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続・すなねずみと温度管理 SwitchBotと徐加湿空気清浄機検討
はじめに
今までは温度を重点的に管理する事でスナーズの健康維持に努めてきた。
しかし、(当然だが)温度だけでは十分でない事を痛感する出来事があった。
マーブルの出血
ある時、マーブルが耳から血を出していた。
最初はひっかいてしまっただけかと思い、慎重に観察しながら1週間が過ぎたころ、なんと再度同じ耳から出血をした。
日頃のチェックでは気になるところはなかったものの、改めて耳を嗅ぐと少し据えたようなにおいがした翌日の出血だった事もあり、すぐに病院に連れて行くと、老化による免疫低下と湿度による酵母の繁殖が疑われた。
(細菌でなかったことは不幸中の幸いだった)
当時の診断結果
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上記に記載してある「湿度が65%を超えてしまった」原因は判明したが、それでもエアコンのドライだけでは50%を安定して実現することはできなかった。
除湿機の検討
温度だけではなく湿度も大切な要因である事は認識していたので、SwitchBotを使って湿度の管理をしようと試みてきたが、上記の通り、エアコンのドライだけでは適正な温度・湿度の維持に限界があった。
また、ドライを使える夏に対してドライを使えない冬ではSwitchBotのシーン(自動化のトリガー)も異なるため、よりシーンが複雑化する事が予想された。
そこで、湿度のコントロールをエアコンから切り離す事でSwitchBotのシーン簡略化と除湿の効率、さらには冬場に向けた加湿機能の付加を検討することにした。
いくつか候補はあったが、最終的には「DAIKIN MCZ70Y-T」を購入した。
ちなみに、2022年10月下旬にMCZ70Z-Tという新機種がでるが、旧機種との違いが電源プラグの形状のみだったので、安い旧機種を購入した。
除湿機選定の際に考慮した事
加湿、除湿、空気清浄機能があること
十分な処理能力があること
フィルターが長寿命であること
外からも操作できること
1.加湿、除湿機能があること
我が家は電子機器が多いので、できるだけコンセントを少なくしたいという要望と、なるべくスペースを取りたくないという希望があった。
そのため、除湿機と加湿器を別々に導入するよりも、いっそのこと空気清浄機の買い替えも一緒に行い、すべて一体型にしてしまえばいいのではないかと考えた。
しかし、加湿、除湿両方を備えている空気清浄機は驚くほど少ない。
除湿機+SwitchBot加湿器も考えたが、SwitchBot加湿器が超音波式であったことから採用を見送った。
(超音波式加湿器はカルキが精密機器に影響を及ぼした事例があった)
こうなると、もう選択肢はシャープかダイキンしかない。
2.十分な処理能力があること
我が家はそんなに豪邸ではないので、加湿、除湿機能をもった空気清浄機であればどれも満たしていた。
3.フィルターが長寿命であること
ここは意外な盲点で、大体は2年に1回程度はフィルターを交換する必要がある。正確な価格ではないが、フィルターが1万円だとすると10年で5万円。
この点を加味すると、フィルターは10年持つモデルを選びたくなる。
これはダイキン(とシャープの1部のモデル)が優れていた。
4.外からも操作できること
機器を購入した後はSwitchBotで操作しようと考えていたが、どうやら空気清浄機にはリモコンがないのが普通らしい事が分かった。
確かにいわれてみれば空気清浄機のリモコンは見た事がないし、リモコンがないとSwitchBotは使えない。
(指botはあるが、あれでは機能を満足に使えるとは言えない)
外から操作が可能な徐加湿空気清浄機である事も選定ポイントに加えると、消去法的にDAIKIN MCZ70Y-Tが残った。
ダイキン 徐加湿空気清浄機の感想
かなり良い。
あれほど苦労していた湿度50%をあっけなく実現する事ができた。
しかも、外から運転モード(空気清浄機能のみ、加湿空気清浄機能、除湿空気清浄機能)を切り替えることが可能で、もちろんそれ以外の機能も必要十分な範囲で操作できる。
いわば、SwitchBotで操作している様な機能を実現している。
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ダイキン 徐加湿空気清浄機の、あと一歩のところ
まだ使用し始めてから日が浅いのでこれから不満が出てくる可能性はあるが、現時点での唯一の不満は内蔵温度計の精度が悪い事。
下図はSwitchBot温度湿度計では27℃になっているにも関わらず、ダイキンでは28℃になっている様子。
平気で1℃くらいは高めに出る。
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ちなみに、SwitchBotはwidgetに対応しているので、iPhoneのホーム画面に出しておけば毎回アプリを起動しなくても温度湿度がわかるので便利。
ただ、ちょっとデータの更新頻度が低いのがネック。
まとめ
エアコンだけでは湿度の管理は難しい。
愛する子達のためには独立型を買おう。
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