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2022春 御礼

2022年春の物語が、ともに発売から1か月以上経ったので、御礼と、まとめを少しだけ。

3月刊【それは春に散りゆく恋だった】

 桜 × 恋愛 × タイムリープ

薄紅の花咲く季節を知らず、初恋の人は死んだ。何度でも繰り返す、この恋が成就するまで。

現代もの。幼馴染の死から始まる、巻き戻る3月の物語です。

それは春に散りゆく恋だった 書誌情報2

装画:わみず 様。夢のように美しい春の絵が目印。
柔らかな光、優しい桜の花、主人公の表情、隅々まで美しくて大好きです。

もし出版できるのなら、作中の季節が良いね、と編集様と話していた物語でした。物語と重なる季節に送り出すことができて、本当に嬉しかったです。
(もちろん、桜の季節以外にも楽しんでもらえたら嬉しいです)

4月刊【十番様の縁結び 神在花嫁綺譚】

10_アートボード 1

和風ラブロマンス × 結婚もの

名無しの少女が、神様の末裔に見初められ、幸福な花嫁となる物語
(あるいは、一途で真っ直ぐな少女が、自分の生まれを呪った青年と出逢い、救い救われるまでの物語でしょうか)

装画:白谷ゆう 様。華やかで美しい表紙が目印。ときめきが止まらない。物語の大事な要素をたくさん描いていただきました。

【!】番外編SS『椿の花嫁』も公開中です。

『十番様の縁結び』は、2021夏 Webマガジンcobalt様で連載していた『蝶々心中/青虫地獄』と同世界観、他家の物語になります。

【再公開中】蝶々心中 → 青虫地獄 

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未来視の一族に生まれた男女の、対となる恋物語
(蝶々→青虫の順に読むと、より楽しんでいただけます)

和風ホラーファンタジー。恋は一途で、儚くて、怖いもの。
美しくも悍ましい、虫けらたちの恋物語。十番様とはテイストが異なるのですが、こちらも作者は大好きです。とっても純愛。

以上が、2022春の物語でした。
読者様、編集さま、装画のわみず様、白谷ゆう様、デザイナー様、そして物語に関わったすべての方々に、御礼申し上げます。

いつも応援してくださる皆様。
世界の何処かで、誰かが読んでくれている。そう信じることができたのは、今まであたたかい御言葉をくださった皆様、そっと見守ってくださった皆様のおかげです。
応援してくださる方がいたことは、当たり前ではなく奇跡のようなことだと思っています。ありがとうございました。

愛のある物語が好きです。苦しみや痛みのなかにも、優しいもの、美しいものがありますように。

新しい物語をお届けできるよう努力いたしますので、今後も、ご無理・ご負担のない範囲で、お付き合いいただけると嬉しいです。

ありがとうございました!

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