タウポ3泊旅行記
2週間延長したテカポでの仕事を無事に終え、ニュージーランドでの最後の旅行がスタートしました!
テカポからバスでクライストチャーチ、その後オークランドへ飛行機で移動。
どちらも2泊ずつ滞在して、懐かしの友達と会ったり、テカポで出来なかった必要な手続き関係を済ませました。
(携帯プランの更新、髪を切る、新しいクレカの暗証番号設定、スーツケース1つ日本に送り返す)
オークランドからインターシティバスで約5時間、夕方タウポに到着しました。
ホステルにチェックインし、シャワーして部屋でリラックスしながら、ざっくり明日のプランを考えました。
部屋にはもう1人、このホステルで働くイタリア出身でワーホリ中の男性が滞在しており、テカポのトレッキングコースなどを教えてもらいました。
翌日、まずはワッフルが売りのカフェへ。
バナナとベーコンがトッピングされたワッフルを選びました。
これが意外とマッチする組み合わせで、カイコウラでフレンチトーストを食べた時もこの組み合わせだったのを思い出し、ニュージーランドではスタンダードなペアなのかもしれません。
ボリュームがあり、エネルギー補給バッチリ!
店員さんが話しかけてくれ、ワーホリで最後の旅行中だと伝えました。
気さくに会話してくれて、嬉しかったです。
まずは「フカ滝」を目指します。
中心部からトレッキングコース入り口までは30分ほど、そこから滝まで45分ほどのコースです。
「ワイカト川」というニュージーランドで1番長い川のすぐ横を歩いていきます。
川の水が透き通っていて、きれいな青色でした。
そして、フカ滝に到着!
水が本当に美しい水色で、とにかく感動しました。
水量も多く、間近の橋から見れるため、迫力がありました。
そのままコースを最後まで進み、車道を通り、次の目的地の「クレーターオブザムーン」まで歩きました。
地熱エリアにウォーキングコースが整備してある観光地で、10ドル払って入場。
入るとすぐに、地面から湯気が立っていて、わくわくしました。
湯気が体に当たると温かく、温泉の硫黄の匂いがしました。
大きなクレーターが3ヶ所間近で見れ、めちゃくちゃ感動&興奮しました!
クレーターからは特に多くの湯気が出ていて、地面が削れているところは赤やピンクに染まり、地球の偉大さを感じました。
ちなみに、赤やピンクになっているところは、昔マオリ族が染料として、メイクの原料やカヌーの色塗りに使用していたそうです。
また、泥のクレーターでは、泥の水溜まりからバブルが出ては弾け、を繰り返していて、夢中で眺めました。
地面から30センチ下は98℃あると説明書きにあったので、沸騰している泡だと思っていましたが、翌日タウポ博物館に行って正解を知りました。
泥のプールは、雨が粘土質の土に溜まって泥となり、地面の奥で溜まった二酸化炭素や硫化水素の逃げ道となっている。
バブルはガスだったのか!なるほど!面白い!と、また1つ物知りになりました。
地熱地帯特有の苔や植物の説明書きもあり、実際にその植物も探してみました。
このエリアの3キロ下は300℃、6キロ下はマグマだそうです。
単純計算で、1時間半歩き続ければ、マグマに着いちゃうじゃん!
そんなことをイメージしてうきうきしました。
ゆっくり説明書きも熟読しながら、満喫しました。
こういう場所に来るのは初めてだったので、驚きや興奮、感動しましたし、新しい知識もゲット出来て嬉しかったです。
また滝のトレッキングコースを引き返して、中心部に戻りました。
スーパーでお弁当を購入し、タウポ湖の近くで食べました。
そのままゆっくり、夕暮れに変化する空を眺めていました。
寒くなったのでホステルに帰宅し、2日目終了。
4万歩近く歩いたので、足の疲労が凄まじかったです。
翌日、今日はヨットのツアーを予約しておきました。
その前に美味しい朝ご飯を求めて、湖の目の前のカフェへ。
チキンとクランベリーのタルトと、フラットホワイトを注文。
とても美味しく、活力が出ました!
私は旅行中、朝ご飯はカフェで優雅に食べるのが好きです。
エネルギーチャージはもちろん、リラックスして1日をスタート出来るので、心にゆとりが生まれます。
キャビネットに並んでいる中から選べば、値段もお手頃価格です。
ニュージーランドのカフェが朝早くから営業してくれているおかげで、すっかり朝カフェが大好きになりました。
集合場所の船着き場に行き、名前を告げてヨットに乗り込みました。
目的地までキャプテン兼ガイドさんが、タウポについて解説してくれたり、鴨に餌やり体験をさせてくれました。
海かと思うほど大きい湖で、とにかくまったりリラックスして乗っていました。
お目当てのマオリ彫刻岩に着くと、大まかな概要や、周りの小さな彫刻の意味なども解説してくれました。
彫刻はかなり大きくて、迫力ありましたし、これを彫ったのすごいな、と感心しました。
ホステルに帰ってから、この彫刻について調べました。
1950年ウェリントン生まれの彫刻家が、祖母の依頼で先祖の似顔絵を彫刻することになり、お目当ての木が無く、直感で湖に飛び出し、4人の彫刻家と共に4年かけて手彫りで完成させたそうです。
またまったりと湖を進み、船着き場に戻ってきました。
有名なマオリ彫刻岩が見れて満足でしたし、初めてヨットに乗れてとても楽しかったです!
近くにタウポ博物館があったので、ふらっと立ち寄りました。
5ドルで入場、親切な受付の方と少しお喋りし、マップを渡してもらいました。
小さな博物館でしたが、マオリの伝統的な家や古いワカと呼ばれるカヌー、また数々のマオリに関する展示物があり、かなり充実していました。
じっくりと説明書きも読み込み、とても勉強になりました。
特に古いボロボロの木の、大きなカヌーが印象的でした。
タウポの地熱地帯の解説や、ニュージーランドの鳥についてのコーナーもあり、興味深くかなりためになりました。
今まで博物館では解説は一切読まず、展示物だけさーっと見て回っていたのですが、今度からしっかり解説も読み込もうと思いました笑
タウポ湖の周りに整備されたウォーキングコースがあったので、のんびり歩きました。
多くの人が歩いたり、ランニングしたり、自転車に乗ったりしていました。
途中、湯気が出ていて、底も変色しているゾーンがあり、触ってみるとかなり温かくて驚きました。
地球って面白い!
翌日、15時半にロトルアに向けてバスで出発するので、それまでのんびり過ごすことにしました。
チェックアウトしてスーツケースを預かってもらい、とりあえず朝ご飯を食べにカフェへ。
サーモンとチーズのタルトを美味しくいただきました。
タウポ湖の周りのウォーキングコースに向かいました。
ちょうどいい芝生を見つけ、寝っ転がったり手帳を見返したり。
好きなだけ寛ぎ、なぜか急激にお腹も減り寒くなってきたのでまたカフェへ。
カボチャのタルト、美味しかった!
外はもう日差しが出てこなそうだったので、このままカフェで寛がせてもらい、バス停へ向かいました。
タウポの中心部はかなり栄えていて、安い大手スーパーや用品店、銀行などもあり、生活しやすそうな街でした。
少し外れれば滝や自然もたくさんです。
また、湖は大きく、透き通っていてキレイでした。
トンガリロ国内公園でトレッキングしたかったのですが、山が閉じている期間で出来ず、残念でした。
そういったオフシーズンだからか、ホステルは5人部屋を予約しましたが、3泊とも私と働いていたイタリアの方2人のみで、のびのびできました。
やりたいことは全部やりましたし、のんびり過ごせて大満足でした。
次はロトルア!旅は続きます!