2024年の「Webデザイントレンド」について考えてみた
こんにちは!
株式会社ラクスのデザイナー、すなです。
今回は、新たな年度の幕開けを迎えるにあたり、2024年の「Webデザイン」最新トレンドについてご紹介します!
2023年のトレンドについては、以下の記事で予想していますので、ぜひ一緒にご覧ください。
インフォグラフィックス
「インフォグラフィックス」とは、情報を視覚的にわかりやすくまとめるためのデザイン手法です。
これまで、「数字で見る〇〇」などのコンテンツでは、数字を拡大して見やすくし、グラフの色や余白を工夫するデザインが主流でした。
2024年は、コンテンツの内容に関連するイラストを使用した、自由な表現が増えていきそうです。
インフォグラフィックスを使用したサイト例
スクロールテリング
「スクロールテリング」とは、ユーザーのスクロールに合わせて、物語調のコンテンツを表示させるデザイン手法です。
ロングスクロールによって、ユーザーの没入感を演出する手法は、2023年から多く使用されてきました。
2024年も引き続き、「Webデザイン」のトレンドとして活躍しそうです。
スクロールテリングを使用したサイト例
「コクヨのヨコク」ブランドサイトは、第11回 Webグランプリ「企業グランプリ部門」コーポレートサイト賞に輝いています。
生成AI
「生成AI」とは、与えられたデータやパターンから新たなデータを生成する技術です。
進化が著しい生成AI。
企業でも生成AIを使用したビジュアル制作が増えています。
今後も、様々な領域で生成AIの活用が拡大していきそうです。
生成AIを使用したデザイン例
※ キャンペーンサイトは公開が終了しているため、YouTube動画のリンクを記載
アイソメトリックアニメーション
「アイソメトリック」とは、対象物を俯瞰で立体的に描く製図法です。
アイソメトリックを使用したイラストを用いたデザイン自体は、2020年ごろから多く採用されています。
最近では、アニメーションと組み合わせた複雑な表現が増えてきているようです。
アイソメトリックアニメーションを使用したサイト例
コラージュ
「コラージュ」とは、写真や図形などの複数の素材を組み合わせて、ひとつのビジュアルを制作するデザイン手法です。
これまでは、サイトのメインビジュアルは、訴求したいイメージに合わせたイラストや写真などのヒーローイメージを使用したデザインが主流でした。
しかし、コラージュを使用してブランドの独自性を表現したメインビジュアルが注目されているようです。
コラージュを使用したサイト例
いかがでしたでしょうか。
技術の進化に伴い、Web上での表現の幅が広がっていることで、より複雑なデザイン手法へと進化していますね。
このままどんどん複雑になっていくのか、シンプルに回帰するのか、今後も注目していきたいです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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