函館スプリントステークス
みなさん こんにちは。東京G1シリーズ終了しましたが、皆様馬券の方はいかがでしたか?当方は何とか5連勝で終えることが出来ました。春のG1もあと宝塚記念を残すのみ。今週はG1一休みの夏競馬を飾る函館スプリントS予想してみたいと思います。
函館・芝1200メートル
2コーナー奥のポケット地点からのスタートで、3コーナーまでの距離は約490メートル。スタートから3コーナーと4コーナーの中間付近までは緩やかながらずっと上り勾配が続く。力を要する洋芝コースということもあって、レース前半の消耗度はラップから受ける印象以上に高くなる。ただ、ゴール前の直線は262.1メートルと短く、4コーナー途中からは緩やかな下り勾配になっているので、前がよほどバテないかぎり後方に控えた馬にチャンスは回ってきづらい。このコースで信頼できるのは、激しい先行争いを耐え抜いて直線でもうひと踏ん張りできるスピードとタフさがある馬だ。純粋なスプリント能力に加えて洋芝への対応力も不可欠になる。
3歳馬が活躍
過去10年の年齢別成績では3歳馬の成績が良好。特に3歳牝馬は【3・0・1・5】の成績を残しており、昨年1番人気に応えて優勝したナムラクレアだけでなく、12番人気で勝利し高配当を演出した2016年のソルヴェイグもおり、人気の有無に関わらず注目しておきたい。該当馬は下記。
・ブトンドール
・ムーンプローブ
・リバーラ
距離短縮
前走で1400メートル以上の距離を走っていた“距離短縮馬”の好走率が高く、過去10年では距離短縮馬が毎年1頭は3着以内に入っている。具体的には、桜花賞、NHKマイルCからここに転戦してきた3歳馬や、ヴィクトリアマイル、京王杯SCから臨んできた古馬の成績が優秀。該当馬が下記。
・サトノアイ(京都牝馬S)
・ブトンドール(桜花賞)
・ムーンプローブ(桜花賞)
・リバーラ(フィリーズレビュー)
先行馬
小回りで直線の短いコースだけに基本的には前に行ける馬が有利。ここ5年は4コーナーを3番手以内で通過した馬が優勝している。展開予想の目安にしたいのが前走の4コーナーの通過順で、前走の4コーナーを5番手以内で通過していた馬の3着内率が高く、11番手以下だった馬のそれはかなり低くなっている。該当馬が下記。
・ウィズサクセス
・ウォーターナビレラ
・カイザーメランジェ
・カルネアサーダ
・キミワクイーン
・サトノアイ
・テイエムトッキュウ
・リバーラ
11番手以下だった該当馬は下記。
・ディヴィナシオン
・トウシンマカオ
・ムーンプローブ
重賞勝ち実績
過去10年の優勝馬のうち8頭に重賞の優勝経験があった。中でも2歳・3歳限定の重賞を勝っていた馬の優勝が多く、表にある通りガルボ、ソルヴェイグ、ジューヌエコール、ビアンフェ、ナムラクレアの5頭がこれに該当する。該当馬が下記。
・ウォーターナビレラ(2021 ファンタジーS)
・カイザーメランジェ(2019 同レース)
・トウシンマカオ(京阪杯)
・ブトンドール(函館2歳S)
・リバーラ(2022 ファンタジーS)
・レイハリア(2021 キーンランドカップ)
重賞
近2年の重賞成績をポイント化。高い順に。
1.ムーンプローブ(Fレビュー 2着)
2.ブトンドール(1-1-0-1)
3.トウシンマカオ(1-1-0-3)
4.ディヴィナシオン(0-1-0-1)
5.ヴァトレニ(0-0-1-2)
6.リバーラ(1-0-0-1)
7.カイザーメランジェ(0-0-0-3)
8.ウォーターナビレラ(1-0-0-3)
9.キミワクイーン(0-0-0-3)
10. レイハリア(1-0-0-6)
11. カルネアサーダ(カペラS 15着)
12. ジャスパークローネ(0-0-0-3)
13. サトノアイ(京都牝馬S 18着)
※近走成績も考慮し、カイザーメランジェ・レイハリア 3頭ここで消します。
斤量
今斤量での近2年の成績をポイント化。高い順に。
1.ウィズサクセス(3-1-0-2)
2.ジュビリーヘッド(2-3-0-2)
3.カルネアサーダ(0-1-0-2)
4.ディヴィナシオン(1-3-0-7)
5.テイエムトッキュウ(2-1-0-2)
6.ジャスパークローネ(0-0-0-1)
7.ヴァトレニ(1-0-0-1)
8.サトノアイ(1-0-0-4)
9.ウォーターナビレラ(0-1-0-3)
10. キミワクイーン(0-0-0-1)
11. トウシンマカオ(0-0-0-1)
※57kg以上での成績が(0-0-0-4)のトウシンマカオ ここで消します。
桜花賞組
今年の桜花賞組から2頭出走予定。
・ブトンドール(1:32:9)
・ムーンプローブ(1:33:9)
ちなみに昨年の優勝馬ナムラクレア(当時3歳)の桜花賞の時計が1:33:0。
順位こそ下位だが、時計だけ考慮すると、ブトンドールは遜色ない。
※脚質も考慮し、ムーンプローブ ここで消します。
調教
個人的見解で5段階評価。真ん中の「可もなく不可もなく」以外が下記。
〇:トウシンマカオ ※既に消し・ウォーターナビレラ・ジュビリーヘッド
△:レイハリア・カイザーメランジェ・ジャスパークローネ
まとめ
上位4頭 プラス ブトンドールの5頭に絞りました。
1.ヴァトレニ
2.ウィズサクセス
3.ジュビリーヘッド
4.テイエムトッキュウ
5.ブトンドール
先週まで続いたG1予想から一転、大混戦の予想となりました。まず1位が近2年で6勝をあげたヴァトレニ。昨年函館でも勝利実績もあり高めの評価をしたいと思います。1ポイント差の2位だったのがウィズサクセス。こちらは内枠更に先行脚質という点からもどちらかと言えばこちらを本命でいきたいと思います。個人的に面白いと見てるのがテイエムトッキュウ。ダート実績の印象が強い馬ですが、勝ちレースの勝ちっぷりが見事。ハマれば怖い1頭。斤量的にも有利な3歳牝馬からはブトンドールのみを加え、以上の5頭で馬券は考えたいと思います。いずれにせよ、人気薄ばっかり。当たれば面白い馬券になりそうです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?