「できなかった」を認めることが本当のスタート地点だった話
お疲れ様です!
12月25日ですね。今年はゲーム機のコントローラーを2台もゲットできて最高なクリスマスとなりました。
今回のアドベントカレンダーでは
この1年間私のデザインのアルバイト経験を起点として、
何にでも通用しそうなことに着地できたので
その話をしていきたいと思います。
1.今年最後の1番仕事が上手くいかなかった
この1年間、内定先の会社でデザイン業務のアルバイトをしていました。
色々なプロジェクトで様々なことをやらせてもらって、
社内で大きめのプロジェクトに入っても修正0で納品できるようにもなり、とても好調だと思っていました。
しかし、なんと今年の最後の最後の仕事を
期日までに納品することができませんでした。
悔しい気持ちでいっぱい
2.不安な気持ちでプレゼン制作
内定者バイトでは、成果をプレゼンする機会があります。
アルバイトでやったことをたくさんの同期や社員に見てもらいます。
今回はそのプレゼンで「出来ませんでした。」と言わなければならない事態となり、、、、、震
そもそも「出来ませんでした。」なんてプレゼンで言っていいのかよ、とか
その事態を生み出してしまった自分が許せない、とか
そんな考えが頭の中を駆け巡って
プレゼン資料のグラフィックに逃げていつまでもテキストを入力しない状況でした。
3.できなかった原因達
ついにプレゼン当日になり内容を固めなければならないフェーズになりました。
「できませんでした」なんてプレゼン資料に書きたくなかったけど
嘘をつくわけにもいかず、渋々テキストを打ち込みはじめました。
「できませんでした」を打ち込んでからそこで話を終わらせる訳にもいかないので「なぜできなかったのか」という方向にプレゼンの内容を展開させていくことにしました。
単純にインプットの質が悪い
なぜできなかったのか、を考えていったときにUIの案が思い浮かばず、スピードが遅いというものがありました。
たくさんリファレンスを集めて、見ているのになぜか出てこない。
でも先輩達と話していて気付いたことは、リファレンス「眺めている」だけで「見てない」とこでした。
リファレンスをみて、細かい言語化まで行き着いていない。
ドロップシャドウ、光彩、アウトラインの質感、シェイプの系統など、それぞれがどうなっているのかまで細かく見ることができておらず
いざ自分で手を動かすとなったときに、「できない」という状況になっていました。
頭の中でぐるぐる考えて手が止まっていた
もう一つのできなかった原因に「頭の中で迷う」というものがありました。
この色とこの色どっちがいいかな、、、、、、、(n分経過)
みたいなことが多発して全然スピードが出せない状態になっていました。
1つ目の「単純にインプットの質が悪い」というのは先輩のアウトプットやリファレンスを何10枚かトレースして引き出しを増やせば済む話で
2つ目の「頭の中でぐるぐる考えて手が止まっていた」というのは、実際にデザインを迷った案で作ってみて、目で見るなり、先輩に当てるなりしてどちらかに決めたらいい話です。
4.「できなかった」を認めてから
「できない」を資料に書き込んでから「なぜできなかったのか」という方向に展開していくことで、解決策を見つけ出していくことができました。
また、客観的に見てみると「できている」こともたくさんあるのに、プライドの問題で「できない」ことに目が行き過ぎていることが分かりました。
急ピッチで、デザイン一発OKもらえたことなどの「できること」を追記して、「できなかった」こと+「なぜできなかったのか」+「それを踏まえて今度どうするのか」という内容で話をまとめて大人数の前でプレゼンをすることになりました。
プレゼン、なんと大好評。
今まで5、6回内定先でプレゼンしてきましたが、
1番良かったよといってもらえました。
はじめてたくさんの人の前で自分のできなかったことを話して、
手が震えたし、言葉がつまったけど
結局どうしたら解決するのかを理解して行動を変化させることまで行き着きました。
まとめ
結局何を伝えたかったのかというと、
「できなかったこと」を起点にして「なぜできなかったのか」、「どうしたら解決できるのか」に展開するべきだったなということです。
私はプライドに邪魔されて本質的な問題解決まで行き着くのが難航しましたが
できなかったことと向き合って「なぜ」「どうしたら解決できるのか」まで言語化できれば、ちゃんと仕事を上手に進めていけるんだなと思います。
よく聞く話だし、自分で分かっていても実際は難しいことだけど
大事なことだなと改めて思った今回の一件でした。
同じように立ち止まっている就活生やデザイナーなど読んでくれた人の
参考になればいいなと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
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