけど、これを引けなくて負ける試合多々あったので圧巻の4枚。
●LV6
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81489107/picture_pc_95b1c27642ef55892b914d2bce9e81de.png?width=1200)
◯BT1ウォグレ…僕がデジカで一番最初に当てたパラレルがこれなんですよ。時代のインフレの波に飲まれて他のカードがどんどん使われなくなってく中、そのインフレが追いついた奇跡のカード。3コス進化盾プラスの緻密持ち性能は互換性のあるカードがほぼいません。主な使い方はメモブやクールボーイで3コスまで増やしてから盾削り1枚増やすためですが、黄ハイやベルスター対面だとそのまま殴りにいきます。LV3が最強アグモンだと安心感がすごいです。手札とメモリーの噛み合いが悪い時はあえて育成でこれに進化して次ターンウォグレXに進化してメモリー管理と盤面処理をするコントロールみたいな動きをするときもあります。2枚。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81489128/picture_pc_ea09cbd73cbd1f1f7a94b5d8f02b25c7.png?width=1200)
◯ウォグレX…言わずと知れたこのデッキのエース。これがいなきゃ何も成り立ちません。基本はX抗体をつけたメタグレXからアタック時に進化して使います。唯一無二の「相手の盾が減ったらメモリー+1」のおかげで2パングレイ、メタグレXを噛んでいれば3点もぎ取れるので実質1コスト進化です。ヤバ過ぎ。グレイモンX、メタグレXを絡めると相手ターンDP15000のだいたい耐性持ちの置物と化します。
進化したターン以降も場に残れば相手を焼く効果もメモリー+の効果も残るのが大きくて、他のデジモンで盾を削ってもメモリーが回復しますし、相手がタケルや泉で盾からカードを回収した際にもメモリー+が発動するのでコントロール的な要素があるのも強みです。4枚だと重くて3枚にしました。
●LV7
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81489154/picture_pc_3498e0c5ed6a7f8f72a61e65bddfcdf4.png?width=1200)
◯進撃オメガ…最後の詰めとしても後述のワンショット要因としても重要なカード。ウォグレで5点取って進撃ワンショット!みたいな脳筋ではなくコンボ札としての採用感の方が強いです。状況次第でアクティブにだけするときもあります。2枚。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81489176/picture_pc_871d9ae3697e34a57cd8d48a06bbf386.png?width=1200)
◯BT10オメガモンX…このデッキの真のエース。
僕がこの6月に頭を下げ続けたカードです。このカード、テキストに書いてある事が「最強!」としか書いてないです。進化時バウンスは消滅耐性、消滅時効果持ちへの強力な回答であり、盾見て破棄!は無惨の一言。X抗体が進化元にあるとウォグレ、ウォグレXからでも5コストで進化出来ます。バウンスは場の最高レベルを"全て"ボトムバウンスなので低レベル横展開アグロムーブされた時にも強いです。ただ、パワーの割にかなりテクニカルなカードで、詰めを誤ると高コストな事もありアッサリ返されるので注意。僕は2枚採用で理由はわりと盾にいるからと盾にいてくれた時、DP16000が王竜剣の唯一の回答札になります。王竜剣のターン巻き戻しでドルガを抜いてくれるとワンチャンが生まれます。大宮では誰もやってくれなくなりました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81489198/picture_pc_f1c889b27349e543ceeaae2d504018c2.png?width=1200)
◯BT5オメガモンX…クロスハートに勝てないと試行錯誤していた時にふと「このカード、BT10オメガXから進化できるやん…」と思ったのが始まりで、今期の秘策でした。調整メンバーと話す中で「今期これ強いと思うんだけど…」って話した時は若干いまいちな反応でしたが、実際使ってみるとかなり強く究極の裏目として君臨していました。このデッキ唯一のブロッカー枠です。自分の盾が少なく相手からのリーサルが見えてる時にウォグレXで盾削りメモリー回復→進撃オメガとX抗体効果で赤枠に進化そのまま進撃で盾を0にしておけば返しで相手にブロッカーを出されてもアタック時の効果で処理してそのままダイレクトまで行けます。攻守優秀才色兼備。エボカでクロスハートを倒した時、7.8割このカード出してました。このカードが無かったら負けてた試合がわりと多く本当に頼りになりました。通称赤枠。1枚。
●テイマー
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◯クールボーイ…このデッキのメモリー管理、ギミックサーチ、コスト調整すべてを担うクールに去る男。盾から出て欲しいので4枚です。ただたまぁに何もサーチ出来ない全然クールじゃない時があります。しっかりしてくれ。あとはXデジモン以外が欲しい時に噛み合わない(雑に貼ると必要札がボトムに流れます)ので手札と相談して使う地味に気を遣わせる男です。
でも男は少しくらいダメな方がモテます。自論です。
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◯BT1太一…最後まで採用を悩んだカード。前期2枚投入でしたが手札で何もせずこっちを見てる機会があまりにも多く良いイメージがありませんでしたが、今期は後手で3返しが多く初手に4コステイマーを貼られてもナイスリターンが出来るので1枚採用。盾で捲れてキルの速度を上げてくれた試合もありました。
●オプション
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◯X抗体…ここまで来ればどれだけ必須カードがお分かりかと思います。デッキの鍵である擬似進撃ギミックの立役者。常に1枚は手札で見えてて欲しいカードです。盾にいてくれてもいいんだよ?ただ単体では何もできないコンボパーツなので3枚。引けずに負けた試合もありましたしサーチ札が少なめなので注意が必要なカードです。
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◯レッドメモリーブースト…序盤の整いきらない時の有効打。のちにキル速度を1ターン早くするカードにもなります。ただ中盤終盤は比較的手札で茶をしばいてたりもします。こちらもオプションやオメガモンを持って来れないので注意が必要。盾で捲れると脳汁ドバドバなので3枚。
構築については以上です。長くね?
立ち回りについて
次に立ち回りについてです。
今回は基本的な動きと各環境テーマとの対面想定でのお話です。
●基本的な動き
このデッキのやりたい事は全てのパーツを揃えてワンショットする事です。
具体的には育成で2パングレイモンを含むLV5、手札にメタグレX、ウォグレ、ウォグレX、進撃オメガ、BT10オメックス、X抗体が揃うと盾を5枚全部飛ばせます。
ただここまで揃い切るのは中盤でもなかなか無いので、BT5アグモンなどを前で展開して1点でも削っておくとサーチ&ワンショットまでのハードルが大きく下がります。
ざっくり言うと、ウォグレXで殴って相手の盾を残り1枚にしてメモリーが0以上なら進撃オメガに進化、アクティブからの盾アタック宣言→X抗体効果でBT10オメックスに進化、盾を確認して破棄→そのままダイレクト!
と言う流れです。
X抗体、進化元効果にターン1が無いんですよ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81451009/picture_pc_7b449a82e07812a50cd9003219d6a7ec.png?width=1200)
なのでメタグレX→ウォグレXにアタック時進化してメモリーが自分に返って来さえすればこの動きが出来ます。
メモブやクールボーイなどでメモリー調整をするのが一番です。
ここまでワンショット寄りに説明していましたが、実際対面でやると綺麗に決まる事はおそらく3割くらいなのでサブギミックとしてウォグレXでのコントロール戦法を取るのも一つです。
各コンボ札を引けず噛み合わない時はアドバンテージより先に盤面にウォグレXを成立させてメモリーを増やしながら育成で伸ばし直します。
この時はなるべく手札に各レベルを揃える事を意識します。
噛み合わない時にこの考え方でプレイするようになった途端戦績が良くなりました。
●クロスハート対面
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81489307/picture_pc_891ca02d8329c2d364888ef416a5a79e.png?width=1200)
・エボカでの対面戦績→6戦5勝1敗
エボカ中期のクロスハート環境時は盾のDPが低く裏目がマシマシのサンライズバスターくらいだったので概ねこの動きを成立できてました(盾ゼンジロウからのバリスタ登場はウォグレXのアタック終了時効果orBT10オメックスのバウンスで対応出来ます)。
盾マシマシバスターからのアカリドルルも裏目ですが、要求値も高くメタグレXや最強アグモンのパンプもあり削りに行く際にこの裏目で落ちはしませんでした。
前に出したデジモンがサンライズバスターで落ちるのが一番厳しい状況なので、揃い切るまでは育成でガメるか赤黄テイマーが一枚も見えてない状況でDP7000以上を前に出すのが鉄則でした。
クロスハート対面なら進化元にEXメタグレを挟んでおけば要求値はさらに下がり、アルタラでも前でバリスタを焼けるのでLV5の活躍が非常に目立ちました。
またサブギミックとしてBT10オメックスを引けてない時はBT5オメックス(通称赤枠)にX抗体効果で進化します。
アタック時の消滅効果は使えませんし、メモリーも多めに返す事になりますが殴り負けが圧倒的に少なくなります。
最低値で2回は攻撃を止めれるので盾の残数と相談です(赤枠の効果でオプションX抗体を破棄出来ないので注意しましょう)。
ただ基本的には削り切れるリーサルラインに乗っかるか、自分が削りきられる計算になるまでは動かないのが一番です。
前に他のデジモンを一体でも維持できていればその1点でも勝ちに持っていける事が多いです。
●アルファモン対面
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81489314/picture_pc_13695cc13a9b0b2ab700813cf6b4aaa0.png?width=1200)
・エボカでの対面戦績→4戦3勝1敗
アルファに関しては不利であるとはっきり言えます。ドルグレから展開を通してしまうと消滅耐性を維持した王竜剣が立ってしまいウォグレで処理できないし先に動くと盾からテイマーやメモブなどが捲れるアドバンテージがあるのでワンショットされない事を祈りながら相手がこっちのリーサルに向かうのを手札を揃えながら待ちます。
盾次第ではチャンスがあるので、序盤は積極的にBT5アグモンなどで手札を揃えて攻められる前に1.2枚盾を削っておきます。
アルファ側のLV3はDP1000ラインが多く、LV4帯の薄さが弱点でもあるので、序盤場で盾殴りに行ったアグモンが生き残った場合殴り返してくる動きが裏目になりやすい事、相手の手札が揃う前にドルグレ→デクスドルグレで場のデジモンを処理するのに走ってきてくれるとこちらにも対処する時間が生まれます。
エボカ中期から採用されたデクスモン、金剛は基本的には痛手ではないのでメタが薄いのは幸いでした。
アルファ戦は本当に細い筋を通す試合が多く、相手の動きを予測しながら受けに回るか攻めるかを決めてたので試行回数はダントツ多かったです。
構築でも紹介しましたが、BT10オメックスの16000ラインが盾でワンチャンあるのもポイントではあります。
相対的に見て今期のアルファは手札を揃えに行く動きを積極的にするイメージだったので、場にデジモンを出す機会が多く、早めに盾を攻めてくれるので盾からクールボーイ、メモブが見えた試合はかなり有利に進みました。それを想定してこの2枚は採用数多めでした。
デクスドルガの道連れブロッカー、ドルグレの耐性が解除された次のターンに決め切らないと負ける確率が非常に高いのでかなり厳しい相手であることは確実でした。
●黄ハイ対面
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81489330/picture_pc_41346b052a35306bb60b4d38c2697ea6.png?width=1200)
・エボカでの対面戦績→1戦1勝
コントロールデッキに対しては緻密ウォグレと言う唯一の強メタカードを採用しているので決して不利ではありませんが、盾から捲れるテイマー次第ではかなり試合が傾いたので盾の削り方に頭を使いました。
また相手もウォグレだとわかれば盾の打点を上げて耐える動きに変えてきます。
基本的にはワンショットを狙いたいですがジェットシルフィーなどで盾を回復されるので思うようには行かない事が多いです。
今期特有のアグロムーブもこのデッキではあまりされず、盾からのアドバンテージも期待できないので黄ハイ相手には「なるべく序盤に盾を減らす」ように心掛けてました。
メモリーを多くもらえる機会も多く、早い段階でウォグレXを成立させて前に置いておき、少しずつ盾を攻め相手が処理を優先してくるところで育成エリアで2撃目を構えるようにしていました。
またBT10オメックスで盾を確認して有効札を飛ばせるのも強くウォグレXで膨れたメモリーはBT10オメックスに割く事が多かったです。
エボカ中期ではホーリーフレイム搭載型と巫女ウェヌス両立型が多く、場で干渉力を持つカードが増えましたがウェヌスはウォグレXが回答になるので進化時アタック時効果を発揮しなくても処理できるのが大きかったです。
●その他対面
・エボカでの対面戦績→ダクナ3戦2勝1敗、ガイオウ1戦1敗
ダクナは試行数が他デッキに対して比較的少なく都度回答を考えながらやってました。ネネでブロッカーになるカードへの有効札がクロスハート対面用に入れたEXメタグレでダクナのデジクロスで処理されないように育成でガメて決め切るようにしていました。盾ネネで場のデジモンにブロッカーを付与されてもウォグレXで事後処理出来るので有利寄りだったかなとは思います。
またダクナXの消滅時効果も決め切る際にBT10オメックスを絡めてバウンスで対処できたのも良かったです。
負け戦はチューモンによるメモリーロックを数ターン維持された事でした。アルタラが引けなかった…
エボカ初日1戦目のガイオウ戦は、メモブでX抗体が2枚ボトムに落ちてしまい、ゲームプランを立て直すのに必死で相手の耐性をうっかり忘れてBT10オメックスを出すという悪行をやらかしましたw
ミラー寄りの1戦でもあったので精神的に立て直すのが厳しかったです…
中規模大会やCS等で初戦に勝てないジンクスに取り憑かれてましたがなんとかエボカで解消出来ました。
余談
僕自身は基本的に赤以外のデッキは使いません。理由は単純に赤が好き!赤で勝ちたい!!ってだけです。
ウォグレデッキ自体はデジカ発足のスタートデッキから使い始めて、テイマーバトルなどで本格的に使い始めたのは通称Wオメガ(1弾オメガとアルターSのWエースデッキ)からでした。それまでデジカはゲーム速度も比較的遅かったためアグロムーブが強くオプションやテイマーとの噛み合いもそこまで強くはありませんでした。進撃オメガが出たバトルオブオメガ辺りからショットの速さとデザイナーズの展開ギミックが頭角を表しそれと平行してオプションやテイマーが加速度的に強くなった印象でした(ただこの時期の赤デッキはシャウトモンデッキでした)。
実は赤のデッキが環境に影響を与えたのは「ジエスモン」が一番最初です。
ジエスモン自体もどちらかというと赤白デッキであり、それ以降ブラックウォグレは赤黒だし赤単色として環境トップに上り詰めた経験は比較的稀なのです。
インフレが進む中、元々赤を象徴していた「DP」「消滅」「セキュリティ+」はそのほとんどが他色デッキのギミックに搭載され、僕はその度に嘆く事を厭いませんでした。
「赤は不遇」を理由に勝てない言い訳をしてきたわけですが、そんなドン底にいる赤使いにいつも手を差し伸べてくれたのはやはり
「オメガモン」
だったんですね。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81505750/picture_pc_d4b698b2ed5f23fa89f729246e115519.png?width=1200)
おそらくですが僕はこれからも「何かに救われて」生きていきます。一人では生きてはいけません。それをデジモンで学んだんですね。
総括
いやぁ実に長くなってしまいました。
今回のエボカは本当にどの試合も「一手差」で勝てたものばかりでした。なので体力の消費がバケモノでしたね…
僕は本当にグレイモン系統が好きで、この時代にこのデジモン達と一緒に戦えて本当に嬉しいんですよね。
デッキパワーは弾を増すごとに変わっていきますがここまでアグモン、グレイモン、オメガモンでデッキを構築出来るのは今期が最後かもと思っています。
なのでまとめたかったし、魅力を伝えたかったのです。
もちろんこれからアップデートしていきます!!
最後に、いつも調整してくれるオオミヤ大陸のメンバーには感謝してます!
次回は必ず!オメガモンを取ります!
見ていただきありがとうございました!!
すな