2人の友達と再会

ウェリントンで生活し約1カ月が経過した頃、語学学校で出会った友達が、オークランドから遊びに来てくれました。

2泊3日の日程で、2日目の夜ご飯と、3日目は丸1日一緒に観光しました。

夜ご飯はフィッシュアンドチップスのお店で食べ、お互いの近況を報告し合いました。彼女はまだ学校に通っているので、学校の話を聞いて懐かしい気持ちになりました。

翌日、事前に申し込んでいた、マオリのワカ（カヌー）体験をしました。

彼女は旦那さんと一緒にニュージーランドに来ていて、旦那さんとはその日初めて話しました。優しくて、話しやすい雰囲気の方でした。

ワカの説明を受け、オールの漕ぎ方、マオリ語の掛け声をレクチャーしてもらいました。

カヌーは細長く、私たち3人、スタッフさん3人の計6人で、1列に乗り込みました。

その日は風が強く、海には出れないとのことで、湾のようになっているところでカヌーに乗りました。

天候に恵まれ、マオリ語の掛け声が楽しく、とても気持ち良くカヌー体験が出来ました。

たまにカヌーを止めて、ニュージーランドの伝説の解説もしてくれました。カヌー体験後も、近くの銅像の前で解説を聞くことが出来ました。

カヌー自体もすごく楽しく、ニュージーランドのことやマオリ語も学べ、とても有意義な体験でした。

カヌー体験の後は、レッドロックスという海沿いのトレッキングコースへ行きました。
7キロ程の道のりを、絶景を見ながら歩きました。海と山、大自然を体感しました。

道中で本当に赤い岩の一帯があり、驚きました。帰宅後、なぜ赤いのか調べたら、海の成分の関係で赤くなったようです。

実際に撮影した、赤い岩の写真です！

ウェリントン南端のため、サウスアイランドも見ることが出来ました。
海風が気持ち良く、歩きやすい、とても良いトレッキングコースでした。

旦那さんといる時の彼女を見るのが初めてだったので、2人の空気感や会話など、とても新鮮でした。旦那さんともたくさん話すことが出来て、楽しかったです。

また、卒業してから語学学校の友達に会うのが初めてだったので、とっても嬉しかったです。

それから約2週間後、もう1人別の友達が来てくれました。
ドルフィンウォッチングに行ったメンバーの1人です。

3泊4日で来ていたのですが、仕事の休みが合わずに、2日目と3日目の夜ご飯のみ一緒に食べることにしました。

仕事終わりにお店に向かおうとしたら、会うと思っていなかった場所で、お互い心の準備がゼロの状態で遭遇。
本当にびっくりしました！！

２人で驚きと再会の感動にしばし浸り、キューバストリートにある、OMBRAというレストランまで歩きました。

ウェリントンで作られたクラフトビールで乾杯し、お互いの近況報告から、これからのワーホリ計画、ワーホリ後の計画、語学学校での思い出。
美味しいお酒と料理と共に、話は尽きません。

その後、ドルフィンウォッチングのメンバーでグループLINE電話をしました。
1人は既に日本に帰国し、もう1人はクライストチャーチにいます。
タイミングがずれまくりましたが、久しぶりにお互いの顔が見れて嬉しかったです。

元々はその夜のみの予定でしたが、明日の夜ご飯も一緒にどうですか、と誘いました。
すると、ちょうど彼女もそう言おうか悩んでいた瞬間だったらしく、心の中を読んだの？と、すごく驚いていました。

ということで、翌日は私がずっと気になっていた、the libraryというバーに行きました。

カラフルな本棚や、本で作られたクリスマスツリーが飾られた、おしゃれで大人な雰囲気の店内で、テンションが上がりました！

今日もウェリントンのクラフトビールで乾杯し、またより深い話が出来ました。

すると、真ん中のステージで何やら演奏の準備が始まりました！1人ずつ増え、ドラム、コントラバス、キーボード、テナーサックス、合計4人のジャズバンドのようでした。

楽器の準備を終えると、まず一杯やってから、演奏開始。
クリスマスイブということで、ジングルベルや、赤鼻のトナカイなども演奏してくれました。

周りのお客さんたちも、聞き入っていました！

ジャズをきちんと聞くのは初めてだったのですが、かっこいいなあと思いました。
それぞれのソロパートは圧巻でした。メンバーがソロ奏者に集中し、次の流れを作っていく。難しそうだけど、それが楽しくて仕方ないんだろうな、と感じました。

ステージ間近の席だったので、生演奏を至近距離で楽しめ、とても貴重な素敵な時間でした。

そして恐ろしいことに、ジャズでお酒が進む進む！追加でお酒とおつまみも注文して、心ゆくまで音楽と、お酒と料理、そして会話を楽しめました。とてもリラックスした、贅沢な時間でした。

最後の曲は何と「A列車で行こう」でした。
私が中学生の時、吹奏楽部で演奏した曲だったので、大興奮！
最後の1音までしっかり聞いてから、バスに乗る彼女を見送りました。
最後にハグをしてくれ、また会う約束をして、お別れしました。

オークランドで出会った友達と、2人もウェリントンで再会でき、とても嬉しかったです！

会っていなかった間の友達の変化も発見でき、ただ楽しいだけでなく、刺激も受けました。

連絡したいと思ったら、すぐにする。
会いたいと思ったら、すぐに会いに行く。

こんなシンプルなことが、とても大事なんだな。
そしてそれは、実際に出来ることなんだ。
そう思いました。