セルフブランディングは「痛い」のか?
ときどき周りの人から「なんでそんなにTwitterがんばってるの?」とか「実名顔出しでつぶやくの恥ずかしくない?」と聞かれることがある。
私は昔からさくらももこさんやたかぎなおこさんのエッセイを読むのが好きで、自分のことを発信するのに抵抗がなかった。
(▼昔はエッセイストになりたいと思ってた)
でも周りに聞いてみると「いやー、自分で自分のことを発信するのはちょっと・・・」と難色を示す人が結構多い。
そういう人から見ると、たしかに実名顔出しで発信する私のような人物が理解できないのだろう。
セルフブランディングは痛いのか?
「痛い」と思うか「痛くない」と思うかは個々人の主観なので判断はお任せするが、薄ら笑いで「Twitterがんばってるねw」と言われると「あー痛いと思われてるのかな?」と感じるし、なんなら単なる目立ちたがり屋だと思われている可能性があるので、今回はセルフブランディングをする目的を書いてみようと思う。
セルフブランディングってなに
一言でセルフブランディングと言っても、インスタでキラキラした生活を投稿するものから、ビジネスの知見や成果をTwitterで発信するものまで、いろんなパターンがある。
それぞれ「承認欲求を満たしたい」とか「仕事の問い合わせがほしい」とか目的は違うけど、なにかしら得るものがあるからやっているという点は共通していると思う。
私の場合、Twitterをはじめた2012年頃は「読書好き大学生eri」という匿名アカウントで本の感想をつぶやくだけだったが、1年前から実名顔出しでマーケティングや仕事の気づきを発信するようになった。
理由は2つ。
・他社のマーケターと繋がりたいから
・(その上で)実名&所属を明らかにした方が信頼してもらいやすいと思ったから
実際に所属をプロフィール欄に書くと「◯◯の会社の人なんですね!」と交流が生まれたし、会社の記事や仕事内容もシェアしやすくなった。
そしてマーケ仲間と繋がることは想像以上にたくさんのメリットがあった。
さらに自分が仕事でやっていることや日々の気づきを投稿すると、「御社のサービスを使いたい」とか採用のお誘いをTwitterのDMでいただくことも増えてきた。これは予期しなかったメリットだ。
セルフブランディングは機会創出
マーケティングでは「面を押さえる」と言ったりするが、ターゲットが目にする場所にきちんと自社の情報を載せることは認知してもらうための基本施策だ。SNSで自分のことを発信する行為も同じで、成し遂げたい目的がある場合にとても有効だと思う。
とは言え、必ずしも実名顔出しである必要はない。会って話したことのある人だとjigenさんや柏のひとも、匿名だけどDMで仕事の問い合わせをたくさんもらうそうだ。
いずれにせよ「SNSを通して何かを成し遂げたい」と思う人は、他者の記事やツイートをシェアするだけでなく、自分のやってることや考えも勇気を出して発信してみてほしい。
今はまだ想像できない、大きなチャンスに繋がるかもしれない。
「痛い」と感じる相手にとって、あなたはターゲットではない
正直私も「#少しでもいいなと思ったらRT」のように、他人に対して過剰にいいねやRTを強要する人を見て痛いと思うことはあるし、私自身も間違いなくだれかに痛いと思われているだろう。
しかしながら1つだけ言いたいのは、セルフブランディングをしてる方からすると、「痛い」と思ってくる人は情報を届けたい対象ではないということだ。
痛いと思ったらそっとミュートして、二度とエンカウントしないようにすればいい。
私には私の需要があるし、あなたにはあなたの需要があるのだから
by すなえり
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[5/24 追記]
感想やご意見をたくさんいただきました!とても素敵な言葉ばかり。ありがとうございます。
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トップ画像は素材サイトふわふわ。りさんからお借りしました。
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