TJAR2022 関連書籍
TJAR2022の書籍を2冊購入しました。
じっくり読みます。
激走!日本アルプス大縦断 TJAR2022 挑戦は連鎖する
「挑戦は連鎖する」いいコピーですね。まず先にこちらを読みます。リアルタイムでGPSは追ってたけど実はまだ映像見ておらず、内内で何があったか知らないことだらけなので楽しみです。土井さんたち上位勢の圧倒的な強さも楽しみですが、どちらかというと普通の人(あくまで相対的に)がどうレースを進めたか、というところが気になってます。
自分はスポーツであれば当事者でなく他者が周縁の文脈からドラマとして装飾しプレイヤーを語る…みたいな手法が好きではないのだけど(それはプレイヤーでなく語り部が主役)、このシリーズはドキュメンタリーの構成的に最低限の骨組みと方向性はあるものの語り口は抑制が効いているので書籍としても好き。TJARをナラティブの領域とすることで実像からピントを外すことは避けたい。それはプレイヤーとしての可能性を最も遠ざけることになるから。
…などと偉そうに言ってますけど2012年の岩崎さんの制限時間後の静かなゴール、2018年の秋元さんの6日目諦めなかった関門でめっちゃグッと来たのは本当なので、まぁ単純なもんです。
TJAR2022 大会報告書
その後は大会報告書をじっくり読み、2018の報告書と合わせて研究させてもらいます。装備の他、ここってどうしてたんだろう?みたいなところは特に。目下目標は100マイルだけど、その後さらに距離と時間を伸ばしていきたい。あとアルプスについてもちゃんと知って実地に行きたい。行って長い縦走をしたい。そういう意味でいま必要な備えがどのようなものかを研究中。となれば最も教科書となりうる一冊ではある。とは言えマニュアルにするのではなく、参考にしつつも自分にとってフィットする選択を行うための助力としたい(そもそも自分で考えないとまったく楽しくないし、それはロングトレイルの基本精神ではない)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?