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金鯱賞 2024

みなさん こんにちは。
今年の中長距離のエースになるであろうドゥレッツアがいよいよ始動です。昨年の菊花賞の疲れ残りが心配ですが、どんなレースをみせてくれるのか楽しみにしたいと思います。金鯱賞予想してみましょう!!


中京・芝2000メートル

コースをぐるっと1周する芝2000メートル。日本においては一般的なレイアウトだが、中京ではスタート地点がホームストレッチの坂の途中になるのが特徴で、スタート直後に上り坂を走らなくてはならない。非力な馬はここで無理をすると消耗が大きい。1コーナーから2コーナーで一度流れは落ち着くが、バックストレッチ中間からのなだらかな下り坂でじわじわペースアップしていく。勝負所の残り600メートル標識は3コーナーから4コーナーの中間あたり。スパイラルカーブであるため、コーナーの序盤は曲がりが緩やかで、下り勾配でもありスピードに乗りやすいが、412.5メートルの直線と高低差2メートルの急坂が待つことを思えば簡単には動きにくい。直線が長く力勝負のイメージもあるが、テクニックも求められるコースだ。

1番人気の馬

過去7年では1番人気が全て馬券に絡み3着内率は100%となっている。出走頭数が落ち着きやすいことも1番人気の強さを後押ししているようだ。また、2021年のギベオンを除き、単勝配当は360円以下だった。上位人気馬が強い重賞だと覚えておこう。

4歳馬が飛躍

過去7年で好走率が高いのは4歳馬。20頭が出走して8頭が3着以内に入っている。4歳馬の中でも3歳時にクラシックに出走していた馬が〔3・2・0・7〕という成績を残しているので注目したい。該当馬が下記。また、5歳馬で馬券に絡んだ8頭には、1800メートルから2200メートルの重賞で3着以内の実績があった。

・シーズンリッチ
・ドゥレッツア
・ノッキングポイント

5歳馬で1800~2200mの重賞3着実績馬

・ヤマニンサルバム

前走5着以内馬

過去7年では前走で5着以内に入っていた馬の好走率が高い。前走で6着以下に敗れていた馬からも6頭が馬券に絡んでいるが、そのうち5頭はそのレースが国内外のGⅠだった。つまり取捨の目安は、前走5着以内。ただし、前走がGⅠだった場合は6着以下でもOKということになる。該当馬が下記。

・エアサージュ(飛鳥ステークス 1着)
・シーズンリッチ(菊花賞 12着)
・ドゥレッツア(菊花賞 1着)
・ノッキングポイント(菊花賞 15着)
・ハヤヤッコ(中日新聞杯 2着)
・プログノーシス(香港カップ 5着)
・ヤマニンサルバム(中日新聞杯 1着)
・ヨーホーレイク(日経新春杯 1着 2022年)
・ワイドエンペラー(コパノリッキーカップ 4着)

連勝実績馬

過去7年の優勝馬のうち6頭に連勝経験があった。唯一その経験がなかったスワーヴリチャードにしても、デビューから4戦連続連対で、うち2戦は重賞でのものだった。過去に連勝経験のある馬、もしくは重賞を含む連続連対を経験している馬から1着候補を選びたい。該当馬が下記。

・アラタ(4連勝)
・エアサージュ(2連勝)
・ドゥレッツア(5連勝)
・バラジ(2連勝)
・ブレイヴロッカー(2連勝)
・プログノーシス(3連勝)
・ヤマニンサルバム(2連勝)
・ヨーホーレイク(2連勝)
・レッドジェネシス(2連勝)
・ワイドエンペラー(2連勝)

ヨーホーレイク

屈腱炎明けの約2年ぶりのレース。素質馬であることは誰しもが認める馬ではあるが、さすがに敷居は高い、と評価し当方は「消し」とします。

GⅠ実績

近2年のG1成績をポイント化。高い順に。
1.ドゥレッツア(1-0-0-0)
2.プログノーシス(0-1-1-1)
3.シーズンリッチ(0-0-0-2)
4.ノッキングポイント(0-0-0-2)

GⅡ実績

近2年のGⅡ成績をポイント化。高い順に。
1.プログノーシス(2-0-0-0)※昨年の同レース優勝馬
2.ワイドエンペラー(0-0-0-1)
3.バラジ(0-0-0-2)
4.ブレイヴロッカー(0-0-0-1)
5.ヤマニンサルバム(0-0-0-2)
6.シーズンリッチ(0-0-0-2)

GⅢ実績

近2年のGⅢ成績をポイント化。高い順に。
1.タガノパッション(0-1-0-0)※愛知杯
2.プログノーシス(0-0-0-1)※中日新聞杯 4着
3.シーズンリッチ(1-0-0-1)
4.バラジ(0-0-0-1)※新潟記念 5着
5.ヤマニンサルバム(1-0-0-3)

昨年の金鯱賞

昨年同レースに参戦した馬を確認しておこう。
1着.プログノーシス
3着.  アラタ
4着. ハヤヤッコ
7着.  ヤマニンサルバム

馬齢

過去10年のデータをみると、7歳以上の馬の成績が、1-1-0-23。
2015年のミトラ(当時7歳)の優勝があるものの、基本振るわない。
該当馬が昨年の上位馬だが、迷わず「消し」でいく。

・アラタ(7歳)
・ハヤヤッコ(8歳)

レッドジェネシス

重賞問わず、ここ9戦連続2桁着順。ここで消します。

調教

5段階評価。今回は〇と△。以外は3番手評価の「可もなく不可もなく」です。

〇:ドゥレッツア、プログノーシス
△:ブレイヴロッカー、ワイドエンペラー

まとめ

今回はドゥレッツア、プログノーシスの一騎打ちと予想しますが、ポイント上位4頭残します。高い順に。
1.プログノーシス
2.ドゥレッツア
3.ヤマニオンサルバム
4.エアサージュ

ポイント的にはプログノーシスが抜けました。昨年の優勝馬でもありますし、本命でいきます。対抗は昨年の菊花賞馬ドゥレッツア。斤量が心配ですが、追切を見る限り疲れは取れたと判断し、春の天皇賞の叩きとしてこのメンバーなら勝ち負けすると期待します。G1であればこの2頭での馬券になると思いますが、共に「叩き」。3番手候補として、ヤマニンサルバム、エアサージュの2頭を加えた馬券を考えたいと思います。
◎プログノーシス 〇ドゥレッツア △ヤマニンサルバム、エアサージュ

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