ブリスベン旅行記
サモアからブリスベンへ直行便で到着!
まず感じたのは「安心感」でした。
とにかく雰囲気や町並みが、ニュージーランドにそっくり!!
ニュージーランドかと思ってしまうくらいでした笑
空港から電車、バスを乗り継ぎ、ホステルへ。
チェックイン後、ブリスベンで有名な「カンガルーポイント」という名所に行きました。
途中、マフィンとイチゴをゲットして、カンガルーポイントで川と町を眺めながら夜ご飯。
川辺にはたくさんの人がいて、ウォーキング、ランニング、犬の散歩、友達とおしゃべりなど、思い思いに過ごしていました。
天気は悪目でしたが、夕日はキレイでした。
ホステルに戻り、明日の段取りを確認。
シャワーを浴びようと思ったのですが、なんと2フロア、各1つずつしかシャワールーム兼トイレがなく、びっくり仰天。
タイミングも悪かったのか、恐らく2人分、30分程待たなければなりませんでした。
このホステルに宿泊するのはこの日だけだったので、よかった~と思いました。
翌日、早起きしてバイロンベイへ出発です!
何でも、テカポで出会った、最初のルームメートがオーストラリア旅行中で、ここで会う約束なのです!
日本でいう高速バスを予約しておいたので、駅のバス乗りへ向かいます。
3時間くらいで到着し、荷物を預けにホステルに行くと、かなり早い時間でしたがチェックインさせてくれました。
キレイなホステルで有難かったです。
イギリス出身の元ルームメートと待ち合わせの場所へ行くと、あの頃と変わらない彼女の姿が。
ハグをして再会を喜びました。
町を歩きながら、居心地良さそうなカフェを探しました。
約4ヶ月ぶり、お互いテカポを去ってから今日までの出来事を語り合いました。
美味しいパンケーキをいただき、一緒にウィンドウショッピングをしました。
彼女はイギリスからパッケージツアーで来ていて、他のツアー参加者たちと海でのカヤックアクティビティを午後からする予定で、事前に誘ってくれていました。
2人で集合場所へ向かうと、彼女と同じツアー参加者が大勢いました。
もちろんその方たちと彼女は話したり、私にも挨拶してくれる方などもいましたが、どうしてもアウェイ感がありました。
というか、彼女がツアー団体で行動していることを、その時に知ったのです!
それまで、1人旅なんだとばかり思っていました。
ウェットスーツを着て、2人乗りカヤックを引いて海岸へ。
漕ぎ方や注意事項などを聞き、順番に海へと漕ぎ出します。
私が前、彼女が後ろで、浅瀬の波を越えて大海原へ!
何組か転覆してしまった、大きめの波を越えて穏やかなゾーンに無事に着くと、安心しました。
途中で何度か止まってガイドさんの説明を聞きながら、浅瀬から遠ざかっていきます。
すると途中で、すぐ近くまでイルカたちがやって来たのです!!
元々イルカが見れるツアーということだったのですが、かなり間近でイルカの姿を見ることが出来て感動でした!
また海でのカヤックは、波のおかげで少しスリルがあり、とても楽しかったです!
いったんホステルに戻って着替え、また夕方集合しました。
彼女がツアー参加者の中で特に仲の良い女の子と、夕日を見に行くので誘ってくれたのです。
その子もとても良い子で、私にも質問してくれたり話してくれ有難かったのですが、やはり3人が苦手なのと、人見知り、疲れなどが出て、あまり積極的に会話に加われませんでした。
会話の内容はほぼ理解出来ていましたが、イギリスでよく使われる単語やスラングを連発していたりと、たまに追いつけない部分がありました。
その道中や、帰り道のスーパーでも何度もその他のツアー参加者に遭遇し、その度に一定時間話すのです。
挨拶くらいにしておいて、また後でホステルで話せばいいのに、とモヤモヤしてしまいました。
私も一応ニコニコしておきましたが、私に関係ない話ばかりですし、愛想でニコニコしてないとなのが本当に疲れました。
そして、ルームメートの子と2人で1日遊べると思っていたので、正直ガッカリでした。
ルームメートに会うためと、空港のピアノを弾くためにブリスベンを選んだので、悲しい気持ちになってしまい、せっかくキレイな夕日を見てもあまり楽しめませんでした。
「また日本かイギリスで再会しよう」とハグをしてお別れしましたが、本当にそうしたいのか分かりませんでした。
もちろん勝手に「2人で1日遊べる」と勘違いしていたこと、夕日を見に行く誘いに乗ってしまったことが悪いです。
2人でランチやウィンドウショッピングをした時間はとても楽しかったですし。
イギリスの近くにもし行く機会があれば、その時の気持ち次第でまた連絡をとろうと思います。
ただ、テカポでルームメートになってくれたこと、ブリスベンでも会ってくれたことは本当に感謝しています。
翌日、また朝早く予約しておいたバスに乗り、ブリスベンへ戻りました。
駅の近くのコーヒーショップでランチとアイスコーヒーをテイクアウト、緑いっぱいの公園で食べました。
Wi-Fiが無いとスマホが使えないため、信号待ちをしていた会社員らしき方に、公園の場所を尋ねたところ、何とちょうど近くまで行くので案内してくれることに。
お礼を言ってお別れし、美味しいランチをのんびりいただきました。
そして、チケットを事前購入していた「ローンパインコアラサンクチュアリ」へ向かいます。
駅の窓口で尋ね、バス停で待っていましたがなかなかバスが来ず、心配になって隣でバスを待っていた男の子に聞いてみました。
するとすぐにスマホで調べてくれ、ここにあと20分後くらいで来ると親切に教えてくれました。
ちょうどタイミングが悪かっただけのようです。
お礼を言って少しすると、彼のバスがやって来ました。
そのまま待っていると、ようやくバスが到着し、コアラ園の前まで40分くらい、ゆったりバスに乗っていました。
ブリスベンは本当にニュージーランドにそっくりで、町並みを窓から眺めていて懐かしい気持ちにさえなりました。
いよいよ到着!
入場するとすぐにコアラが見えてきました! うーーーん、可愛すぎる!!!
コアラがこんなに可愛いなんて、想定外でした!
ナマケモノと生態が似ているようで、1日に18-20時間くらい寝ているようです。
ゆっくりとしたその仕草、草をもぐもぐ食べるところ、とにかく可愛い寝顔、その全てに癒され、1瞬で大ファンになってしまいました!!
カンガルーコーナーもあり、間近で見れました!
カンガルーもすごくリラックスしていて、可愛かったです。
入場券と一緒に予約しておいた、コアラに触れる時間になりました!
場所へ向かうと1匹のコアラが木に連れてこられ、順番に1組ずつ触ったり写真を撮ったりしていきます。
ついに私の番に!
1人だったので、スタッフさんが私のスマホでたくさん撮影してくれました。
コアラに触ると本当にふわっふわで、とっても気持ち良かったです!
スタッフさんがコアラについて説明してくれてる間中、ずっと触っていました笑
とにかく手触りが最高でした!
これを申込むのは高額で迷いましたが、貴重な体験が出来たので、予約して本当によかったです!!
その後も気が済むまでコアラを眺め、園内をぐるっと1周見て回って帰りました。
荷物を預けていたホステルに帰り、チェックイン。
共同部屋に疲れ、これで旅も最後だからと、ラスト2泊だけ奮発してシングルルームを予約していました。
部屋に入ると掃除もきちんとされており、新しいキレイなお部屋で、テンション上がりました!
何とブリスベンにはセブンイレブンがあり、そこでゲットしたご飯を食べました。
シャワールームとトイレも部屋についていたので、誰も気にせずゆっくりシャワーを浴びてベッドにダイブ!
最高でした!!
テレビをつけるとディズニーチャンネルで映画が見れるようだったので、「リトルミスサンシャイン」をチョイス。
この映画はニュージーランド、フランツジョセフのトレッキング中に出会ったパリジェンヌがおすすめしてくれた映画で、ずっと見たいと思っていました。
そしたらなんと、無料で見れたのです!奇跡!!
内容は全員問題がある家族が互いに協力しながら、ケンカもしながら、末っ子の女の子のミスコン出場を応援するストーリーで、不完全ながらも強い家族の絆が描かれた、笑って泣ける素晴らしい映画でした。
余韻に浸りながら、贅沢な広いベッドで就寝。
翌日、何も予定を入れておらず、お土産などを買おうかなと思っていました。
橋を渡って対岸の川沿いを散歩し、また戻ってきてショッピング通りをぶらぶら。
フロントの方に聞いたおすすめのお土産屋さんで、家族用のお土産を購入。
また、近くの服屋さんで気に入った柄のティーシャツを発見!
自分用のお土産として、2枚購入しました。
公園でランチにしました。
足下に大きなトカゲがやって来て、私がご飯を食べている間、ずっとそこにいました。
30-50センチくらいのトカゲで、公園やコアラ園でもかなり見かけました。
通りすがりのご夫婦が、「この子、絶対君のこと好きだね!」と話しかけてくれました。
ランチの後、また川へ向かいフェリーに乗りました。
川から眺めるブリスベンの町並みも、また素敵でした。
ブリスベンでは有難いことにバスだけでなく、フェリーも片道0.5ドルで乗れます。
同じ場所へ戻ってくるのに1時間くらいだったでしょうか、のんびり景色を眺め気持ち良かったです。
ホステル近くのセブンイレブンにまた寄って、夕飯用のおにぎりをゲット。
すぐに食べてシャワーを浴び、また映画を観ることにしました。
なんと、昨日と同じく、フランツジョセフで出会ったパリジェンヌおすすめの映画が、もう1つ無料になっていました!
もちろん迷うことなく、それをチョイス。
「LIFE!」というタイトルで、冴えない中年男性が素敵な人生を自分で切り開いていく物語でした。
2夜連続で彼女のおすすめ映画を見れて、最高でした!
ゆっくり寛いで、早めに就寝。
翌朝、朝早くチェックアウトして電車で空港へ。
空港の路線だけは、少し料金が高いですが、Uberよりは格段に安いので有難かったです。
飛行機に無事乗り込み、夕方日本に帰国。
しかし、成田空港到着と同時に偏頭痛に見舞われてしまいました。
ニュージーランドでは全くと言って良いほど偏頭痛になることは無く、またここまで深刻な偏頭痛は本当に久しぶりでした。
それに耐えながら何とか入国手続きを済ませ、スーツケースをピックアップして、成田空港近くのホテルの送迎バスに乗り込みました。
そこからの15分間、吐き気との戦いで、何度も戻しそうになりながら、やっとこさ耐え抜きました。
1人部屋にチェックインすると同時にベッドに倒れ込み、少し休みました。
軽く寝て症状もかなり良くなったので、併設されていたコンビニで夜ご飯をゲット。
野菜スティックと冷やし中華を部屋に持ち帰り、水分をがぶがぶ飲みながら食べました。
日本コンビニクオリティの高さに感動しながら、美味しくいただき、シャワーも浴びれそうだったのでさっさと済ませ、早めに就寝しました。
翌朝、また早めに起きて、朝食会場でビュッフェ形式の朝ご飯をいただきました。
日本食は何て美味しいんだ、と本当に感動しました。
ご飯にお味噌汁、魚に漬物、やっぱり自然と和風のものを選んで食べていました。
日本で働いていた頃の2社目の同期と、先輩の2人と千葉で再会。
恐らく3年ぶりでしたが、お2人とも相変わらずお元気で安心しました。
ニュージーランド、そしてこのフィジー、サモア、ブリスベンの旅行でのこと、お2人の近況などを話し合い、とても楽しく、またこうして会ってくれる方がいることに感謝しました。
上野から新幹線に乗り、バスを乗り継いで実家に到着。
上野駅で時間があったので、大好きなあんみつをいただきました!
久しぶりのあんこが、めちゃくちゃ身に染みました!
1年と、約2週間ぶりの実家でした。
そこからしばらく何もやる気が出ず、ただごろごろしたり、本を読んだりと気ままに過ごしました。
母から燃え尽き症候群では?と言われ、自分もそれに近いような感覚でした。
どことなく気持ちもふわふわしていて、現実味が無い日々でした。
3週間目辺りからようやく何かやろうという気になり、ワーホリ前の習慣だった筋トレやヨガを開始。
10/9に九州旅をスタートし、約3週間九州を満喫しました。
ブリスベンは私にとっては少し都会すぎでしたが川沿いで緑もあり、住みやすそうな街だと思いました。
バイロンベイは海沿いのリラックスした街、という雰囲気でとても素敵でした。
無事に1年間のワーホリを終え、また日本に帰って来れたことに感謝しています。
久しぶりの日本もまた、楽しみたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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