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セサミ5とセサミbotをHomekit化する(我が家のスマートホーム事情4)

Homekitコントロール端末

Homekitコントロール端末

現在、モニターアームを使ってiPadを横向きに設置し、Split Viewで2つのアプリを同時表示している。

左はAppleMusic、右はHomeアプリ。
僕が普段いる机の横にiPadがあるので以下をその場から動かずに行うことができる。

  • 建物入口のオートロック開錠

  • 玄関の開錠

  • 各種電源や空調操作

  • AVアンプへの入力切替

  • AppleMusic操作(iPhoneでもできるが)

  • 音量調整

個人的にはAVアンプ系の操作を行えるのが非常に大きい。
というのも、Marantzのリモコンは有効範囲が驚くほど狭く、結構正面までいかないと赤外線が届かないという難点があるからだ。

セサミ5とセサミbotのHomekit化

まず、セサミ5はmatterに対応が予定されているので、将来的にはHomekitでの制御管理が可能になると思われる点を踏まえて読み進めてほしい。


セサミ5が来るまではセサミ4を使っていたので、特に設定など変えずにスムーズに移行できた。

セサミをHomekit化するためにはHomebridgeを使うが、Homebridge自体のセットアップは色々なサイトで非常に詳しく説明されているので、ここでは割愛する。

Homekit(Homebridge)は常時稼働が前提となるので、WindowsやMacなどのPCよりもRaspberry Pi(ラズベリー・パイ)やSynology NASの方が適しており、以下の中から自身の環境に合うものを選ぶのが良いと思う。

我が家の場合はスナネズミ用にNASを使った常時録画システムを構築していたので、Synology NASによるDocker方式を採用している。(というかSynology DSM版があるのを知らなかった)

github/Homekit/wikiより

Homebridgeインストールの注意点

インストール自体に関しては他の関連ページに非常に詳しく書かれているのは前述の通りだが、ポート番号が8581である点に注意。

インストール時、参考にしたページには異なるポート番号が記載されており、Homebridgeにアクセスできなかった。

セサミプラグインのインストール

Homebridgeを起動し、プラグイン画面にある検索から「Homebridge Open Sesame」を入力し、出てきたプラグインをインストールする。

プラグイン検索画面

セサミ情報の入力

ここからはセサミ情報の取得→プラグインに情報の入力を行っていく。
具体的な作業は以下の通り。

意味が分からなくてもこの通りに進めれば問題はない。

必要な情報
準備1:api keyの取得
準備2:Device UUIDの取得
準備3:Device Secret Keyの取得

前準備

最初に自分が使用しているセサミに関する情報を取得する。

  1. iPhoneでセサミアプリを起動する

  2. セサミ4や5の項目(鍵)をタップし、右上の・・・から「このセサミの鍵をシェア」をタップする

  3. オーナー鍵、マネージャー鍵などが出てくるのでオーナー鍵を選択

  4. 出てきたQRコードをiPhoneの写真ライブラリに保存

  5. 下記のURLにアクセス
    https://partners.candyhouse.co/

  6. QRコードアイコンをタップして先ほど保存したQRコードをアップロード(画像は後述)

  7. 人物アイコンをタップすると、接続されているセサミデバイスが表示される(画像は後述)

  8. 対象のデバイスをタップするとDevice UUIDとDevice Secret Keyが表示されるので控えておく。

  9. また「ご利用のapi key」と記載がある真下に40字の文字列があるので、それも控えておく。

  10. ちなみに、僕はiPhoneに保存した写真をiCloud経由でPCにダウンロードし、https://partners.candyhouse.co/にアップロードした。

6:QRコードをアップロード
7:user device表示

セサミプラグインに情報入力

※必要に応じてChild bridgeを設定

Homebridgeのプラグインに、先ほどインストールしたHomebridge Open Sesameがあるので「設定」を押す。

  1. common settingsのNameに任意の名称を入力し、API Keyの欄に項目9で控えた40文字を入力する。

  2. Sesame LocksのNameにセサミ鍵の名前を入力し、UUIDとKey Secretに各々の文字列を入力する

  3. Sesame BotsのNameにBotの名前を入力し、UUIDとKey Secretに各々の文字列を入力する

  4. 保存を押し、Homebridgeを再起動する

  5. iPhoneでホーム.appを起動

  6. 右上の+マークから「アクセサリを追加」を選択するとコードスキャン画面になるのでHomebridgeに表示されているQRコードを読み取る

  7. Child bridgeを設定している場合はプラグインのレンチマークからBridge settingを押すとQRコードが表示される

以上の手順で、セサミ5およびセサミbotをHomekitで制御管理する事ができる。



サポートありがとうございます。すなねずみ達の為に使わせて頂きます。