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違和感を消していく

私が今住んでいる、フラットのレント契約が1月末で終了するため、その日に引っ越すことにしました。

私以外のフラットメイト2人も、そのタイミングで引っ越すことになりました。

その2人は2年間一緒に住んでいて、とっても仲良しのキウイ女子大生です。

私は内向的な性格のため、2人の仲に入っていけず、距離を置いて生活していました。

フラットは古い造りで、廊下、ラウンジ、キッチンでの会話は筒抜け。隣の部屋、向かいの部屋での会話も、かなり小声でない限り聞こえます。
2人は廊下やどっちかの部屋で話すことも多く、いつも勝手に疎外感を感じていました。

しかし、全員引っ越すことが決まったタイミングで、その2人が「もしよかったら一緒に引っ越す?滞在したい期間だけで大丈夫だから」と誘ってくれました。
せっかく誘ってくれたし、仕事も苦労してゲットしたし、と思い、「1~2ヶ月だけ新しいフラットに一緒に住みたい」とすぐに返事をしました。

そう伝えてすぐ、後悔し始めました。

なぜなら私の本心は、彼女たちと一緒に住みたくない、と言っていたからです。

嫌でも勝手に感じてしまう疎外感。

そして、1人の子の生活音がうるさいのです。
ドアの開け閉め、足音、話し声。私の部屋から、彼女が自分の部屋スマホで何か聞いている音も聞こえます。
さらに、その子が使った後のキッチンやバスルームはいつも汚い。

人と暮らすというのは、嫌でも何かしら妥協しなければならないし、良い点・悪い点、両方あるのは分かります。

しかし、新しいフラットに引っ越してまで、彼女たちと一緒に暮らしつづけたくはない。

ハッキリとそう思ってることに気がついたのは、もう引っ越し先が決まりかけていた頃でした。

実際に彼女たちは、それに向けて12月から動いてくれていて、新しいフラットが決まったと12月中旬に言われました。
そのフラットに申し込む際に、滞在期間を1ヶ月か2ヶ月か決める必要があり、1ヶ月にしました。

まあ、1ヶ月だけだし、もう腹を括るしかない。有難いと思わなきゃ。
そう思っていました。

ところが年明け早々、「引っ越す予定だったフラットを、もう1人別の新しいフラットメイトがばっくれたため、断らなければならなくなった。代わりにこのフラットはどうか?」と知らされました。

「これはチャンスだ!」と思いました。

そのタイミングで、「私はバックパッカー向けのホテルに行きます。どのくらいウェリントンにいるかも今は分からないし、安いし、職場に近いから。ごめんね、ありがとう」という内容を伝えました。

申し訳ない気持ちもありましたが、そう伝えられて、心の底からすっきりしました。

彼女たちは新しいフラットメイトと、フラットを無事に見つけられたようです。

そして私は、アコモデーション付きの仕事を探し、運良くゲット出来ました。レント契約が終了のタイミングで、ウェリントンの仕事を辞めて、新しい土地へ引っ越すことに決めました。
もし仕事がそのタイミングで見つからなければ、バックパッカーホテルに数週間滞在し、仕事を続け、次の仕事探しもする予定でした。

全てが運良く進み、気持ちも軽く、新しい生活にワクワク期待しています。


この経験から学んだことは、自分の気持ちとそぐわない状態の時、心が違和感を感じるということです。

何か違うな。
こうじゃないな。
本当はこう思うのにな。

そう感じる時、我慢する、見ないふりをする、という選択肢ももちろんありますし、そうしなければならない事もあるでしょう。

しかし、まだ変えられる機会があるのならば、違和感を消すように行動してみることが必要だと思います。

人に迷惑がかかるから、と自分の違和感を放置する必要はありません。

人に迷惑をかけてでも、自分の違和感を消すことを優先してみる。

自分勝手かもしれませんが、すごく重要なことだと思いました。

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