AI時代のプログラミング学習法:最初に動かして学ぶ
お疲れ様です。SUNABACO EBETSUのオノちゃんです。
最近、弊社のプログラミングスクール(実は「プログラミングスクール」ではないのですが)を受講されている皆さんを見ていて、驚かされることが多々あります。
というのも、僕がプログラミング初学者の頃には数日かけて実装していたプログラムや、理解に苦しんでいたソースコードを、皆さんは数時間で形にしてしまうのです。
その理由は明確です。
プログラミングに限ったことではありませんが、誰でも手軽に使えるAI、特にChatGPTのような技術が進化し、学習プロセスが大きく変わってきています。
例えば、以前のプログラミング学習では、「基礎を学ぶ」→「仕組みを理解する」→「動くものを作る」という順番が基本でした。
しかし、今は「動くものを作る」→「仕組みを理解する」→「基礎を学ぶ」というように、手順が逆転しているのです。
「動くものを作る」ということは、プログラミング学習において非常に大事な考え方です。
綺麗なコードを書くことよりも、何を成し遂げればゴールなのかをイメージできるかどうかで、挫折するリスクが大きく変わってきます。
ゴールをイメージできなければ、迷路を彷徨うようなものです。
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プログラミングの初学者にとっては、覚えるべき概念が多く、それらの概念がどのように使われるのかが非常に分かりづらいものです。
その結果、「何を学ばなければいけないのかを学ぶ」プロセスが生じ、情報収集が苦手な人や情報をうまくキャッチアップできない人は、途中で疲弊し挫折してしまいます。
実際、初学者のうち生き残るのは約1割程度です。
しかし、AIの進化によって、この「何を学ばなければいけないのかを学ぶ」プロセスがショートカットでき、挫折のリスクも大幅に軽減されます。
さらに、初めからプログラムを動かせると、シンプルに楽しいものです。
以前は、講師が手引きしたり、書籍にまとめられたロードマップに沿って学習していたことも、今やAIがその役割を果たしてくれます。
そう考えると、あの頃の苦労は何だったのだろうとさえ思うこともあります(笑)。もちろん、その経験からしか得られないものもありますが。
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AIは単なる便利ツールではなく、学習にかかる時間を削減し、効率的に新しい知識を身につけることを可能にします。
数年前、プログラミングの学習に2時間かけていたとしたら、今はその2時間でプログラミングに加えて他のスキルも学べるようになっています。
このように学習コストが下がり始めてますので、これからのキャリアに不安を感じ、新しいことに挑戦したい方には、ぜひプログラミングを学んでほしいと思います。
プログラミングができて損することはまずありませんからね。
ここで少し宣伝になりますが、10月1日からSUNABACOで新しい短期集中コースを始めます。
その名も「ノンプログラマーでも始められるスマホアプリ開発」です。
IT業界ではここ数年、ノーコード・ローコードツールが普及してきています。
簡単に言えば、プログラミングの知識がなくても、マウスとパソコンの基本操作さえできれば、WEBページやアプリを作れるツールです。
プログラミングが得意でなくても、WEBの仕組みを理解している方であれば、誰でもアウトプットできます。
このノーコードツールは、DX(デジタルトランスフォーメーション)が進む企業で既に活用されており、あらゆる課題を迅速に解決することが可能です。
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今回のコースでは、特に注目を集めている「FlutterFlow」というサービスを用いて、モバイルアプリ開発を学びます。
AppleストアやGooglePlayストアに公開できるアプリを、ノーコードで作れるようになるのです。
全9日間の講座で、以下の内容を学習します:
- UI/UXデザイン
- Figmaを使ったプロトタイプ制作
- FlutterFlowによるフロントエンド設計
- Firebaseを用いたバックエンド実装
全国のSUNABACO教室で、またはオンラインで受講できます。
リアルタイムで参加できない方も、後で見直しができるアーカイブがあるので安心です。
次回の開催は未定です。
この機会に新しいスキルを身につけ、課題解決能力を高め、お客様に価値を提供できるようになりましょう。