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フィジー旅行記前編

ニュージーランドを出国し、フィジーへ!
ニューカレドニアを考えていたのですが、半年前くらいに暴動が起き、ニュースを追っていましたがまだ危険と判断。
海と島国が大好きなので、フィジーに行くことにしました!

フィジーに向かう飛行機の中で、モアナを見ました。
大好きな映画で見るのは4回目くらいだったのですが、ニュージーランドでマオリ文化を深く学んだので、「これは伝統的なタトゥーの入れ方だ!」「マオリ語でもこの言葉聞いたことある!」と、数々の新発見があり、また違った角度から楽しめました。

空港に着くと、熱気と湿気が押し寄せてきました。
入国審査に向かうと、すぐ側で男性二人がウクレレを演奏しながら、歌を歌って迎え入れてくれました。
既に南国感満載で、ワクワクしました!

まずは、黄色いタクシーでバックパッカーズへ向かいます。
フィジーでは黄色いタクシーと、個人で経営している白いタクシーがあり、白だとぼったくられる可能性があるらしいです。
運転手さんと交渉次第では白でも安く乗れることもあります(1度白タクシーに乗りましたが、安めでした)。

タクシー運転手さんと会話しながら向かったのですが、英語がめちゃくちゃ聞き取りづらくて、何回も聞き直してしまいました。
そして私の英語も、何回も聞き直されました笑
フィジーの方の英語に慣れるまで、少し時間が必要だなと思いました。
しかし運転手さんはとても親切で、ホステルの最寄りのバス停や、観光地を教えてくれただけでなく、「あんまり人を信用しすぎちゃだめだよ」とアドバイスもしてくれました。

タクシーの車内から、フィジーの街を眺めました。
第1印象は、「ポイ捨てゴミが多すぎる!」でした。
道端や芝生の上など、至る所に落ちているのです。
フィジーの人たちは、大らかすぎて気にならないのでしょうか。

事前にフィジーの情報をあまり調べずに来たので、フィジーの方がとにかくたくさんいて、溢れかえっていることに驚きました。
体も大きく肌も真っ黒で、皆さんとても強そうに見えました笑
治安面で少し漠然とした不安を感じ、気を引き締めて観光しようと思いました。

ホステルに到着し、チェックインを済ませました。
受付の方はとても気さくで、温かく対応していただきました。
受付からすぐの部屋に案内され、隣のベッドではオーストラリア出身の初老の男性がリラックスしていました。
彼はお喋りが大好きで、ずっと話しかけられながら荷物を整理しました。
翌日、ドイツの女の子と「ナヴァラビレッジ」という、フィジーの伝統的な様式の家で未だに生活している、現存する最後の村に行く予定らしく、私も誘ってくれたのですぐに「行きます!」と返事しました。
正直、1人で観光するのは少し危険かも、と感じていたのとノープランだったので、本当にありがたいお誘いでした。

荷物の整理が終わり、徒歩2分でビーチに出れるということだったので、まずは近くのスーパーで夜ご飯をゲットしてから向かいました。
曇りだったので、ビーチはそこまでの感動はなかったのですが、夕暮れ時になると雲が赤く染まってきれいでした。
海を眺めながら夜ご飯を食べました。
出掛ける前にホステルでパンフレットを大量に貰ってきたので、それを見ながら明後日以降の予定を考えました。
近くのレストランで働くフィジーの男性が、私に声をかけにやってきました。
何かの勧誘かと思って警戒しながら話していましたが、ただ仕事を少し抜けてお喋りに来てくれた感じでした。
彼のおすすめ観光地を聞いたり、私のワーホリの話などをして、楽しく会話しました。

フィジー産のさつまいもチップス
美味しくて1袋ぺろりでした!

ビーチへの行きも帰りも、タクシー運転手さんたちが、「タクシー?」としきりに聞いてきます。
「ノー!センキュー」と言って全て断りましたが、すごい量聞かれたので、とても面白かったです。

ホステルに戻り、明後日ツアーに行きたくなったので、2日前までに各ホテルのフロントから予約可能と書いてあったので、パンフレットを見せながら予約してもらいました。

その時に他の宿泊者が出掛けていくところで、なんと日本の男性と判明。
彼はドイツの女の子と一緒に行動しており、その日の夜、もう帰国するところでした。
ファイヤーダンスショーがこれから向かいのレストランであるから、一緒に見に行かないかと誘ってくれました。
もちろん、見ないわけにはいきません!
彼はパッキングしないといけなかったので、一足先にドイツの女の子とレストランへ行き、フィジー産ビールを買って席で待っていました。
そこでなんと、彼女が明日一緒にナヴァラビレッジに行く女の子だと判明。
ルームメイトのオーストラリア男性から出発時間を聞いていたので、彼女に伝えました。
彼女はオーストラリアでワーホリ中で、2週間お休みをとってフィジーを旅行中、まだ始まったばかりの2日目でした。
なんとまだ20歳でしたが、落ち着いていて大人っぽい雰囲気の方で、一緒にいてとても居心地良かったです。

日本人男性も合流し、ファイヤーダンスショーが始まりました。
彼はまだ大学生でした。
ご友人が先にフィジーに来ていて、何日か案内してもらい、後は1人で過ごしていたと言っていました。
彼はショーの途中でもう行かなければならず、そこでお別れとなりました。
短い時間であまり深くお互いのことは話せませんでしたが、性格の良い素直な方で、出会えてよかったです。

ファイヤーダンスショーは後半になるにつれ盛り上がっていき、最後のダンスは一番激し目でとてもかっこよかったです。
熱くて汗をかきながら、そして危ないけど、音楽に合わせて楽しそうに踊っていて、ファイヤーダンスへの愛が見ているこちらにも伝わってくるようなパフォーマンスでした。

最後には観客参加型の簡単なダンスを皆で踊り、とても楽しかったです!
パフォーマーの方々と記念撮影もしてもらえて、大満足でした!
ビールが飲み終わるまでお喋りしながらのんびり寛ぎ、ホステルに帰りました。
シャワーを浴びて部屋に戻ると、ルームメイトの男性が撮影した色んな動物の写真を見せてもらいました。
全てオーストラリアの野生の動物で、ワラビーやクォッカ、カラフルな鳥など、とてもきれいでした。
また、彼は日本に11年間住んでいる友達がいて、日本の問題点などをディスカッションしました笑
英語だと驚くほどスラスラ自分の意見が言えて嬉しかったのと、日本人でない方から見た日本の話を聞くのは面白かったです。
ただ、私の中の1日で喋る量が大きく限界を越えてしまっていたので、かなり疲れてしまいました。
こうしてフィジーでの1日目が終了しました。


翌日、ナヴァラビレッジへ向かいます。
早起きして、ホステルの庭で簡易的なカフェがオープンしていたので朝ご飯を購入。
マグカップが、まるで友達の家かのような安心感溢れる模様で、なんだか嬉しくなりました。
野菜たっぷりのサンドイッチで、しっかりエネルギーチャージ出来ました。

ドイツの女の子もグラノーラを購入して一緒に食べました。
オーストラリアの男性は朝ご飯は食べないタイプだったので、バスの時間に合わせて出発しました。
バス停でしばらく待っていたのですが、なかなかバスが来ません。
オーストラリアの男性が、近くで待っていたフィジーの女性に話しかけ、タクシーで中心地まで8ドルだったという情報をゲットし、その女性含む4人でタクシーに乗ることになりました。

この時乗ったのは白いタクシーでしたが、乗車時に8ドルと確認したので、きっかり8ドル、4人なので1人2ドルと、お得に乗れました。
街のバス乗り換え場所に到着し、ボロボロの10人乗りくらいのバンに乗り込み、次のバスターミナルへ向かいます。
シートの皮も剥げて、窓も薄汚れている、かなり居心地の悪いバンでした。
そして南国っぽい音楽が、休み無しで流れていました。
しかし、そういった経験は初めてだったので物珍しさが勝ち、わくわく楽しめました。

バスターミナルに到着、このターミナルはすごい大きさで、すぐ近くにマーケットもありました。
バス出発まで時間があったので、マーケットを見て回りました。
色んな野菜やバナナ、パンやケーキなどが並んでいましたが、衛生管理が気になってしまい、見て楽しむだけにしました。
オーストラリアの男性はケーキを購入し、出発前に食べていました。

バス出発時刻が近づき、乗り込みました。
今度は日本の普通の路線バスの大きさですが、これまたボロボロです。
窓ガラスは全て無く、シートは剥げ、前の乗客のゴミが散らばっており、また南国風の音楽がかかっていました。
そのバスには、かなり長いこと乗っていました。
何でも、その降車システムがユニークだったのです。
乗る時はきちんとバス停が設けられていて、そこで待たなければなりませんが、降りる時は自分の降りたい場所で、バスの両脇から下がっているヒモを引っ張ればいいのです。
すると「ピーッ」というブザー音が鳴り、その場所でドライバーさんが停止してくれます。
数メートル進んだところで止まったり、バス停のすぐ目の前なのに降車のため止まり、またバス停で再度止まったり。
しかもバスはほぼ満席。
というわけなので、とにかく時間がかかりました。

南国風の音楽も聞き飽きてきた頃、次のバスターミナルに到着。
ここは先程よりも小さめですが、またマーケットや屋台が並んでいました。
今回は最後の区間ですが、バスが1日2本しか走っておらず、ちょうどいい時間がなかったため、タクシー乗り場へ向かいます。

赤い軽トラの後ろに、屋根がついたタイプのタクシーでした。
一応シートが両サイドにあり、そこに座って天井からむき出しのパイプに掴まりました。
オーストラリアの男性が値段の交渉をしてくれ、いざ出発。
最初は舗装された道だったのですが、すぐに砂利道になり、凄まじい振動が。
あまりのすごさに、皆で顔を見合わせて笑いました。
タクシーの後ろは覆いがなかったので、そこから景色を眺めていましたが、独特な見たこともない景色でとてもきれいでした。
軽トラの荷台に乗り込み走行するのは、もちろん初めてだったので、とても貴重な体験が出来て嬉しかったですし、とても楽しかったです!

いよいよ、ナヴァラビレッジに到着!
長い道のりでした。
到着した途端に、子供たちがたくさん押し寄せてきました。
「どこから来たの?」
「名前は?」
「何歳?」
観光客が物珍しいのか、興味津々でたくさん質問されました。
そして、小さな子供たちが当たり前のように、英語で話しかけてきてくれたことが驚きでした。
みんなとてもいい笑顔で、生き生きしていました。
彼らの写真が撮りたくなり、許可をとってから伝統的な家の前に並んでもらい、パチリ。
とても良い写真が撮れ、私の宝物になりました。

村の村長に挨拶し、入場料で20ドルずつ、またガイド料として5ドルずつ支払いました。
ガイド係の女性が、村をぐるっと案内してくれることに。
まずはゆっくり坂を下り、伝統的な家を眺めながら家々や村の説明を受けました。
日本の白川郷に似ているなあと感じました。
家は全て木や木の皮から出来ており、1つの家を作るのに1-2ヶ月かかります。
伝統を受け継ぐために、若い方と一緒に作ることで、作り方を伝授しているということでした。
村全員が家族のように生活しており、村にお風呂は1つ、トイレは2,3個しかなく、もちろん共用。
スマホは持っているそうですが、電波が届かないため、街へ出た時しか使用しません。
伝統的な家の後ろに、トタン板で作られた家もあり、西洋文化が伝わったときに建てられ、電気はそこにしか通っていません。
(伝統的な家に電気が通っていると、燃えてしまう可能性があるからです)
坂の下には美しい山が広がっていました。

家の中も見学させてもらいました。
中は不思議と涼しく、大人や年配の方たちがたくさん寝っ転がっていました笑
私たちが入ると起き上がり、1人ずつ名乗りながら握手してくれました。

お次は坂を上り、教会と学校を見学しました。
毎週日曜日は全員で集まるという教会、そしてすぐ隣には学校。
学年毎にクラスルームがあり、1クラス20-30人程、そんなに子供がいるのかと驚きました。

最後にガイドの女性の家で「カヴァ」という、木の根っこを潰して水に溶かす飲み物の儀式があるため、参加させてもらうことに。
家の中に入ると、たくさんの男性が座っていました。
中心に大きな石臼があり、中に白い液体が入っていました。
簡単に私たち3人の自己紹介を済ませると、石臼の隣に座る男性が小さなお椀で液体をかき混ぜ始めました。
そしてそのお椀に白い液体を入れ、手渡してくれました。
意を決して飲むと、何とも言えない、植物の味がしました。
とてもまずい、とか苦い、とかでは無いのですが、その1杯を飲みきるのがやっとでした笑
少し話をして、お礼を言って家の外へ。

最後に村の写真を心置きなく撮って、待っててくれていたタクシーへ。
ガイドの女性や子供たちがお別れを言いに来てくれて、皆で手を振って見送ってくれました。

また凄まじい振動を感じながら、来た道を戻ります。
しかし今回は村での出来事を1つ1つ思い返し、感慨深い気持ちで乗っていました。
生き生き楽しそうな子供たち、ゆったりしたペースの大人たち。
みんな握手をして挨拶してくれたこと、カヴァ、伝統的な涼しい家、きれいな景色。
オーストラリアの男性が誘ってくれなかったら、絶対に行かなかったであろう、森の奥の素敵な村。

往路と同じく交通機関を乗り継ぎ、ホステルへ帰還。
オーストラリアの男性は「フィジーで1番行きたいところだった!行けて本当に良かった!」と嬉しそうでした。
ちなみに交通機関には、観光客は私たちしかおらず、他はフィジーの方々だったので、1人だったらさぞや心細かっただろうと思いました。
オーストラリアの男性には本当に感謝しています。
そして何と、翌日シュノーケリングが出来るツアーに申し込んだことを話したら、ツアーのマスクはたかが知れている、ということで、彼のシュノーケリングマスクを貸してくれることになったのです!
ご厚意に甘え、有難くお借りしました。

ドイツの女の子と、ホステル近くのビーチで夕焼けを眺めようとなりました。
その前に彼女に頼み込み、彼女のスマホからオーストラリアのビジタービザを申請させてもらうことに。
実はニュージーランド出国3日前、アプリをダウンロードし自分のスマホからやろうとしたのですが、「スマホが対応していません」と始めの段階で出てしまい、そこから先に進めなくなってしまったのです。
私のスマホは5年使っているため、古すぎなのだろうと思いました。
ホストマザーのスマホも古いと言っていたので、何とかオーストラリアに行く前に信用出来る人に頼もうとしていました。
彼女に頼むと、快く引き受けてくれ、アプリをダウンロードし申請完了。
何度もお礼を言って、ビーチへ行きました。

まだ早い時間だったので、海辺のレストランで飲みながら夕焼けを待つことにしました。
このカクテルが美味しかった!

段々と夕日が沈み始めました。
お天気のせいか、昨日とは違い、とってもキレイで感動しました。

夕焼けを待っている間にお腹が減り、ピザを注文したのですがなかなか出てきません。
結局40分くらい待ったと思います。
フィジーの人はとにかくゆったりしていて、歩くスピード、所作、全てが本当にゆっくりです。
後に知りましたが、フィジーの方々はこれを「フィジータイム」と呼んでいました。
皆がリラックスして決して焦らず、慌てず、急がず、私はフィジータイムの虜になりました!!

彼女との会話も楽しく、より深く彼女のことが知れて嬉しかったです。
キレイな夕焼けを見ながら語り合ったこと、良い思い出です。

私は同じホステルに5泊したのですが、彼女はその日が最後の夜でした。
しかし、翌日彼女も離島へ移動のため、朝同じバスに乗る予定です。
ホステルまで一緒に戻り、大充実の2日目終了。
とても濃い1日となりました。



その翌日、彼女と待ち合わせ一緒にバス停へ。
たくさんの観光客が、同じ場所でフェリー乗り場行きのバスを待っていました。
そこでなんと、彼女と同じ島へ行くことが判明!
ミラクルすぎて驚きました!
彼女はその島で4泊、私は日帰りです。
シュノーケリングの後、恐らく午後は自由行動だからその時また会おう、と約束しました。

フェリーターミナルに到着し、大きなフェリーに乗り込みます。
屋上デッキの先頭をゲット!
ゴミだらけの街中と違い、ターミナルの周りはキレイに整備されていました。
天気も良く、最高の日になる予感がしました。

出発すると、何とまた音楽が流れ始めました。
今回は南国風ではなく、洋楽でしたが、昨日全ての交通機関で音楽尽くしだったため、「フェリーでも音楽かい!」とツッコんでしまいました。

最初の小さな島が見えてきました。
島の周りだけ浅いからでしょうか、海が明るいスカイブルーで本当にキレイでした。
島には小さな宿泊施設っぽい、コテージ風の建物が数戸のみ。
あとはヤシの木と、植物のみの島で、観光客が泳いだりカヤックをして楽しんでいました。
これは私の行く島も、さぞやキレイに違いない!と期待が膨らみました。

いくつかの島でストップした後、私たちの降りる島に到着しました。
アナウンスが聞き取りづらく、ドイツの女の子が一緒じゃなかったら危なかったかも、と思いました。

島にフェリーで乗り付けられないため、フェリーまで小型船が迎えに来てくれるシステムでした。
きっと大型フェリーで乗り付けるには浅すぎるのでしょう。
無事に小型船に乗り込み、島へ向かいます。
もう海がキレイすぎて、感動しっぱなしでした。
すぐに島へ上陸し、フィジーの方々がまたウクレレと歌で迎えてくれました。
私はツアーの集合場所へ、彼女はバックパッカーへと向かい一旦お別れしました。

ウェルカムドリンクとしてマンゴージュースをもらい、グループに挟まれたカウンター席に着きました。
日程や予約したツアーごとの内容の説明を受け、シュノーケリングの同意書にサインしました。
シュノーケリング担当の男性がアジア系の若い方で、同意書を渡す時に聞いたら台湾の方でした。
「日本人かと思いました!」と言ったら、「褒め言葉と受け取っておきますね」とにっこり笑ってくれました。

水着に着替え、シュノーケリングに必要なフィンを借ります。
マスクはオーストラリアの男性から借りたものを持ってきました。
準備万端で待機していると、道具の貸し出しを終えた台湾の彼が話しかけてくれました。
お互いの名前を聞き合いました。
「僕はアッシュ。ポケモンからとったんだ」
「ポケモン好きなんですね」
彼は1年契約でフィジーに働きに来ている方でした。
彼との会話はテンポが同じくらいで、とても心地よいものでした。
アッシュというポケモンがいるのかと思ったら、後で調べるとサトシのことで驚きました。
satoshiから英語圏の方が馴染みやすい音を残してashになったそうです。
また1つ勉強になりました!

さあ、小型船に乗り込み、島の裏側付近へ移動、船を止めてそこでシュノーケリング開始!
実はこれが初めてのシュノーケリング体験だったのですが、見よう見まねでやってみました。
足はつかない場所でしたが、救命胴衣をつけていたので、とりあえず溺れる心配はありません。
それでも5分ほど溺れかけながら、なんとか慣れ始め、ようやく景色を見る余裕が出てきた瞬間、あまりの絶景に感動しました。
ピンク、オレンジ、緑、青のカラフルなサンゴ礁、そしてまた色とりどりの小さな熱帯魚。
楽園かと思いました。
そして私が申し込んだのは、小さなサメと一緒にシュノーケリング体験できるもの。
少しするとすぐにサメが寄ってきました!!
1メートルもないくらいの小さなカッコいいサメで、間近で見れて本当に感動でした!
事前に、手を差し出したりしなければ噛まれることはない、と教えてもらったので、落ち着いてシュノーケリングを楽しみました。
サメはもちろん、見渡す限り絶景で、最高のシュノーケリング体験になりました!

興奮そのままに、また小船で元いたビーチへ戻ると、ちょうどドイツの女の子が!
午後からはフリータイムだったので、お昼を食べてから一緒にビーチで泳ごうと約束しました。
台湾の彼にも、「めっちゃ楽しかったです!!最高でした!サメたくさん見れました!」と興奮を伝えました。
同意書を書いた場所へ戻ると、ランチビュッフェがもう始まっていました。
サメのシュノーケリングじゃない方々が既にランチを食べていました。
私もお腹が減ったので、すぐにビュッフェを取りに行きました。
最初のオリエンテーションの時に、日本人グループが1組いるのに気付いていました。
ちょうどそのグループ唯一の女性が目の前で料理を取っていたので、「日本人の方ですか?」と話しかけてみました。
彼女はとてもびっくりした様子でした。
「息子が1組日本人いるねって言ってたのよ。えっ、1人で旅行してるの?すごい!!」
ご両親と息子さん2人のご家族で1週間フィジーに滞在中でした。
ニュージーランドワーホリ後で旅行中だと話しました。
お互い料理を取り終わったので、会話終了して席に戻りました。
フィジー料理を楽しみ、ケーキをおかわりして食べていると、先程話した方の旦那さんが話しかけに来てくれました。
かなり私に興味を持ってくれたようで、色々質問して下さり、とても嬉しかったです。
大らかで優しそうな方で、話していて安心感がありました。
ワーホリのこと、旅行プラン、これからのこと、日本での職歴など、大まかに私の歴史を話しました。
旅先で日本人と会って話すのも、また面白いなと思いました。

ドイツの女の子がランチを終えて、私を迎えに来てくれました。
お父さんがそれに気付き、会話終了して先にビーチに行った家族の元へ行かれました。
私と彼女もビーチへ行き、シュノーケリングマスクをつけて泳いだり、浅瀬で座って話したり、ビーチに落ちているサンゴを拾ったりしました。
透き通る、まさにパラダイス!!!!という感じの海で最高でした!!!

水着から着替えて、イスにのんびり寝転がってリラックス。
ただごろごろしながら、軽くうとうとしたり、お喋りしたり。
時間はあっという間に過ぎ、帰らなければならない時間になると、またウクレレとギターでお見送りの歌を何曲も歌ってくれました。
この島にステイする彼女が本当に羨ましかったです笑
彼女とハグをして、3日間一緒に過ごせたお礼を伝えました。
旅先で出来た友達で、彼女は1番長く過ごせた方でした。
別れは悲しかったですが、私も彼女も旅行が大好きだから「絶対またどこかで会える」と感じていました。
というか、ニュージーランドやこの旅行で出会った人は、みんな不思議とまた会える気がするのです。
根拠はありませんが、そう強く感じました。

また小船で大型フェリーに乗り付け、フィジー本島へ帰りました。
フェリーターミナルからバスでホステル近くまで送迎してもらい、無事に帰りました。
オーストラリアの男性にシュノーケリングマスクを返却し、もう一度ナヴァラヴィレッジとマスクのお礼を伝えました。

夢のような海を見れて、生まれて初めてシュノーケリングにも挑戦して(しかも、サメと一緒に!)、最高の1日となりました。

後編へ続く




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