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はじめてのダイレクトリクルーティング②スカウト編その2

前回は「基本スカウト」「志望業界・職種が異なるスカウト」についてお話しさせていただきました。今回は、最近当社への相談が増えてきている理系採用についてお話しさせていただければと思います。



まだ、本格的にスタートから携わってきた事はありませんが、理系の学生へのスカウトは難しいと実感しています。企業が求める学生のスキルや経験というのが専門用語ばかりで、学生のプロフィールの研究内容を見てもピンとこないというのが正直なところで苦労しています。その中で、この段階で私がお伝えできる特徴は一つ。「理系学生は承認欲求が強い!」ということです。これはZ世代の特徴として聞きますが、理系学生は特にそう思います。
そんな理系学生をどのように攻略するのかの一例をご紹介します。

「理系だからこそのスカウト」

企業が理系の学生を希望するスカウトには2つの意味合いがあります。文系だけど理系脳の学生が欲しいという企業と、理系の学部に在籍して、特定の分野や技術を学んだ経験がある学生が欲しいという企業があります。これは企業の業種や職種によりますが、企業側の希望を見極める事が必要ですね。
ここでは、後者の学生をスカウトする文例とポイントを解説していきます。

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スカウト文例

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(前文省略)

超音波による圧力変化で音場を回転させるという研究をされている中で、「この研究はまだ物理法則や技術開発の段階だからこそ、想像も付かないような技術に繋がるのではないか」と日々何かと関連付けて考えているという発想力に共感を覚えました。ぜひ一度オンラインにてお話しをする機会をいただきたくオファーいたしました。
当社は近年のデジタル化のめまぐるしく変化している産業界で新たな技術を開発するため、知能機械工学科で学ばれた知見「誰かの元で触媒のような存在としてサポートしていきたい」という熱意研究を通じて培った「集団行動や報告連絡相談の重要性、責任や言葉の意味を考えられる」という強みはまさに求めている人物像であり、当社でご活躍いただける!と感じています。

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上記のスカウト文のポイントを解説していきます。
①学生が取り組んできた研究内容に触れ、承認欲求を満たし共感します
抽象的な事を言わない(学生が書いている事に対して脚色はせずそのまま引用する)
②より個の特性を掴む事が必要です。
※理系学生が重視していることは 研究内容や経験・能力がどう活かせるか、また 研究の評価や学生の強みが企業のどこで活かせるのかという事です。

最近は、プロフィールの研究内容や経験が細分化されたような理系特化のダイレクトリクルーティングもありますので、スキルや経験を重視するならば、理系特化のツールを検討するのも良いかと思います。

前回と合わせて私が経験した3パターンのスカウトを紹介しましたが、パターンはまだまだあります。経験が浅いながらに思うのは、企業が求める学生に出会うには、まずは今の学生の思考性や行動を理解しておくことが大事なんだと思いました。それを知ることでどのようなツールで、どのようなスカウトになるのか、という事に繋がるのかと思います。

ダイレクトリクルーティングを一通りやってみて

初めは基本スカウトから始め、学生の反応も良くスカウトが楽しいとすら思っていました。途中から別の企業のスカウトも担当する事に。これがもう本当に大変でした…。始めた当初は志望業界が異なる学生や理系学生にどのようなスカウト文を送ればいいのか全く分からず、学生からもオファー辞退の理由に「なぜ自分の所にオファーが来たのか分からない」と書かれる事も。
承認率も低下し落ち込む毎日でした。今思うとテンプレート的な対応になってしまい、個の特性を掴めず一人一人に訴求できていなかったなと思います。

やはり大事なのは私自身がスカウトする会社に入ってもらいたいという主体的な取り組みや発信をする事なのだと思います。
以前にも書かせて頂きましたが、スカウトは奥が深くまだまだ勉強中です。
また改めて整理しnoteで発信できるよう日々頑張ります。
ここまでご覧いただきありがとうございました!


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