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富士山マラソン2024

先日、富士山マラソンに初めて参加してきました!
私たちは前泊して、マラソン後すぐ帰宅の日程でした。
ニュージーランドでワーホリ中に、姉に富士山マラソン・河口湖女子1周17キロに誘われ、即ランニングシューズを購入。
それまで、マラソンには全く興味なかったのですが、誘われた時に「よし!やりたい!」と思ったからです。
その時テカポに住んでいたのですが、1件だけスポーツ屋さんがあって助かりました!
早速8キロを週5で走ったら膝を壊し、完治まで3週間かかりました笑
その後ワーホリ中は週1-2ペースで走り、旅行中は全く、実家に帰ってからはたまーにちょこっと走っていました。

マラソン前日、観光Dayです!
山梨は良いお天気で、富士山もはっきり見えました!
久しぶりに間近で見る富士山は、大きくて圧巻です。

まずは、ほうとうランチで腹ごしらえ。
ほうとうは初めてで、麺の太さに驚きました!
もちもちとした食感が楽しく、野菜もたっぷり入っていて、お腹いっぱいになりました。

河口湖沿いをのんびりウォーキング。
湖、山々、富士山、どのポイントからも最高すぎる景色でした!!
紅葉もちょうど良い時期。

「大石公園」に出たので、ホットココアと手作りラベンダークッキーで休憩しました。
恐ろしい程、人がいました笑

夜ご飯を食べに、「ほうとう不動」へ。
かなり早めの時間にも関わらず、並んでいました。
待っていると、ユニークなおじさんが席へ案内してくれました。
「さっ行きましょう!」
私が先に入り店内を見渡していたら、肩をポンポンと叩かれ、「こちらです!」と先導してくれました。
ほうとうと、瓶ビールを1本頼みました。

ランチのほうとうより細めで、これまた野菜たっぷりの美味しいほうとうでした!
たくさん歩いた体にビールが染み渡ります。

スタッフさんたちが皆さん大きな声で、元気よく接客されていました。
海外からのお客さんもかなり多く、彼らも間違いなく、接客のクオリティに感動したと思います。

姉が予約してくれていた宿まで遠かったので、タクシーを呼ぶため電話をかけまくりました。
ほうとう屋さんへ向かっている時、道路がすごい渋滞で、車が動かなくなっていました。
その影響でタクシーも動けなくなっていたり、出払っていて空車がなかったり、渋滞のため河口湖方面は向かえないと言われたり、断り続けられました。
また、電話が繋がらない会社もたくさんありました。

姉とかわりばんこで電話をかけ続け、私がかけたタクシー会社さんが対応してくれました。
「30分~それ以上迎えに時間がかかるかもですか、それでもいいですか?」
「全然大丈夫です!お願いします!」

外は寒かったので、暖をとるためのドリンクを買いに、コンビニへ。
ゆっくり店内を見て回り、暖かいゆずレモンをチョイス。
指定した場所のベンチで待っていると、すぐにタクシーが来てくれました!
30分より明らかに早かったので、有難かったです!
運転手さんもとても感じの良い方で、安全に快適に宿まで送っていただきました。

宿に着くとすぐにドアマンの男性が迎えてくれ、荷物を先に部屋まで運び入れてくれました。
チェックインの男性も、丁寧な優しい方でした。

部屋の前に到着すると、ちょうどドアマンの男性が荷物を運び終えて出て来るところで、彼はドアの少し手前で靴を脱いでいました。
普通に玄関で靴を脱いでもいいのに、そんな気にしないのに、と申し訳なくなりましたが、彼のプロ意識に脱帽でした。
お客さんと鉢合わせしないかもしれないのに、人目があっても無くても同じ事が出来る人って、カッコいいですね。

とりあえず浴衣に着替えて、楽しみにしていた温泉へ。
ちょうど夜ご飯の時間だったようで、私たちの貸し切り状態でした!ラッキー!!
真っ赤なワイン風呂、ノーマルな温泉、寝そべれる露天風呂、ミストサウナと、余すこと無く楽しみました!
特にワイン風呂は珍しく、ブドウの香りが心地よくて癒されました。
ちょうど上がろうとした頃、夜ご飯を終えたお客さんがパラパラ入ってきました。
ほぼ貸し切りで広い温泉を楽しめ、最高でした!!

外へ出て、待ち合わせスペースにあったブドウジュースを何杯も飲みました。
これがまたブドウが濃くて、すごく美味しかったです。

姉が卓球が出来るみたいと調べていてくれたので、共用スペースに向かうと、男性グループが2台の卓球台を使っており、あきらめて引き返そうとしました。
すると呼び止めてくれ、壁にあった台を出してくれましたが、卓球台ではない別物だったため、使っていたうちの1台を譲ってくれたのです!
なんて優しいんだ~!!
しばらく卓球を楽しみましたが、温泉から上がったばかりだったので、汗だくになってしまい切り上げました笑
何度もお礼を言って、再び温泉に私だけささっと浸かってきました。

ようやくお部屋でゆっくり寛ぎます。
コンビニで買った信玄餅と、その棒状のお菓子を1つずつ食べ、残りは山分けしてそれぞれのお土産に。
今日撮影した写真を見返し、思い出に浸って就寝。


いよいよマラソン当日です!!
今日も無事、天候に恵まれました!
宿からはスタート地点が遠かったのですが、有難いことに送迎バスサービスがあり、早起きして利用。
スタート地点の向かいの喫茶店が休憩所になっており、そちらでスタート時間まで休ませてもらいました。
まずはフルマラソン組がスタートです。
すごい人の量で驚きました!
アナウンスによると、日本人は約4000人、海外からの参加者は約7000人だそうです。

クロークに荷物を預け、スタート位置へ移動。
いよいよ開会宣言が始まり、テンションも爆上がり!
周りの皆さんも、拍手したり歓声を上げたり。
そしてカウントダウンが10から始まり、ついにスタート!!
人の流れに乗って、ジョギング程度の早さで進みます。

昨日覗いたお店の前や、ウォーキングした橋を走ります。
姉とずっと併走しながら、たまにちょこっと話したり、記念に写真を撮ったりしました。
どこを走っていてもずっと景色がきれいで、最高に爽やかな気分になりました!

トンネル内も走りました。
中では声が反響するため、歓声を上げながら走っている方が多く、思わず私も雄叫びを上げながら走りました笑
自分が子供に戻ったみたいで、楽しかったです!

給水ポイントが何カ所かあり、スポドリや水だけでなく、アルファベットチョコレートやじゃがりこ、羊羹やゼリー、バナナやパンなども用意されていました。
中でも1番嬉しかったのは、シャインマスカット!!
山梨県産のシャインマスカットが大量に机に並べられ、たくさんいただきました。
何粒か手に握って、走りながら食べました笑

給水ポイント以外ではずっと走っていました!
正直、15キロまでは「なんだ、余裕じゃん!楽勝!」と思っていましたが、ラスト2キロだと分かると急に足が重たくなり始めました。
前ももが張り、足の運びも重く、疲労がどっと押し寄せてきます。
あと2キロと知ってしまったからでしょうか。
知らなくても疲れが出るタイミングなのでしょうか。

きれいな景色にひたすら励まされながら、ゴールを目指します。

さあ、スタート兼ゴールのゲートが目に入りました!
駅伝のテレビで見るような、左右にのぼりがずらっと並び、大勢の人がいて、実況の瀬古さんも盛り上げてくれていて、「ついにゴールだ!!」と高揚。
ゴールの間際は姉と大きく両手を挙げ、笑顔でゴール!!
いや~達成感、半端なかった!!
すっっごく嬉しかったです!!
ただただ「やった!やり切った!」と、最後まで走りきった自分を誇りに思い、足の疲労感が心地よく、とにかく最高の気分でした!!

流れに沿って奥へ進み、ペットボトル飲料、そして制限時間内に完走した人のみがもらえる、タオルとメダルを受け取りました。
その地域の子供たちでしょうか、小学~中学生の子たちが「おめでとうございます!お疲れさまです!」と言って、笑顔で渡してくれました。
嬉しくないわけがない!!
タオルもカッコいいですが、何と言ってもメダル!
大きくて、ずしりと重みがあって、デザインも素敵で、富士山型で。
本当に走りきったんだ。
ひしひしと実感出来ました。

辰年だからか、タオルもリボンも緑色!
生粋の緑色好きとして、めちゃくちゃ嬉しい!


制限時間は3時間で、私たちは2時間20分程で完走しました!!
今回は私が初のマラソン参加だったので、「制限時間内にゴールして、タオルとメダルをもらう」が私たちの目標でした。
それが余裕で達成できた喜び!!
最高以外の何物でもありません。

クロークで荷物を回収、すぐに電車を乗り継ぎ、夜9時頃、無事に実家に到着しました。
翌日、余韻が残っているうちに、手帳にマラソンで得た気づきを書き記しました。
ここにも、そのまま書き記しておくことにします。

マラソンは、人生そのものだと感じた。

ゴール前の、あと2キロ。
何かを達成するまでの、あと少し。
気分がドン底でまた上昇するまでの、あと少し。
そのあと少しが1番きつい、踏ん張りどころ。
そこを乗り越えられたら、ゴールに辿り着ける。

きつくなって、初めて1歩1歩に集中して大地を踏みしめた。
すると、地球が押し返してくれてるようで、その感覚を楽しんでいるだけで前進していた。
人生できつい時や、何かに迷っている時でも、1日1日を丁寧に集中して積み上げること。
そうすれば、いつの間にか進んでいて、給水ポイントもあるし、ゴールにも辿り着ける。

周りの人に追い抜かれても、または突然ペースが遅くなっても、自分のペースで走り続けることが大切。
つまり、身の回りで成功者やうらやましい人がいても、焦らずに自分のやりたいこと・夢・人生にフォーカスすることが大切。

ケガや熱中症など、無理せず棄権。
心・体を病んだときは、とりあえず全てをストップ。
しっかり休養して、回復してから再チャレンジ。
体調が万全でないと、挑戦しても難しい。

道端で応援してくれる人からパワーをもらえた。
生きていれば、自分の人生を応援してくれる人にも出会えるし、その人からパワーをもらえる。

ゴールまで区切り区切り、給水ポイントで休憩。
エネルギー補給&プチご褒美で、やる気をブースト!
何事においても、少なすぎず、多すぎず挟むのがベスト。
序盤は少なめでもよさそう。

ノートに印象に残ったことなどを書き留めると、「それってこういうことか!じゃあこれも、そういうことかもしれない」と、次々溢れ出てきて、結果的に深堀りでき、たくさんのことに気付けます。
特にこうした、非日常のイベントなどで得られる気付きは、本当に貴重だと感じます。

感じたことを、すぐに書き留めること。
そこからさらに、時間をかけて深掘りしていくこと。

これからも、この2つを大切に、その時間をしっかり確保していこう、と改めて決意しました。

愛用の手帳と、ペンケース

たくさんの気付きをくれた、富士山マラソン!!
初マラソンは、間違いなく素晴らしい経験となりました。
参加できて、本当に嬉しかった。
ありがとう!!

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