【大会】第107回カントリーレース/約23km D+ 約1900m(2024/03/31)
少し前の話になりますが、4回連続となるカントリーレース!昨秋も出ていたのですが記事としては今年春のものにしておきます。
基本情報
開催日: 2024年3月31日
走行エリア:牛斬山登山口~皿倉平(福智山地縦走)
距離:約24km
標高差:YAMAP実測 +1918m -1595m
制限時間: 16時 (関門/20kmすぎ、市ノ瀬峠)
開始時間: 朝9時30分
レースについての細かいことは下記の前々々回分からご覧ください。
前々々回
会場・スタート前
早朝、いつものように西小倉から採銅所駅へ向かいます。
採銅所駅は桜の名所化しており、春のカントリーレースではそれを眺めるも楽しみの一つ。
2024年の春は桜の開花が遅く例年であれば満開の3月末日でもまだ5部だったり。それでも気持ちのいい春模様。
前回の記事を書いた時期と比べて違うのはお知り合いの数。ローカルながら人気で即日枠が埋まるこの大会、もちろん知ってる顔もちらほらいてご挨拶。トレイルランナーは近しくなります。
準備を進めつつゆっくりしてから荷物を預け、スタート地点の牛斬山登山口へ登っていきます。
スタート~牛斬山山頂付近
恒例の記念撮影のち、前列へ。
秋の大会で自己記録を更新できていたので、春の大会ももちろん再度の更新を目指して全力で行きます。1ヶ月前の別大後はスピード練習をしておらず、2週間前はゆっくりながら脊振全山縦走。1週間前は花粉でダウンしランオフ。
さてどうなることか?
スタート直後の牛斬山への登りは遅れると渋滞必須、極力飛ばす必要があるので林道は8割走りで登ります。最初から心拍がきっつい。その先の登りも心拍限界を迎えない範囲の最大速度でパワーウォーク!ハァハァ息切れが続いて速く走るのは無理!
牛斬山山頂付近~焼立山
登りきると開けた道へ。
ここからがカントリーで気持ちの良い区間でありつつ同時に登りは大変でもあります。
細かい登っては降りる、を繰り返しながら極力最大速度をキープ。
前半むちゃすると後半持たないし、飛ばしても負荷の割にタイムは大差ないので配分を優先。後ろにランナーがきたらゆずってマイペースで進んでいきます。
上の写真は登り切った後に激坂降りがあり、非常に滑りやすいのでラインどりが重要。ここはどうしても時間がかかってしまう。今回初めて「念仏坂」なる名があることを知りました。たしかに唱えたくもなります。
焼立山~福智山
焼立山から福智山に向かう途中、予想だにしないガスが発生。「黄砂がたくさん発生しますのでご注意」と予報にあったはずなのになぜ…
進むごとにガスは濃くなり続け、しまいには5m先までしか見えなくなっていたので「気づいたら福智山登り終わってた」という状態。福智山の登りとはわかってるけど距離感がだいぶバグってました。
福智山~尺岳
福智山から先はぶっ飛ばしゾーン。
一気に降ります。ハイカーの方がいないと見たらひたすら加速。コースの中で一番得意なところです。そして毎回忘れる、地味なアップダウン。これがじわじわ疲労として効いてきます。
それでも徐々に前の方々との差を詰めて抜けるようになってくるし、長めの降りがおおいので気持ちの良い区間です。
※このあたりから走るのに夢中で写真はありません。
尺岳~市ノ瀬峠
中間地点からは即リスタート。
前回同様この辺りから先行する歩きの部の方を抜くことが増えてきます。知り合いの方とも遭遇。
ここからは降り基調と言いつつ、実はけっこうしんどいゾーン。標高図を見ると細かいアップダウンの多さがわかります。
途中から同じペースの方と並走し、しばらくゼーハー息切れする限界ペースで飛ばしながらもワイワイと楽しく進みます。
ループするかの如く繰り返される峠、アップダウン。
市ノ瀬峠手前に着き、やっとか〜と思った途端右足に走る痛み!脚攣りです。ふくらはぎ。イッテェェェ〜!!とデカい声を出しつつ、ストレッチでリカバリー。
トレイルレースで初めて攣りました。原因は予想より暑く発汗量が多かったことかな、と思われます。
回復のため1分ほどロスしましたが、ダメージは残らなかったので進みます。
市ノ瀬峠~皿倉平
足攣り抜きにしてもさすがに高強度域の心拍を継続していたので皿倉平への登りがきつい!皿倉山トレイル自体は峠に比べると斜度が甘いので実は頑張れば走れなくもないところではあります。
前回ほぼ全歩きになった反省として走れるところは極力走りました。結果的に若干巻けてます。
坂を登り切ってフラットなところに出たら後はゴールまで走れる!できるだけ加速。残りは500mを切り、この時点でもう前後の人は見えず順位は確定状態でした。
そして、ついにゴール!
記録は3:12:30くらい。約9分の更新です!しかし順位は前と同じ。ここ最近の中で最も上位層が強かった…!
ゴール後
だいぶ疲れていたし、腹も減っていたのでしっかりふるまい頂いてリカバリー。
今回は暑かったので豚汁も良いけどオレンジがおいしい!飲み物もたくさんいただいたけど、その後まったく催さなかったので体の水分カラカラになってたんだなと気づかされました。
ゴールでお知り合いの方々などとわいわいしたのちケーブルカーで下山。残念ながらガスで景色は見えず…
やはりカントリーレースは楽しい。
目安としてフルマラソンとほぼ同じタイムになるので(人にもよりますが…)、走力の確認にもなります。次も出たいなー!
※次回の秋大会はイレギュラーな事例により「スタッフのサポートなし」となります。多分出るとおもいますが、荷物は自分で持ち運ぶため記録更新は難しい。なので何かしら自分でルール作って楽しく参加しようかなって考えてます。
コース
データ
実測したもの。
負荷から鑑みるに、能力的に記録はベストを出せたと思います。更新するには強くならねば…!
心拍はかなり高強度で推移していました。休まず走ったり登ったりでとにかく心拍が下がりきらないのでだいぶきつい!ショートレースは時間あたりの強度が高いので全身が疲れます。
トレーニングとしてもかなり良い感じです。
課題としては登りで走る率を上げることが更新点かなと思いますが、これが難しい。力に頼らない登り走法も身につけたいところです。