【レバレジーズサマーインターン】ミスマッチを防ぐ新卒デザイナー採用サービスのデザイン
*10/5更新
こんにちは~!
24卒サービスデザイナー志望のすなべです🤤
8月に参加したレバレジーズさんのサマーインターンで「新卒(第二新卒含む)デザイナーの、現状の就職活動での体験で課題を定義し、解決策を発見及び、アウトプットに落とし込み提案する。」という課題が出題され、インターン参加後さらに個人でブラッシュアップしました。
同じ新卒デザイナーの仲間や採用担当者に読んでいただければ嬉しいです。
インターンでのアプトプット
インターン課題
こちらの出題背景は、私達新卒デザイナーが自分事化しやすく、レバレジーズさんの採用担当者がインターン生の事業との向き合いを見やすい、ということから設定されたと考えられます。
今までは個人制作のため自分の中で完結しているサービスが多いことから、今回のブラッシュアップではよりユーザーに向き合いたいと思い採用側をインターン先であるスタートアップに設定しました。
ユーザー理解・課題発見
インターン先の採用担当者と一年半で新卒の会社を退職した2人に採用・就職に関する話を聞きました。
1人目【採用担当者】スタートアップ人事
①採用に割く時間がなく、ミスマッチが起こりやすい
②離職率を下げて、社内で人材を育てたい
2人目【就活生】一年半で新卒の会社を退職したデザイナー
①会社に入った後のミスマッチを減らしたい
②まだ経験が浅く、自己分析に限界がある
採用側と就活生側のどちらにも共通していた課題が「ミスマッチ」でした。
ここで、「マッチング」を軸にサービスを考えることにしました。
ニーズ
解決アイディア・コンセプト
ミスマッチを減らせる方法がリファラル採用であると考えたのでこちらを軸にサービスを作ることにしました。
リファラル採用とは、社員の知り合いの中から採用を行う方法で最もミスマッチが少ない採用方法だと言われています。
またリファラル採用は時短にもなる採用方法なので採用担当者の負担も減らすことができます。
また逆にリファラル採用以外はダメだと思った理由は自分の経験から来ています。
自分がインターン生として働いているスタートアップではリファラルで採用した人の方が活躍しています。
SaaSのPMや営業成績トップはリファラル採用だからです。30人程度のスタートアップなら元々知っている人の中で働くことで心理的安全性が保たれ活躍しやすいと考えました。
しかりよく言われているデメリットが3つあります。社内の人材が偏ったり、採用活動が可視化しづらかったり、連鎖的な離職が起こりやすいと言われています。
また、競合リサーチを行った結果、既存のサービスが解決できていないのが「人材の偏り」と「連鎖的な離職の発生」だったのでこの二つにフォーカスすることにしました。
一つ目の人材の偏りについては、適性テストやスキルから自社に足りない人材をすぐに把握できる機能をつけることにしました。
二つ目の連鎖的な離職に関しては、適正テストから相性がいい人同士を把握しておくことで仲介者が離職してしまった後もリファラルで採用した人がフィットしやすい環境を作りやすい機能をつけました。
ユーザーストーリー
1 内定者
人事から後輩の紹介を依頼される
↓
・自分の会社で活躍できそうな後輩に会社の募集をシェアする
・会社に後輩の紹介文を書いて送る
2 就活生
先輩から会社の募集を受け取る
↓
良さそうであれば適正テストを受ける
↓
人事の人とチャットで話す
↓
良さそうで有れば選考に進む
3 採用担当者
内定者に後輩の紹介を依頼する
↓
後輩の情報を受け取る
↓
適正テストを受けてもらう
↓
チャットを開始する
↓
良さそうであれば選考に進ませる
プロトタイプデザイン
すぐにfigmaをさわりはじめる前に紙でプロトタイプを作成しました!
紙から入ることでイメージを落とし込みやすくなります。
モック
xdで実際にさわれます。3人のユーザーが出てくるのでモックが3軸あります。途中で止まったらスライドして見てください。
内定者の画面
ここでは、ログイン後、SNSを通じて会社の募集を内定者が後輩にシェアできるようになっています。
就活生の画面
採用担当者の画面
インターン背景
なんで参加した?
インターン先の代表がレバ出身だったから。
インターン先の代表のことをとても尊敬してて、この人が働いていた企業に興味があったから。
どんな気持ちで挑んだ?
独学から実務で戦えるレベルに成長したいという気持ちで挑んだ。
ずっと、自主制作でサービスを作成していてポートフォリオが机上の空論に見えていた。インターンを通じて本当にそのサービスを立ち上げるという気持ちで臨んだ。
実際インターンの現場にはビジネスサイドの方もいてビジネス視点のFBももらうことができた。これによってより本当に市場に出せるものが作れるようになったと思う。
キャリアはどう変わった?
厳しい環境で働きたいと思った。色々な4社のインターンに言ってやりがいを感じたのは、難しいことに向き合っている時間でした。
キャリアが変わったというより自己分析の方が進みました。
どう成長した?
必要性を作り出せるようになった。
最終発表でメンターの方から、「それって、普通のリファラル採用と何が違うの?」と聞かれて答えられず悔しい思いをしました。
なので、今回のブラッシュアップ&拡張では現状にリファラル採用の課題にフォーカスしてこのサービスが必要なものとなるようにしました。
レバに何を思った?
レバレジーズさんに関しては、華やかはイメージがありましたが実際のところは泥臭いところや本気でデザインの本質的な部分と向き合っているんだなと思いました。
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