🐈⬛黒猫の日🐈⬛
今日は、黒猫知識について。昨年5月末に我が家に迎えた黒猫、🐈⬛くぅやん🐈⬛は、今まで黒白しか飼った事の無かったCHACHAのペット文化に大きな刺激と知識欲を与えた。
猫のコート(外皮)の色の違いは猫の性格にも通じるものがあり、私の様な猫好きは矢鱈調べたくなる。我が🐈⬛くぅやん🐈⬛の本格的ホームレスを経験してトラウマを持つ、元野良猫も、先代、先々代の猫に比べてちょっとした違いを見せてくれるので、凄く調べたもんだ。
アメリカは、世界中で一番、黒猫を殺す国だ。アメリカの猫好きが残念に思っている事実である。ハローウィンになると、野良の黒猫は殺される率が多くなる。コレは、事実であり、理由もある。
その昔、中世の法皇グレゴリーの指示により、黒猫は地獄からの使い、悪魔の化身と恐れられたからだ、と謂われる。当時、アメリカ大陸に移民した連中は非常に敬虔なカソリック信者が多かったところも理由があるのだろうが、そんな宗教的な様々な理由から、黒猫が我々の前を横切った瞬間から悪運が訪れるとされた。アメリカ国土では、黒猫は、非常に運が悪い猫ではある。
日本では、逆であり、招き黒猫は、幸せの使いだ。この文化の違いは、今では猫の愛護運動にも使われている。
そのせいか、黒猫を讃えてあげる記念日が、アメリカには二つもある。
毎年、8月17日は、黒猫愛護の日、10月27日は、黒猫愛護記念日である。アメリカの動物愛護協会はそろって、8月中旬、10月後半になると、黒猫の特別愛護について、この二つの記念日を共有する。
もう随分以前の話になるが、未だに記憶に残る悪事があった。
2008年に、フェイスブックで残虐性のある写真が掲載された。もう現在では掲載できない筈だが、当時は未だ自由にこう云う事をする奴がアメリカには多かった。
中学生の男子3人が、揃って生まれて3か月齢の仔猫の首を生きたまま切断し、猫の頭を自分の手に抱えて、自分の顔と一緒に写真に撮ったのだ。堂々と。
現在なら、これ等の馬鹿者3名は、動物愛護法に違反したとして、検挙され、少なくとも送検されるだろう。今なら、だ。
当時、誰も、そんなことを考えなかった。日本では90年代に発生した幼児殺人事件が発生したことがあり、アメリカより注意深かった。動物虐待や殺害が増えると社会的不安を増やしたが、アメリカは無関心だった。
コレが、アメリカの動物愛護団体を大いに刺激し、団体各種が何故10月27日を黒猫愛護の日に選んだかと謂えば、ハローウィン前に黒猫の生命を護る為だった。当然の事だろう。
「アメリカに生まれなくて、良かったわね、🐈⬛くぅやん🐈⬛」
と、CHACHAに謂われてみゃん♪と鳴く🐈⬛くぅやん🐈⬛。